タイ17日目(ウドンタニ9日)


 今日は知人が日本からバンコクに来ていて、翌日(2/1)に会う為に、バンコクに移動しました。

 前回今回は、空路でウドンタニ入りしていたので、タイ国鉄で移動しようと思っていました。

(いつもはベッドにいる時間に動き始めましたが、朝の時間に朝食の移動屋台が来ている事は知りませんでした)


 どうせタイ国鉄なら、なるべく空調なんかなくて各駅停車にしたかったのですが、ウドンタニからは24時間でバンコクに着かない様なので、ネットで調べた昼行の急行列車にしようと思いました。


 しかし、その列車は丁度1/18に、アユタヤからの帰り道で使っていた急行列車で、LAOタッチついでにウドンタニ駅で指定席を取りました。

 1/18の時はアユタヤからの途中乗車でしたが、平日にも関わらずほぼ満席だったので用心しました。

(相当早く駅に着きましたが、1時間1本あるか無いかのホームは空いていました)


 出発時間が近づくと、それなりに人は集まり始めました。

(お坊さんを含む様々な人達で、旅行者は少数派に思えました)


 乗った時、窓は全閉まっていましたが、暑さを耐え兼ねると言う程でもなかったので、日除だけ半分下げて車窓を楽しんでいました。

(タイの景色を見てると、日本は景観を汚す電線や電柱、鉄塔を無神経に作り過ぎと思う。撮影で避けるのに苦労するし、空が小さくなる)


 ノンカイ発の急行で、ウドンタニは朝8時16分の出発でしたが、タイ東北部の中心地のコンケーン駅には10時頃に着き、乗客は旅行者を除き殆ど入れ変わった感じでした。

(このハードシートの席は、やはりあまり長時間向きでないかも)


 席は居なくなったら、すぐに次の客が来る形で、割と乗車率は良く運行されていました。


 話は横道に逸れますが、元々タイは、車やバイクの交通が行き渡り、公共の交通でもタクシーはバイクから4輪まで様々、日本のバスに当る路線式乗り合いも、トラックの荷台を改造したソンテウから、ワゴン車のミニバス(ロットトゥー)、中型・大型バスなど、国土全体を様々に網羅しています。

 河川や運河の船も様々で、タイ人の便利(サドゥワック)好きな性格なんかも影響してそうに思っています。(もしかしたら面倒くさがりなのかも)

 いずれにしても、公共交通機関の費用が安く抑えられている事が、生活し易さの理由の一つにあると思います。(貧しい人が生活する為に助けあって生活してる…って事があるかも)


 コンケーンで向かいの席に乗って来たタイ人のカップルが窓を全開にしてしまい、私は風をいっぱいに浴びながらの旅行になってしまいました…。

 しかしこの後、影響で反省する事になるとは、当初は全く気付きませんでした。

(窓がなくなり、ハッキリ写真に撮れる様になりましたが…)

 

 

 車窓を見て楽しんで乗って来ましたが、3時間を過ぎたあたりから、だんだん辛くなってきました。

 辛いからと言って抜けられないのが長距離旅行で、高級シートが高くても需要があるのはそんな理由でしょう。

 この点では、飛行機、長距離バス、列車と様々にメリットとデメリットがありますよね。 


 今回の修行では、列車の遅延含めて9時間の修行の中で色々考えさせられました。

(コンケーンの次の停車駅、バンパイの発車2時間経過)


 3時間近くなり、エアコンなしの点は大丈夫なものの、お尻が痛くなり始めました。

(ムアンポン駅。何となく途中下車したかったですが、とても同日中のバンコク到着は見込めなくなるので諦め…。約3時間経過)

 

 かなり疲れてウトウトしながら乗車。

(ファランポーンからのkmポスト。約4時間経過)

(コーラート台地の外れで徐々に高度が下っている。6時間経過)

(パーサークダムの外れ。広大で反対側は見えない。6時間ちょっと経過)

(うとうとして目が覚めると、アユタヤもドンムアンも通り越した高架区間に。隣はレッドライン。8時間半経過)


 で…、本日の反省。


 ホテルで顔洗って驚きました。顔拭いたタオルが黒く汚れてしまいました。そう言えば、頭もゴワゴワするし、一瞬PM2.5を疑いましたが、原因は気動車の排ガスの影響の様に私は思います。

(窓を開けたのがコンケンだから、8時間でこんなに変わりました。勿論、窓は左側です)