アンレールのE721系をドレスアップ | Y14編成のブログ

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写真の著作権は放棄しませんが
自由に使ってOKです。

各地の災害でお亡くなりになられた方への
ご冥福をお祈り申し上げますと共に
被災地での1日でも早い復興を
心よりお祈り申し上げます。

前回の記事の続きです。

前回の記事では、アンレールのE721系を

大まかに紹介しましたが、今回はこの模型を

ドレスアップしていきます。

それでは始めて行きましょう。

まずは、屋根の加工から始めます。

一体成型となっている、ホイッスルや列車無線アンテナ

信号炎管は、別パーツにするため

元の部品を切り取って平滑にし、新たなパーツを

取り付けるための穴を開けました。

貧相なパンタグラフも交換しますが

このままだと、元のパンタグラフを取り付けるための

穴が見えたりするので、封印しました。

元のパンタグラフの差し込む部分で、穴をふさいだので

もう二度と、あの貧相なパンタグラフは

取り付けられません。

前方側の穴を開け、元のパンタグラフの取り付け口を

封印したら、塗装作業に入ります。

 

写真は、サーフェイサーで下地塗装をした状態です。

クーラーは一体成形ですが

そのままにするため、マスキングをしています。

下地塗装をしたあとに、銀色に塗装しました。

使用したのは、グリーンマックスの8番シルバーですが

同じ銀色でも、クーラーの色とは違っています。

同時に、床下機器や台車

碍子などをグレーに塗りました。

列車無線アンテナやホイッスル、信号炎管は

グリーンマックスの103系のものを取り付けました。

パンタグラフは、KATOのE531系の

ASSYパーツを使用しました。

土台やシューの形状は異なるけど、よりリアルになりました。

さて、次は決して失敗の許されない

車端部の窓開けです。

窓は大小の2種類があり、大きい方はクハ

小さい方はクモハに取り付けます。

ボディーの裏側には、申し訳程度に

ガイドのようなモールドがありますが

位置が合っていないので、役に立ちません。

ということで、現物合わせで

外から開ける位置を決めていくしかありません。

穴あけ位置、よし!窓の大きさ、よし!車番、よし!

 

場所を間違えて泣くハメになる前に

もう一度、しっかりと確認しておきましょう。

いざ、ドリルの刃を入れます。

まずは、四隅に穴を開けていきます。

マイクロエースのE721系より

ダントツに安い模型とはいえど

アンレールは絶版品のレアモノ、緊張が走ります。

四隅に穴を開けたら、たくさん穴を開けて
点つなぎのように切り抜いていきます。
切り抜いたあとは
削って窓の形になるように仕立て上げます。
ミニ四駆の肉抜きと同じような要領ですね。
 

なお、車端部の窓ガラスは

窓枠がモールドされていますので

新たに窓枠を作るという作業は必要ありません。

窓の新設を行ったら

次は走行できるようにします。

まずは、クハからいきます。

この車両はトレーラー車とするため

金属車輪に交換しますが、鉄コレの走行用パーツや

KATOなどの、車軸が太いやつでは

カプラーポケットのところに当たってしまいます。

 

そのため、車軸が細い

TOMIXの車輪を取り付けました。

また、アーノルドカプラーは

付け根をカットして、連結間隔を短くしています。

インテリアが無いのはさみしいので

キハE131系の動力化で余剰になった

セミクロスシートのパーツを取り付けることにしました。

このパーツは、もともとオレンジっぽい色だったので

青色に塗装している他、一部の座席の横にある

突起も削り取っています。

インテリアの裏におもりを貼ってから
シャーシに取り付けました。
鉄コレと違って、取り付け口がないですが
塗料の厚みでキツキツでした。

ボディーを付けると、窓越しに座席が見えて

なかなかいい感じです。

とはいえ、暗めの色なのであまり目立たないですが

次に、クモハの動力化です。

 

動力は、鉄コレ動力のTM-14を使います。

JRの標準である、20m車両向けのものですが

ホイルベースが広くなっています。

 

グリーンマックスの20m用のコアレス動力は

鉄コレ動力のTM-08に相当するもので

TM-14よりホイルベースが狭いため

これだと、床下機器が台車と干渉してしまいます。

このまま取り付けると

クハと比べて、車高が高くなってしまいます。

そのため、動力ユニットに調整をする加工が必要になり

これも、コアレス動力を採用しなかった理由の1つです。

 

まずは、モーターなどを取り外し

外枠の上側の出っ張りを削り取ります。

削ったあとに、車高の確認をします。

さっきよりかはマシですが、まだ高いです。

外枠をさらに削りましょう。

けど、あまり削りすぎると

モーターが組めなくなってしまいます。

今度はどうでしょう?

なんとか、クハと同じぐらいになりました。

理想通りの車高になったら、モーターを付け戻します。

なお、モーターの左右にあったウエイトは 

外枠を削る際に、留め具も一緒に削ったので

取り付けることができなくなりました。

次に、前面側のスペーサーを削り

奥まで差し込みました。

スカートや連結器、床下機器を取り付けると

アンレールE721系の専用動力の出来上がりです。

動力を組んだあとに、妻面にKATOの
キハ111の幌を取り付けました。

最後に、クモハのお顔に
東武8000系の幌をつけると・・・

アンレールのE721系の

ドレスアップの出来上がりです。

こんな感じで、我が家のアンレールの

E721系500番台は、見劣り感が大きく減り

自走もできるようになりました。

ただ、行き先のシールがないので

どこかで手に入れたら、貼り付けたいなと思います。