昨日の雪で予定していたフィヨルド観光がラーガルフリョゥト湖へのドライブに変更になった。フィヨルドへ行く道が雪と凍結で危険と判断されたためだ。ネットで道路の状況がアプリで色分けして教えてくれる。いかにもアイスランドらしいシステムだ。
宿泊したホテル‟Hotel Breiddalsvik”
ホテルの朝食はごく普通だが美味しかった。
フィヨルドは湖へ行く途中でも見られた。
フィヨルドの奥深い静穏な海にはいくつかサーモンの養殖池が浮かんでいた。
道路脇、山上には昨日の雪が残っている。
内陸の湖に向かうために峠を越える。秋の黄葉を見に来たのに、9月の末に雪が降るのを見るとは予想外だった。バスのドライバーも降らないわけではないが、これほど降るのは珍しいと言っていた。
ラーガルフリョゥト湖は長さ25㎞ほどもある細長い湖である。天候も悪かったので、残念ながら風光明媚というわけにはいかなかった。
『リュカンディの滝』
湖観光は目的地のフィヨルドが行けなくなったから仕方がないが、ちょっと取って付けたようでいま一つだった。
昼食は、スープ、白身魚(たぶんタラ)、ムース。
次は、本日の一番の目的地のデティフォスの滝に向かう。途中高度を少しあげて、雪景色の広がる黒い台地を通過した。雪がまだらに美しく積もった壮大な溶岩台地だ。山々はそれほど高くなく標高1,500m程度なので台地の標高も1,000mほどだと思われる。
中央遠くにデティフォスの滝から水しぶきの上がるのが見える。
駐車場から滝へは少し歩く。
『デティフォスの滝』
横幅は100mもあり、ヨーロッパ最大の滝だという。ただ展望地があまりよくなく、全貌が見にくい。
もう一つ近くにセルフォスの滝というのがあって、少し時間があったので徒歩だがそちらにも行った。
『セルフォスの滝』
こちらの方が正面から見られて、姿がいい。両岸にはびっしりと垂直に屹立した柱状節理が見られる。
もくもく勢いよく立ち昇る水蒸気は地熱発電所からのものだ。
宿泊したのはFOSSHOTELチェーンのホテルでなかなか快適だった。
『FOSSHOTEL MYVATN』
夕食はトマトスープ、ラム肉、ムース&アイスミヴァートン。
お酒はとても高いが、昼、夜と食事のたびに飲んだ。お客さんの中には、「よくそんな高い酒を飲むね」みたいなことを言う人がいたが、私の勝手だ。
ラム肉は臭みもなくとても美味しかった。