呼吸法（プラーナーヤ―マ）は私たちの心と感情を落ち着かせ、穏やかに生きるために大いに役立ちます。
息を吐くと脳が空っぽになり、エゴが静まり謙虚な気持ちが生まれます｡それと同時に、体内の毒素が排出に向かいます。それは、新鮮な酸素が体の内に入るという循環機能的な意味合いにとどまらず、憤り、怒り、妬み、恨みなどのネガティヴな感情を一掃し、リフレッシュしてくれるのです。
呼気は、自己放棄の気高い行為であり、自分の心のなかに鬱積しかけた陰鬱な気分を棄て去ることが可能になります。
ゆっくりと、最大限に息を吐く。そこで息を止めて、さらに息を吐く。
深い呼吸が習慣的に出来るようになると、心のなかに張りつこうとした悪い感情も克服でき、自信が甦ります。
