映画「ディアファミリー」を見た。
事実に基づいた話の映画化で いつどれを見ても、事実に基づいた映画は感動が深い。
主演の大泉洋さんは好きな役者の一人で、探偵はバーにいるシリーズが好きだった。
最近見た映画「関心領域」「あんのこと」は簡単に感動させてはくれなかった。
そういう面ではこの映画は簡単に感動させてくれた。私は素直に感動できる映画が好きだ。
今回の映画は、町工場の社長の大泉の真ん中の娘さんが、生まれつき心臓の疾患があり手術もできない難病。
日本中の医者を回って治してくれる医者を探すが見つからず アメリカでも見つからない。
「決して諦めない」がテーマの父親だから、医学の知識などないが、人工心臓を作って治してやると娘に告げる。
その熱心さに、ものづくりの技術も必要だからと 大学の研究室が認めてくれて
一緒に開発に携わる。まだ世界でも成功してない人工心臓・・・・そう簡単にできるはずはない。
億単位の借金をし、研究に貢献し、自らも沢山の資料や本を読んで勉強する。
しかし、人工心臓ができる前に、負担のかかっている他の臓器が弱っていて、たとえ人工心臓ができたとしても生きられないと医者に言われ、家族がみんな落胆する。
そんな時、人工心臓研究チームから直ぐに諦め抜けてしまった 冷たく見える若い医者が実は誠実ないい医者だった。
彼がバルーンカテーテルの研究をしていて、娘は救えないが心臓で苦しむ人達の役に立ちたいと、彼に協力して開発製品化に奮起する。娘とのそれが約束、娘の願いだった。
研究室の光石研演じる部長?は権威主義的で、嫌味で、嫌な奴・・・・光石研は好きな役者でいい役が多いが こういう役も
上手いなあと さすがバイプレイヤーと言われるだけある。
このカテーテルで17万人の命が救われたと最後に書いてあった。(数字に自信無し)
大泉洋の SONGSや 初耳学等 面白くてたまらない。なんでこんなにポンポンと面白いことが言えちゃうんだろう。トーク番組が楽しい。
福山雅治、山崎育三郎、林修加藤浩次などと絡んでのトークは面白かった。マルチな才能の持ち主だなァ・・・・
でもこの映画では真面目一筋で ふざけたところは微塵も見せていない。
娘を溺愛していて、娘も嫌がらずに街を腕を組んで歩くと言っていた。
私も大泉洋がお父さんなら腕を組んで歩きたい。
私は面白いことが言えないから面白い人が大好き