グループとしてはかなり古い仲間で、出会ってからかれこれ50年位になる。
神奈川、東京、埼玉、千葉、
群馬とみんな離れている。
もともとは若い教師だった頃に 、
いい実践をしたいと、
大学教授のもとに集まって勉強会をしていた仲間。
今回は2人都合がつかずに4人で訪問し
御夫婦2人と６人の食事会。
長い事続けたが 全員が現場からは離れて退職してしまった。
でも何か続けたいね！ と言うことで話し合った。
私はハイキングとか、温泉の会がいいと思ったけれど 、そんな遊びではだめだと簡単に却下されてしまった。
何になったかというと、
「読書会」
2ヶ月に1度だが、その他に特別企画で
群馬に住んている人が年に2回自宅に招待してくれて、無農薬の採れたて野菜で美味しいお料理をごちそうしてくれる。
そして帰りには野菜をどっさりもらって帰る。
だからみんなキャリーケースを持っていくんだ。
今回はあまりないと言うから大きめのバッグにした。
サラダ、生野菜のスティック、きゅうり、いんげん、大根、かぶ、葉物、じゃがいもが、生や茹でただけなどシンプルな料理でこそ、
その甘さ、香り、味が ほのかに五感を刺激して体に入ってくる。
他に 鯵の南蛮漬けや 春巻き、中華おこわなどが 次々出て来て、最後は高級な国産のさくらんぼ。柿の冷凍も夏は美味しい。
訪問する仲間の一人は
いつも美味しいケーキを焼いてきてくれる。真っ赤なしそのゼリーもあった。
私の差し入れは 毎度買ったシャトレーゼのバターあんのどら焼きとグレープフルーツのゼリー。
このおうちは、建てる時に
設計師に頼んで希望を叶えた素敵なおうちで、建築の雑誌にも紹介された。
外に面した大きな広いガラスが特徴で、そのガラス戸から手入れの行き届いた広い庭が見渡せるようになっている。
個人のお庭にこんな大きなブナの木と欅の木があるお家なんてめったにないと思う。
ツツジや皐月もきれいに刈り込まれている。
草一本生えていない。
「夏椿」
真っ白い花がたくさん咲いていて 真っ先にその白が目に飛び込んできた。
庭の手入と家の中の掃除は夫の分担と言っていた。
妻は野菜作りと料理。
年に2回。ここでご馳走になり、いっぱいおしゃべりして、野菜をうんといただいて帰る・・・・それはとても
とても楽しいイベントなのだ。
次は柿の季節にキャリーケースをもって訪問する。
自宅の柿の木は台風で折れて半分になってしまった。
お隣の家が老夫婦で、もう手入れができないからと、
柿やお庭の手入れをしてあげて、その代わり柿をいただくことになっているらしいから私達はたっぷり持ち帰れるらしい。
柿は高級品だから今から
期待してしまう。
埼玉から群馬まで遠出だが
楽しい遠足のような1日だった。
じゃがいもと玉ねぎとネギをたくさん頂いた。