誰か行ってきて教えて『マンガと宇宙の銀河系』 | Ноль минус пять минут

誰か行ってきて教えて『マンガと宇宙の銀河系』

あの伊藤剛先生が手塚治虫作品を語ってつまらないわけがない。

僕の宇宙論SF好きは、手塚治虫的な無限で悠久で入れ子構造の宇宙観に対する反感でできています。

手塚治虫宇宙観って、無限で悠久なのに永久ループする閉塞感があるんですよね。

この辺の閉塞感は萩尾望都先生の『百億の昼と千億の夜』にも通じるところがあるんですが。

巨大な何かに見下されているような閉塞的な宇宙観は『フェッセンデンの宇宙』の系譜にあると思います。

閉塞感の出口として『時の凱歌』を見つけるまでほんとに気分が悪かった。


理由はないけどとにかく火の鳥を殺そうとする弓彦を応援してしまう、イデオンを執拗に破壊しようとするバッフ・クランのような、超人ロックを滅ぼそうとする謎の宇宙意志のような気持ちが沸き起こるんですよ。

「死、そんなものは存在しない。この俺が死んでいくだけだ。俺は完璧に死んでみせる」という石原慎太郎的な気持ちが。

死んでも火の鳥なんかに一体化してたまるかと。

魂の自由のために神殺しが必要なんだ。

テヅカ・イズ・デッドだ。


あとあまりに人間中心すぎるところね。

ナメクジ人類可愛いのに、マサトの趣味に合わなくて否定されるのが悲しい。

だいたいあいつムーピーのタマミは偏愛するのにナメクジ人類は受け付けねえのなんでよ。

非人間生物じゃなくて美少女のガワが好きなのかよ。

藤子先生の『ミノタウロスの皿』も結局見た目だからな。


僕は囚われの身なので行けないので、自由の身の方はたくさん行って感想をアップしてください。


ウウーン、会場に行って呪いの手紙のようにみっしり感想書いて提出したかった。