
地球幼年期の終わり【新版】 (創元SF文庫)
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568〜2,475円
トランプ大統領の関税政策についてですが、日本の自動車をはじめとする製品は確かに不当に安いです。チートです。
日本の自動車が過剰に高性能・高品質で安いのは自動車業界の労働環境が不当に悪いせいなので、期間工などというものをやめて全労働者を正規雇用しろ、労働組合の加入率を上げて労働者の発言力を高めろ、賃金をベースアップしろ、労働時間を短くしろ、残業を禁止しろ、人員整理の解雇基準を厳しくしろ、などの要求を突きつけて、各メーカーが応じなかったら高関税をかけると脅せば日本でも支持されるんじゃないでしょうか。
これをやると人件費のコストがはね上がって、25%どころではなく値上げしなければいけなくなり、日本車の高性能低価格が維持できなくなります。
これを全製造業に対してやりましょう。
アメ車が売れないのは燃費悪いからなので、日本政府に圧力かけて石油石炭税と揮発油税と消費税の3重取りをやめさせればガソリンはほぼ半額になります。
これで燃費は倍になったも同然。
自動車本体には、排気量や重量に対して課税させるのをやめさせることで、軽自動車などというガラパゴス的な存在をぶっ殺せばいいんです。
これらの障壁が消え去ったら、超かっこいいシボレー・コルベットやDMCデロリアン、ダッジ・バイパーとかダッジ・チャレンジャーが欲しくないやつがいるだろうか?
『地球幼年期の終り』のオーバーロードみたいに、恐ろしい宇宙人が攻めてきて独裁的に支配されたと思ったら、なぜか良いことばかり要求してきて社会が良くなってしまうっていうやつ。
それをやれば良いんです。
「万博の偽ガンダムを叩いてくれ富野!」と切望していた富野信者が、富野監督が万博に前向きなコメント出したらスンとしてしまったの面白いですね。
仮に何か思うところあったとしても、自分がなんか否定的なコトを言えば立ち場を危うくする人間がいるということくらいは考えるに決まってるだろ。
ラストシューティングなら自分の部屋に飾っておけ。
他人は可動フィギュアやファンネルのように思い通りに動かないんです。
これを機に信者も富野監督というガンダムから降りて、自分の足で立ってください。
あと馴れ馴れしく頭髪のことをいうな。
パビリオン関係者の「世間様にお見せする以上は武器を持たせない、戦争モノにはしない、未来に希望を見せる」という強い姿勢が見られただけで、僕は満足です。
マーキングが地味に「SSEF」で地球連邦軍じゃないのがわかる。Special Space Entertainment Factoryですかね。
「ガンダムの宇宙世紀を"現代より過去にあったこと"と設定することで、ここから新しい宇宙世紀を始める」という展示コンセプトはフィクションとして美しいなと思いました。
現代から「ガンダムの宇宙世紀」につながると、待っているのはまず人口爆発と環境破壊、棄民政策とコロニー落としで人類の半数が死に至る未来ですからね。
ガンダムは舞-HiMEの同一線上になったということでいいどすか。
コンパニオンの服装が、なんかちょい前のサンライズ作品っぽいのがまた。
ナチスとか軍服っぽくなくていいよね。
相変わらず新作動画でモビルスーツが無駄にバーニアを光らせているのが気になりましたが、やっぱりあれは推進力とは関係ないパイロットランプ的なものなんでしょうね。
あれからGレコの設定を自分の中でリアリティのある方向で考えているですが、リギルド・センチュリーには質量保存の法則を無視して水や酸素を圧縮する技術があるならあるでしょうがないとしても、金星付近で大量の水や酸素を集めるのは鉱物の中の微細な氷を採集したり、その氷を電気分解したり、地獄のような労働が裏で行われてるのではないかと想像してしまいます。
で、誰がやってんのというと、重要度が高く危険で報われない仕事ですので、奴隷的な存在ですかね……。
人間社会には、社会的に重要度が高い仕事ほど社会的地位と報酬が低いという法則があるのですが、その矛盾がリギルド・センチュリーでは解決されているとも思えませんし。
金星の大気の二酸化炭素を還元できれば良いんですが、そんな技術がありゃあ苦労しないというか、所詮アニメの作り話なのでどう設定しても良いんですが、将来的にそれが可能になるという楽観的ビジョンをうかつに示してしまうと、そのうちどうにかなるような気がして今やってる環境技術や温暖化効果ガスの削減がバカらしくなって人類滅亡を促進してしまうという弊害があるのでそうすべきかどうかっていう。
そういう甘い発想があるから、地球がだめになったら火星に脱出すればいいとかバカなこと言い出すわけで。
まあGレコなんて誰も見てないし、影響力ないからいいんですけど、そんな悲しい結論は嫌なんですよね。
宇宙進出なんてお先真っ暗だぞというのが見えてきてしまって、深く考えないようにはっきりと描写しないで済ませたからストーリーも特にない宇宙の社会科見学で終わったのがGレコなんでしょうね。
キャピタル・タワーって、キャピタル→資本→富のタワー→富野タワーってミーン?
ヴィーナス・グロゥブ側の問題として、宇宙に適応した結果、人々の遺伝子が変異して地球の人類とは姿形が変わってきてしまうというのも、閉鎖的なグループ内で近親婚を繰り返すから特定の傾向にブーストがかかってしまうわけで、それを防ごうとしたら地球人類と時々混血するしかなくて、裏では地球でこっそり人さらい的なことでもやってるんではなかろうかとか想像してしまいますね……。
フォトン・バッテリーの見返りに、人身御供としてスコード教団が若い男女をトワサンガや金星に送り込んでいるとか……。
この辺をはっきり描いてしまえば、ベルリとアイーダが姉弟で結ばれるわけには行かないというのがストーリーと世界観でつながってきますよね。
「アッ、だから昔の宇宙人はUFOで地球人を拉致して美女とセックルさせていたのか!」と僕の中の山本弘先生が膝を打ちました。
昔の金星人のイメージって褐色肌で碧眼の美女だったけど、それってラライヤさんじゃん! とか思いついたりしてですね、宇宙から飛んできて地球人とセックルする任務に合理性でてきちゃったぞ……と夜中一人で大ウケしてました。
Gレコって昔の能天気なスペースオペラをネタとして取り入れたら、楽観的すぎる昔のSFと悲観的すぎる宇宙世紀とも違う新しい未来を探るという意味を持って(人気が取れたかどうかは別として)作っておく必要のある作品になったんじゃないですかね。
となるとラライヤ・マンデイじゃなくてフライデーにすべきか。『宇宙家族ロビンソン』的な。
肉体を捨てたジェイムスン博士とか出てきちゃったり。
ここで松浦まさふみ先生のへ理屈探検隊が報われる。
禁忌である天体観測の結果、レコンギスタ軍が攻めてくるのが分かったけど、「金星人が攻めてくるので地球の力を結束しよう」と政治家が呼びかけるのは気が狂ったと思われるし、宇宙で侵攻を阻止したら金星人が来なくなって嘘つきと呼ばれるので侵攻を許してしまうとかそういう間抜けな世界観。
そういう設定にしてしまえばユグドラシルとかいうモビルアーマーがイルミナティそっくりなのも整合性が出てくる……。
なんか楽しくなってきました。
Gレコは本編見ないで、ありえた可能性を想像して楽しむのが面白いかもしれないですね。
サルバトーレ・ガナッチが餓狼伝説に参戦!
佐村河内氏でもアマンダラ・カマンダラでもないぞ。
サルバトーレ・ガナッチだ。
喜んでるの僕だけか?
まあケツの力を抜けよ。
必殺技の元ネタはこれです。