2023/12/08映画「窓ぎわのトットちゃん」 | つっちーの日々

つっちーの日々

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映画「窓ぎわのトットちゃん」を見た。
金曜日がほとんどの映画封切りなので今日が初日だ。
嬉しい金曜日の午後の映画は二乗の嬉しさだ。

本が出てから沢山映像化の話が持ちかけられたがすべて断ってきたと話していた。
それは映像化が難しい事と
想像を膨らませて読んてほしいとの願いからだった。
それが映像化を許したのはなぜか…成功したのかとても気になった。

初めは声の幼さと、絵の人形っぽさが鼻についたが、見ているうちに気にならなくなり、その天真爛漫さがこの小説の真髄だったなと納得できた。

派手なテクニックを使った映像のアニメが最近多いが
戦争時代に相応しく、レトロな抑えた色調は 懐かしく優しく心に染み込んてくる。

特に筆使いまで見えてくるような水彩画に目を奪わた。
葉っぱの一枚一枚、石段や屋根瓦の影など細かく見入ってしまう。

私の田舎の生活とは比べ物にならない
当時の言葉で言えばハイカラな黒柳家の生活。
知性と教養のある優しい両親…

そんな環境でたまたま出会えたトモエ学園で
トットちゃんは尊敬できる小林先生と出会い、沢山の仲間と出会った。

その学園での日々が 大人をも感動させるアニメに仕上がっていた。
特に小児麻痺の、山本くんとの関わりは映画のテーマになっている。
まさかまさか何箇所かで涙ぐみそうになったことに自分で、驚いた。

林先生の初耳学で徹子さんがゲストの時、二人の会話がとても面白かった。
その中で徹子さんが何回も繰り返していた言葉が
「戦争は絶対にいけません」だった。
それが この映画の中心を流れる大河だと思う。

徹子の部屋は毎日録画予約していて
帰ったら 朝ドラと徹子の部屋を見るのが習慣になっている。

初耳学の中で
「俳優が憧れる俳優ランキングの第一位が黒柳徹子さんです」
と紹介したら「信じられない」と言いながらも嬉しそうだった。

ユニセフ親善大使の文や映像は世界を教えてくれた。

本当に百歳まで徹子の部屋が続くことを祈っている。