2024/05/13 コンサート前にコーラス仲間の当然の訃報 | つっちーの日々

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ルーティーンを崩して、目覚ましを1時間遅らせた。 


石鎚山登山から飛行機で帰って昨日寝たのは12時過ぎだから… 


 朝起きたら土砂降り! 

もしも石鎚山でこれだけの雨だったら登れてないと思う。 


 ドよよ〜ん の疲労感。
そんな中、あけた今日のコーラスのラインに、訃報が入っていた。 


 信じられないことに
コンサートで1列目、私の右隣りで歌っていたKさんが亡くなったという。 

先週元気だったのに…何が起きたのだろう… 


 仕事が終わって駆けつけても、もう始まっていた。
ちょうどKさんの事の説明が終わったところで入ったので聞けずじまい。


親しい人に聞いたところによると、 

ご主人が畑に行っている間に 、

急性大動脈解離、でベッドで亡くなったらしい。
ご主人が対面した時はもう間に合わなかった… 


 会員はみんな突然の事に
動転したり、

ショックを受けたり、呆然としたり、

お悔やみの言葉だったり、様々なラインが次々入った。 


 今日の練習で私の左隣の人は、泣いていて暫くは歌えない状態だった。 


 コンサートの司会者も、本番通りの練習のつもりなのに、 声がつまって司会の言葉が言えなくなってしまった。 


 「人間はそう簡単には死なない」 

という見方もできるが、 

「人間はあっけなく死んでしまうものだ」とも言える。 


 私はコーラス以外でのお付き合いはなかったが、パッチワークが得意で、お料理も上手だったらしく、講師級だったらしい。

またハイキングや旅行も好きで、北海道によく行くグループもあったらしい。 


 指揮者の先生も途中声をつまらせて、曲がスタートできない場面があった。


 人はこんなふうにつながり、

 亡くなると思いを馳せて
身につまされ、悲しみに沈む。 


 孤独というのは、生きているときに、

そういうのが想像できない心境のことではないだろうか。 


 コンサートの直前で、衣装も新しく揃えて買ったばかりなのに…


 私は寝不足と疲労感を振り払って一生懸命歌った。
チラチラ歌詞をみたが、基本
指揮者を見つめていた。

そして、右隣にいるはずのKさんの声が聞こえるように意識もして歌った。


笑顔の素敵な、気さくな素敵な人だった。

心から御冥福をお祈りしています。