歯周病のメインテナンスの継続は必要です。 診療の継続、延期については必ずご相談ください。 | 第二薮本歯科医院のブログ
新型コロナウイルスに関する情報について

第二薮本歯科医院のブログ

東広島市の歯科医院 第二薮本歯科医院 のブログです。
お口や体の健康情報から、医院の日常まで、幅広く情報発信をしていきたいと考えております。

皆様、こんにちは。

院長の薮本です。

 

新型コロナウイルスが依然猛威をふるっており、毎日、暗い気持ちになるニュースが多く心身ともにお疲れではないでしょうか?

 

当院のスタッフは、体調管理に細心の注意を払い一人の体調不良者もなく今日も元気に笑顔で勤務しております。

 

このような不安の多い状況ですから、来院される患者様には少しでも元気になってお帰りいただけるよう、感染予防対策を講じながら日々安心・安全の医療サービス提供に努めております。

 

当院のウイルス感染症予防対策は、当ホームページや先日のブログで紹介いたしました通り、

 

スタンダードプレコーション【感染症の有無にかかわらず、すべての患者様は病原体を保有していると考え、滅菌・消毒などの予防策を講じること】により実施しております。

 

現在も新型コロナウイルス収束の見通しがつかない状況ですが、広島県は現在のレベル4から緊急事態宣言を徐々に解除して

 

「新しい生活様式による感染拡大の予防」(レベル1)

 

に移行することを目標としています。いわゆる「ウイズコロナ」、風邪・インフルエンザと同様に人類が永劫付き合っていかねばならない可能性も強くなってきました。

 

世界人口の7割が感染するまで集団免疫が獲得できないとの話もあり、 今後も第2波、第3波と感染の波がやってくる可能性もあります。


収束したとしてもアフターコロナは、国民の生活様式が大きく変わり「新しい生活様式」がスタンダードになっていくのだと思います。

 

患者様におかれましても、終わりの見えないコロナ危機が心配で通院を躊躇され、歯科の症状が日に日に悪化していく不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか。

 

 

患者様から

 

「コロナが心配で、メインテナンスの予約を電話でキャンセルし先の予約を取らずに中断してしまった。感染終息のめどが立たないので、いつ予約したらいいかわからず心配」

 

「定期的に3か月に1回通院していたけど、通院が不安なので一旦電話でキャンセルしてまた落ち着いたら電話して予約する予定だけど、3か月以上空くと症状が悪化するのではないか?」

 

という声も多くいただいております。

 

 

定期的なメインテナンスを中断すると、様々な問題が生じてきます。

 

例えば、歯周病についてもメインテナンスも重要な歯周治療の一部分です。

 

歯周病は主に口腔内の細菌が原因で発病する疾患です。したがって、この細菌を除去し続けることが歯周病を予防し、お口の健康を維持するために必要となります。

 

細菌の集団である歯垢は、毎日の適切なブラッシングでほとんど除去することが出来ますが、深い歯周ポケットの中や歯並びの悪い所にある細菌はご自身のブラッシングだけでは除去できませんので、メインテナンスを途中で中断した場合、歯周病が再発したり、新しいう蝕が発生して、以前に行った治療の効果が失われてしまいます。

 

歯周病に限らず、むし歯をはじめとした口腔内疾患の治療と予防、そして感染リスク、重症化を防ぐための口腔衛生の上で歯科衛生士による専門的なクリーニングを受け定期的なメインテナンスを継続していくことがとても大切です。

 

「むし歯も歯周病も感染症」です。

「お口の中から感染症リスクを減らす」ことも、歯科医院の重要な役割の一つです。 

 

実際に、総合病院では入院して手術前に口腔ケアを必須としているところが多くあります。口腔ケアによりお口の中を清潔にすることによって、(過去の論文のデータに基づき)誤嚥性肺炎等の感染症リスクを減らすことが医科からも歯科に求められています。

 

先日、広島県歯科医師会が発表しました県民の皆様向けの資料をご紹介します。

広島県歯科医師会へのリンクはこちら

 

歯科医院は感染リスクが高いという一部の報道もあり、通院を躊躇されている方も多いと思います。

 

現在のところ、歯科治療を通じて歯科医師や歯科衛生士から患者さんへ関した報告は1件もありません。

 

現在、不要不急の外出は控える時期ではありますが、歯、歯ぐき、舌などのお口の中が不衛生になると、細菌性肺炎リスクが上がり、新型コロナウイルスに罹患した際に重症化しやすいことが知られています。

 

口腔ケアをしっかり行うことでインフルエンザの発症率が抑えられることも明らかになっています。

 

歯科の病気は[予防・早期発見・早期治療]が原則です。

 

一部では「歯科治療は自粛」との誤解を招く記事があるようです。正しくは「歯科治療を不要不急の要件と判断するかどうかは、患者様それぞれの治療状態によって異なる」「そのため、歯科医師と相談の上個別の対応」というのが現状です。

 

そのため、患者様がご自身の判断で治療を中断された場合に症状の悪化を招く可能性が高くなります。

 

診療の継続、延期につきましては患者様の全身の健康に深くかかわることでありますので、ご自身で判断される前に、必ず当院にお問い合わせ、ご相談ください。

今この時も歯科医療が必要な患者様は大勢いらっしゃいます。

 

今後も当院は、歯科治療が必要な方に必要な医療が届けられますよう、できる限りの感染予防策を講じて、日々最善を尽くしてまいります。

 

手洗い・うがいに加えて、お口のセルフケア(丁寧な歯磨き)とプロフェッショナルケア(歯科医院での専門的クリーニング)を心がけてください。また舌を磨くこともウイルス感染予防に効果があります。

 

1日でも早く行動制限されない日常に戻れますよう心から願い、皆様の健康と幸せをサポートできるように皆様とともに乗り越えていきたいと思います。

 

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。