こんにちは。受付の岡本です。
10月も後半となり、少しずつ冬の気配を感じる気候となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
これからが肌や喉の乾燥が気になってしまいますね。
ちゃんと対策を打って快適に過ごしたいものです。
乾燥対策と言えば、お口の潤いを守る対策も
必要ってご存知でしたか?
年齢とともにお口の周りの筋肉が痩せたり、
生活習慣や持病のお薬を飲むようになったりといった、
さまざまな要因によって唾液が減っていきます。
唾液不足になると、お口の中がパサパサしたり、
むし歯が増えたり、口臭が強くなったり。。。
ここでご自分のお口の潤いは大丈夫か、
唾液不足をチェックしてみましょう。
□外出時には必ずアメを持っていく。
□ビスケットやクラッカーがモソモソして食べにくい。
□虫歯が急に増えた。
□口臭が強くなった。
□口内炎がよくできる。
□口の周りが痩せてきた。
□合っていた入れ歯が最近ガタつく。
□風邪でもないのに喉が急にいがらっぽくなり咳が出る。
□笑うと前歯に唇が引っ付く。
□味覚が変わった気がする。
いかがでしたか?
思い当たる項目が多いというかた、
それは唾液不足の兆候かもしれません!
ここでは無理なく日常生活の中で取り入れてもらえる
唾液量アップのコツを少しだけお伝えしたいと思います。
まず簡単にできる方法として、
「よく噛んで食べてお口や舌を動かす」です。
お食事の時に、よく噛んで食べ、
お口の周りの筋肉や舌をよく動かすなら、
その刺激で唾液がたっぷり出ます。
唇、頬、舌の筋肉の運動はお顔のリフトアップ効果もあるので、美容と健康の為の習慣にしましょう!
次に試していただきたい方法として、
唾液の分泌促進に効果的な、「お口の筋トレ」です。
お口の筋トレによって、なまっている筋肉を動かし、
お口の中やお口の周りの筋肉量を回復させていきましょう。
今すぐトライできる2つの筋トレをご紹介します。
~頬を膨らます「お口の周りと頬の筋トレ」~
頬や上唇に空気を入れ、
頬がパンパンに突っ張った状態で10秒我慢します。
~舌を『チッ』と鳴らす「舌トレ」~
気に入らない時に鳴らす感じで、
舌を「チッ」と鳴らします。
派手な音でクリアに10回程度行います。
最近はおうち時間が増えて、
体力づくり・健康維持の為に自宅でトレーニングされているかたが増えているようですね。
お口の中やお口の周りの筋肉のトレーニングもぜひお試しください♪
それから「お口の中がパサパサするな」と気になり始めたら、定期的に歯科医院でお口の中のチェックとクリーニングを受け、むし歯や歯周病の原因であるプラーク(細菌のかたまり)を取ってもらうことも大事です。
最後に、重要なことをもうひとつ。
水分を摂ったり、舌やお口の周りの筋肉を動かしても
お口に潤いが感じられない、
ちっとも改善されないというかたは、
全身的な疾患が疑われる場合もあるので、
歯科医院でご相談ください。
出典:nico 2019年1月号、6月号、7月号、11月号