ヤクのThe life with Paddling -4ページ目

Payette River Games 初日

いよいよ大会初日の朝。
ルーティーンの早朝散歩から戻るとコーヒーのいい香りが。BoardworksのSpencerが部屋の前でドリップ中、美味しいコーヒー頂きました(^ ^)
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アメリカ人のこういうライフスタイル本当に良いですよね。キャンパー仕様にカスタマイズされたエスティマの後部は半分ベッド、半分荷室。
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ハッチを開けると綺麗に整理されたキッチンになっています。家具職人の友達と1日で作ったそうです。

コースへ行くと既に選手達がコースに入っていました。昨日は無かったブイが設置され、ある程度レースコースが明らかになったのでそのポイントとなる場所を把握、調整内容のプランを立てます。
僕は何時も余計に漕いでしまうので、今回はコースクローズの1時間前からコースインし1時間以上は漕がないようにしました
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調整とはコースをクリアするための方法を確認することです。先ずはセッターが何を考えこのコースを作ったかをイメージした上で攻めどころと守りを明確にします。
コースをセクションで区切ったら方法のバリエーションを試します。一つの方法をトライするのは失敗しても2回まで。失敗の原因を正確に汲み取り修正し、同じ失敗を繰り返さないようにテンポよく作業を進めていくのが川のレースでは、特にレース前の調整では重要です。

レースの種目は2つ。決められたコースを一人づつ漕いでタイムを競うSUPerGと、数人同時スタートのヒートでコースを下りラインを奪い合いながらゴールを目指すCross。SUPerGはスピード感、Crossは駆け引きが見どころ。両方に必要なのは川を見抜く力、正確な技術と漕力、そして何よりしっかりとしたレースプランです
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スタート後最初の核心部。
この場所は波を越える位置と角度が重要、もう越える前のこの場所から越えた後の軌道が決まってきます。
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Crossの予選。ブイの手前側を通るセットですが、先程の選手(Fiona)は波を越える位置と角度を誤りオーバーラン、其処へ後から来たAnnabelが正しい軌道で追いつきました
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一気に並びかけ、2艇もつれて次のブイへ
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次のブイもトリッキーな位置にあります。ブイを目指していくと右方向へ流されてしまうので、ブイを目指すのではなく正しいラインをトレースする。事前に川の流れをよく観察し、こういう状況もイメージしておいた上で何処で抜くかのプランを立てておかないと2人で共倒れになってしまいます
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二人は流石に海のトップクラス、この後縺れながらもコースはクリアして行きました。
こういった急展開と抜きどころの多さがリバーSUPクロスのエンターテイメント的な魅力です

スタートからゴールまで、コース全体が見渡せるメインスタンド。
平日でしたが、選手以外の観客も多く集まっていました
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因みにブイの手前であればどちら方向からでも通過可能、このヒート先行されたアテネオリンピック・カヌースラローム銀メダリストのレベッカ(手前)が先行をパスしたシーン。実はこの場所の手前から前の選手がオーバーランし下流方向から通過すると予測して通常よりも手前側へ入るように軌道を調整していたんです。
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リバーレースは漕力よりも観察力やレースプランのバリエーションなど柔軟な思考が重要です。

会場を盛り上げるのに大きな存在であるMC
プロkayakカーのKen Hoveとオーシャンを熟知したDave Kalama、マネジメントを担当するDan Gavereの絶妙なコンビネーション。
その横で一日中会場全体に気を配る主催者でメインスポンサーのMark Pickard。
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「このスポーツを盛り上げたい」この人達の想いから多くを学ばせていただきました。


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調整練習の日々

レース前の練習は動きの確認と実戦練習がメイン。午前中に動き確認を、午後はフルコースの実戦練習を行い、夕方は漕ぎの確認をコンディショニングメインで漕いでいます。

練習は日本にいる時と同じルーティーンで。まず、水を感じることから始めます。
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NaishのTobyとStarboardのGiorgioも一緒に僕のルーティーンに付き合ってくれました。朝だと風も無く気持ちの良いパドリング環境(^ ^)

コース上流のトロ場を漕ぎ上がり、この土地に挨拶しながら一漕ぎ一漕ぎ水を感じてストロークも確認します。
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先ずは自分の身体と対話、そして水との対話、最後に土地のエネルギーとリズムを全身で感じます。

儀式が終わるとギアを装着、ホワイトウォーターの世界へ!!
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静から動へ変わる時。
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しかし決して戦うのではなく、水の流れや波動の中にスーッと入れてもらうような感覚
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水のエネルギーやリズムに自分の呼吸を合わせながら流れの中に僕のラインを描いていきます
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受け入れてもらえるときもあれば、弾かれてしまう時もある。
この土地の波動やリズムは毎日、比較的一定ですが僕自身の状態が変化する事の方が多い。なので、朝起きてからのルーティーンで心や身体の状態を確認することが重要。昨日に食したものや、就寝前に考えていた事も朝の状態に影響します。

GiorgioとTobyも練習を始めます。流水に馴染みの薄い彼らもとにかくこの場所のエネルギーを身体で確認。
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川が初めてとは思えない適応力
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流れを掴んだり、横断したり、乗り越えたりをひたすら確認。最後に自分が決めたラインを通しで下っていました

練習が終わるとこの場所一番のドロップでサーフィンを始めるGiorgio。
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「乗れるわけない!」と思っていた波を10フィート以上のボードで簡単に乗ってしまう。流石プロサーファーです。

僕もレースで使えそうな波は確認目的でサーフィンします
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川の波はフェースの角度やパワーがほぼ一定で変化しないので、レース前に必ず確認しておけば当日も水量が同じであれば変わりなく乗れます。こうした一つ一つの要素を事前に確認しておくことがリバーでは本当に重要です

Giorgioの妹、Izziちゃんが登場。若干14歳の彼女は先月メキシコで行われたISA世界大会のウェーブ種目でチャンピオンになった若手期待のホープ
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ねぇ、あそこどうやって行くの?
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こうやってボードを差し込んだら乗り越えていくんだよ
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って!いきなり出来ちゃうんですよね!!
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IzziちゃんもGiorgio,Tobyも適応力や観察力がずば抜けて高い。世界で戦う選手たちのレベルは本当に凄いです。皆んな教えていないのに一目見たらその本質を見抜いてしまう!恐ろしい存在です。早めに入って良かった!!皆んなが来たらこの場所を離れて4人で川を下りに行く予定です。

きっちり90分集中して練習したToby、サーフボードに切り替えてGiorgioが乗った波の方へパドリングして行きました
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この辺りの切り替えも早いですね。

こうして1日3セッションをこなす毎日。
もうしっかり練習できるのもあと1、2日。
悔いのないよう挑みます

フィンの位置、ちと前にしようかな

だいぶこの場所のリズムが分かってきました。
今日は風が吹く前にコース上流のフラット区間で1時間漕。フォームと各パドルワークを確認します

そして宿に帰って部屋の前にある木陰でちょっと事務作業
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からの昼食

早めの昼食後は再び練習。コースに入ってフルランを3パターン✖️3本ずつ
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スラロームはスタート場所だけ分かったのですが、ゴールは分かりません。

一先ず去年のコースを潰します
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同じコースを漕ぐのは3~5本まで、ミスした箇所は方法やラインを変えて修正していく。

同じミスは繰り返さないのが基本なので何本やってもしょうがない、テンポよく練習するスラローマーを見ていて分かったのが3本以内に答えを出すというやり方
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それでも僕は自己分析力がまだ足りないので同じミスを2度繰り返してしまう、なのでMAX5本まで。

この一番の落ち込みも核心部を過ぎた後にふらつく
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結局同じミスを2回繰り返してその原因が分かりました

波を越える時、オフサイド側にバウが振れてスピードが落ちる。シュートで踏み切った後、バウラダー入れながらバックウォッシュをストロークしたら上手く安定してクリア(^ ^)
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練習を見ていたセレブな奥様が写真と動画を撮って頂きました(^ ^)  ありがとうございますm(_ _)m

そんな感じで3パターンのコースを計12回も漕いでしまった

練習を終えると選手が来ていました(^ ^)
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ケニーと仲の良いNaishのライダーとゴメス兄。昨夜遅くに着いたそうで、これからBoiseのリバーウェイブへ行くとの事

僕もフィンの位置を前にずらすのに持ってきた接着剤では足りなくなったので、Boiseのパドリングショップへ。
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Boiseはアイダホ州最大の都市。Cascadeからは1時間半程ですが、ここに行かないと何も手に入りません

リバーSUP関連グッズを扱うIdaho River SportsはBoise Whitewater Parkに隣接したお店
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ボードやグッズを多数在庫しているIdaho最大のショップです

ここの店員は女性が多く、店内も女性向きの可愛いウェアやシューズ、PFDが並んでいました
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スタッフも全体的に若く、客層も若い人が多いとのこと
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なんか日本のパドリングショップとは感じが違いますよね。

リバーサーフィン用のシェイプボードも置いていました
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Ben Weiさんが削る「Surf Skate」によく似たテイルですが、ボトムのコンケーブがすごく入っています。不思議なボード(・_・;

ストックルームも店舗と同じくらい大きい
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11ftのボードが何故か多く、Payette用に入れたのか聞くと実はよく出るらしいです。
ツーリング用だとか( ̄O ̄;)

レンタルも充実
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すぐ近くにデモプールも兼ねたすごく綺麗な池があるのです。恵まれていますね

帰りに食料品を買い込み、一安心
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実はCascadeにスーパーは一つのみ、19:00に閉まってしまう。しかも開店は10:00・・・
21:00まで明るいCascadeで19:00はちょうど涼しい練習最適時間なのです

何度も買い物を逃し、SUBWAYにお世話になったので街に出たついでに買い込みました。

これで明日からは時間を気にせず漕げます!!!

明日はフルランを2セッション!
頑張ろう!!