北陸本線は、2015年の北陸新幹線開業以降
米原から金沢までを結ぶ路線となっていますが
今年の3月16日に、北陸新幹線が
敦賀まで延伸開業するとともに
北陸本線は、米原から敦賀までに短縮され
敦賀から金沢までは、第三セクター鉄道になります。
そのため、3月9日に歯医者に行ったあとに
北陸本線の乗り納め旅をすることにしました。
さっきの電車で神戸駅まで行き
そこから223系2000番台の新快速に乗り換えました。
米原に到着し、ここから北陸本線の旅の始まりです。
この列車、反対側のお顔は塗装がボロボロでした。
米原でしらさぎを撮った後は
駅を出て、駅舎を撮ってみました。
ここは、滋賀県最北端の駅で
大阪近郊区間の最北端でもあります。
次の新疋田から、福井県となります。
敦賀に着きました。
路線短縮後の北陸本線は、留萌本線、日高本線に次いで
3番目に短い『本線』と名乗る路線になり
本州では、最も短い『本線』となります。
駅名板には、シールが貼られており
そこには、福井県内の区間を移管する
『ハピラインふくい』のロゴが隠されています。
ここから南今庄方面が、ハピラインふくい線になります。
ちなみに、最初に乗った新快速の車内に掲げている路線図は
敦賀での乗り換えの案内が、既に北陸線から
ハピラインふくい線に変更されていました。
改札を出て、カウントダウンボードを撮ってみました。
この日は、開業まであと1週間でした。
改札口にある発車標は、液晶に変わっていましたが
まだ全部は稼働していませんでした。
ホームに戻って、発車標を撮ってみました。
上側に、何らかの文字が書かれていて
それを黒いテープで隠しています。
次に乗る電車は、521系のG20編成です。
ここから先の普通列車は、すべて521系となります。
第三セクター鉄道への譲渡を見越して
JRのロゴが剥がされています。
南今庄駅の駅名板です。
一見すれば、JR西日本仕様ですが
本体は既にハピラインふくい仕様に変えられていて
その上にJR西日本仕様のシールを貼った
仕上がりになっています。
武生で降りて、左に止まっている
ここ始発の福井行きに乗り換えることにしました。
521系は、様々なバリエーションがありますが
この2本は、どちらも2次車となります。
駅名板の様子です。
発車標の様子です。
北陸本線は、昔から特急街道で
普通列車より特急列車のほうが多く走っていますが
新幹線開業後は、ここに特急列車が来なくなるため
ここでの特急の案内は、見納めになります。
そのあと、前3両が681系で
その後ろが683系のサンダーバードがやってきました。
その列車が出発した後に
サンダーバード25号がやってきました。
特急列車がなくなるので、多くの人が
この電車を写真に収めています。
ホームを移動して、しばらくすると
521系の3次車がやってきました。
この3次車のお顔は、現在のJR西日本の
通勤・近郊型電車の標準となり
あらゆるところで、このお顔の新車が導入されていますが
その先駆者である、521系3次車は
すべて第三セクターに譲渡される予定になっています。
さっきの写真を撮った後に
福井行きの列車に乗り、終点の一つ手前の
ここに着いたときに来た、敦賀行きの列車は
最初に敦賀から武生まで乗った、G20編成でした。
第三セクター鉄道に移管した後は
青春18きっぷが使えなくなりますが
ハピラインふくい線においては
敦賀とここだけ、特例として利用できます。
そのあと、しらさぎが通過しました。
越美北線のキハ120に乗って、福井へ行きましたが
1両編成の車内は、通勤ラッシュ並みに
ぎゅうぎゅう詰めでした。
越美北線は、ハピラインふくいの開業後も
引き続きJR西日本が運営することになっており
継続して、福井駅まで乗り入れていきます。
福井でキハ120を降りると
しらさぎの車両を使ったサンダーバードがいました。
ただ、しらさぎの車両を使っているのは前3両だけで
後ろの9両は、通常の車両でした。
後ろの9両は、683系でした。
次に乗る列車は、またもや2次車です。
・・・と思ったら、この列車は2+2の4両編成で
前2両は、3次車のJ04編成だったので
こちらの方に乗ることにしました。
牛ノ谷駅までが福井県で、次の大聖寺から石川県です。
なお、ハピラインふくいの路線は
大聖寺から先は、既に金沢~倶利伽羅間を移管した
IRいしかわ鉄道に移管することになっています。
この電車で、小松まで行きました。
駅名板はIR仕様ですが、ロゴが隠されています。