心の明るい人は、自信に満ちた生命の躍動感とオーラがありますが、暗い心の人には不安と不満、傲慢、抑圧などのネガティヴな感情しか生まれません。
ひどい場合には、人間としてのコンプレックスと〝自信のなさ〟が「自己中心的な見方」に変わり、他人に対する攻撃性と服従の強要につながるのです。
このような我の強いタイプの人が一旦、集団のリーダーになると、歪んだ権力志向と反社会的な行動によってトラブルが続出し、被害者が絶えません。
〝独裁者〟を気どる小心者の狂気は不安の表れであり、「貧しい知性と自信のなさ」の裏返しなのです。
ヨガは人が生きていく上で、〝自分との向き合い方〟がいかに大切であるかを教えてくれます。
Before peace between the nations, we have to find peace inside that small nation, which is our own being.
国家間が平和である前に、私たちは自身の存在である〝小さな国家〟即ち、心の内に平安を見出さなければならない。~B.K.S.アイアンガー~