2024/05/12 愛媛県「石鎚山」登山…1日雨の中 | つっちーの日々

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四国の山旅2日目
「石鎚山」登山


前から天気は雨だった。毎日、朝昼晩ネットで天気予報を見ていた。でもいっこうに良くなる兆しはなく、むしろ雨の降る時刻が早まっている。


 今日は6時50分にホテルを出て、バスで石鎚山ロープウェイ乗り場に向かったが、もうバスのフロントガラスには雨粒がたくさん付いていた。 



これは金属を切り絵の様に切り取ってあって かっこいい!と1枚カシャ


 山頂駅は「成就駅」
ガイドさんを紹介されて
山門まで進み、お弁当を受け取る。 



 これから本格的な登山が始まる。

丸一日、雨と風の中の登山になった。 

 

昔は修験者の修行ための登山だったが、

今は百名山で
一般登山客が大勢くるから道が荒れるらしく、すべて階段になったらしい。 


ほぼ全部、丸太か板の階段だ。土が流れてえぐられた階段をよく見るが、ここの登山道の階段はとてもよく手入れされていて歩きやすい。 


 でも雨の中、木の階段は滑りやすく、とても気を使った。 


 昨日の二人は見かけなかった。他分予想だが高松あたりの観光をして、時間になったら空港で合流するのだろう。


 御夫婦できているうち女性の方が遅れ気味で、ガイドのすぐ後ろを歩くようになったが
夫婦でこの年まで一緒に百名山にトライするなんて、 おおいなるチャレンジャー!
あっぱれ!


 強風もたまに吹いてかがみ込んだが、風は思ったほど強くはなくて助かった。 

 試しの鎖場というのがあり、 その後に

1の鎖、2の鎖、3の鎖と続くが、私達のツアーは全部巻道を行く。

晴れていたらこの鎖を登ってみたい。私は鎖場好きなんだ。 



試しの鎖



もうすぐ山頂!の写真


 ガイドに励まされて全員弥山1974mに登頂。

山頂神社でお参りした。
「無事に石鎚山頭頂できました。ありがとうございました」と心で言った時、少し涙ぐんでしまった。 






 ここの山小屋でお昼ご飯。
みんな300円で味噌汁をいただく。あったかくてホッと生き返る。 






 3の鎖は見なかったが、友達が山小屋のうしろに回ったら鎖があって撮ったという。
これが3の鎖かも。




 これでもう辛い上りはなくて私の得意な下りになるから
気持ちはルンルン。 

 でも雨はしつこく降り続け、体の中の方まで染み込んでくる。


 靴の中にまで水が入り込んぐちゃぐちゃになったのは 、槍ヶ岳以来2度目。

まいったなあ… 


 あとはひたすら温泉を夢見て木の階段ですべらないように気をつけて下る。


 私の後ろの人が
「お姉さんは軽快に歩くし」
足取りがかろやかですね
おいくつ?」と聞かれて
答えたら前を行く女性三四人が「え~~~」と後ろを振り返って何度も私の顔を確認する。 

??なにをそんなに驚いているの? わかんないんだけど… 


 下りは結構楽しくおしゃべりもした。上りはひたすら黙々と雨に耐え、登りの辛さに耐え…で誰もおしゃべりなどしなかった。 


 バスに乗る前に雨具を脱いでの片付けがおお仕事だった。
上から下までビチョビチョ
だから始末に困る。
45リッターのゴミ袋に入れる人が多かった。私は大きめのレジ袋2つ満杯。 




 椿湯でゆっくりシャンプーしたり洗ったりお湯に浸かったりできた。 


 家についたら多分11時半。明日は仕事。午後コーラスの練習。


四国の空港は、高松と徳島が視界不良のため欠航。もう飛んでくれるどけでいいわ


帰りの山手線でこれを書いている。


うーん、私、頑張ったよね

他の人もみんな本当に頑張ったと思う。