2024/05/16 日生劇場「この世界の片隅に」 | つっちーの日々

つっちーの日々

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久しぶりの日生劇場 

大好きなこの通りは新緑が美しい。


日生劇場は内部の装飾が好きだ。

まるでヨーロッパの古城のようで壁も天井も客席も曲線だ。そしてキラキラする細かいタイル…床は真っ赤な絨毯 


客席からは写真が撮れなかった。







 「この世界の片隅に」は
テレビドラマで見たし、映画でも観た。
だからあまり新しさを感じなくて「都民劇場の中から選んだ」というスケジュールをこなすような気持ちだった。 


 作曲はアンジェラ・アキ
ミュージカルデビュー

これからもっともっと新しい分野にチャレンジするのだろうと期待する。 


 最近は緞帳が下りていない劇場が多い。それで斬新さに目を奪われた。 

 舞台が曲がっている?
目の錯覚か? 

 平行な線を探す。やっぱり曲がっている。 

ひし形のように尖った門が前に突き出している。


 そして背景にも舞台にも何も無い。

 どんなふうに展開していくのかとても気になった。 


 始まって驚いた。

光と映像を駆使している。

舞台の床に絵や文字が現れた。 


 家の中では柱や梁が降りてきたり、

 回り舞台がせり上がって斜面になったり、
空襲では真っ赤な炎が舞台一面を覆い尽くし、
その見事な早変わりと象徴性に圧倒された。


 でも悲しいかな…
情けないかな… 

 土日の四国の山旅以来休みなく出勤していて、疲れが出たのだろう。 


 舞台装置の転換には感心しながらも、

イマイチストーリーと演技、歌には乗れずに眠気が襲ってきた。

 寝はしなかったが意識は舞台から離れてしまった。

なぜだろう? 


昨日の文楽は4時間45分
集中して見られたのに…

思うに、藤原竜也の中村仲蔵
の時もそうだったが、ストーリーが繋がらずブツブツ切れている感じがして良くなかったとブログに書いた。 


 今回もそんな感じがした。 

ストーリーを知っているから繋がったが、知らない人 、初めての人にはわからないのてはないか? 


 会話が少くて、ほとんどを歌で繋いでいた。

歌は優しくて分かりやすく
美しい。

でも会話でもう少し
説明や、気持ちを語ってほしいなと思った。 


 でもきっと疲れていて体調が万全でなかったから、一生懸命に演じていた俳優さんやスタッフさんには申し訳なかったなぁと反省している。