新製品の103系キットと余剰のサハで、LA5編成を作る | Y14編成のブログ

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私は、去年の終わりごろに

ヤフオクで買った103系のキット組立品のセットと

中古で買い足した中間車を使って

SA2編成を作りました

SA2編成の制作にあたり、サハ2両が余ったほか

予定の変更で、新ロットのモハのキットが余ったので

これらを利用して、別の編成を作ることにしました。

製作する編成は、LA5編成です。

LA5編成は、LA2編成と同様に

8両編成中、1両だけ外観が違っているという

中途半端な形態ですが、その1両は

103系0番台の先頭車のラストナンバーである

クハ103-850が組まれた編成です。

 

また、ラストランより早く運用を離脱しましたが

廃車は2018年2月で、一番最後まで残った

オレンジ色の103系でした。

その編成を作るため、最初の中間車と同時に
先頭車を購入し、そのあと去年の11月の終わり頃に

中間車を買い足しました。

これらは、日本橋のホビーランドぽちで

大安売りしていた未開封品ですが

8両中7両の形態となっている

体質改善40Nだけしか売られていなかったので

このときは、片方の先頭車がない状態でした。

12月に入り、駿河屋の通販サイトで
体質改善30Nの車両となる、関西形の先頭車のキットが
タイムセールで安く売られたので購入
これで、LA5編成を作るのに必要な車両が揃いました。
キットの中身は、こんな感じです。
基本的な構成は、以前買った黄緑の103系と一緒で
1箱に1両または2両入っていて
中間車のセットについても、動力はありません。
シールは一新されており、晩年仕様となっています。
なお、シールのタイトルは
『体質改善車』となっていますが
関西形の方に付属しているシールも、これと同じです。
インレタも一新されていて
左が体質改善40N、右が関西形となります。
関西形の車番は、すべて形式番号と製造番号が
別々に収録されているので、この2つを
うまく組み合わせて、貼り付けないといけません。
どちらも、晩年の『近モリ』の表記も収録されています。
この新ロットのキットは、初期ロットと比べると
オレンジの色調が若干濃くなっており
体質改善40Nについては、窓枠の塗装が
初期ロットは枠の外側だけなのに対し
新ロットは内側にも塗装されています。
この他、体質改善40Nのお顔は
最初からヘッドライトの枠が黒く塗られていますが
ライト周りは黒く塗られおらず、正面から見ても
オレンジが目立っています。
それでは、作っていきましょう。
まずは、SA2編成と同様に
体質改善40Nの妻面貫通扉を塗装します。
体質改善30Nとなる関西形のキットは
妻面貫通扉の窓が、原型の形になっているので
ざっくりと切って窓を拡大させ
そこにトレジャータウンのパーツを取り付けます。
次に、インレタ貼りです。
車番は、SA2編成で使った
トレジャータウンのものを使いますが
表記類は使い切ったので、キット付属のものを使います。
インレタを貼り終えたあとに
クリアコートを吹き付けるため
サハのインレタに関しては
一度全部バラしてから貼り付けます。
先頭車には、車番や表記類の他に
乗務員扉の下に取っ手のインレタを貼り付けました。
インレタを貼り終えた様子です。
車番は、このようになります。
新ロットの体質改善40Nは
窓枠の塗装が改善されたとは言え
断面は未塗装という点は変わっていないので
クリアコートを吹き付けたあとに
ガンダムマーカーで銀色に塗りました。
 
そのあと、写真の先頭車は
ヘッドライト周りを黒く塗りました。
窓枠の塗装を終えたら、次は窓の取り付けです。
先頭車は、乗務員扉の窓に
『乗務員室』のインレタを貼り付けてから取り付け
そのあとに、ライトユニットを組み込みました。
中間車の窓は、5両は単純に組むだけですが
動力車とする、モハ103-491については
純正じゃない動力ユニットを組むため
干渉するツメなどを削り落とします。
次に、屋根です。
クーラーは、キット付属のものを使うのは半分だけで
残りの半分は、TOMIXの銀色のものを使います。
銀色のクーラーを使うのは、サハ2両と
モハ103-490とモハ102-646です。
屋根を組んだら、次はシャーシです。
トレーラー車のシャーシは、キット付属のものですが
改良された内装パーツを、初めて使うことにしました。
先頭車・中間車ともに同じパーツで
先頭車に付ける際は、ライトと干渉する
車端部の座席パーツをカットします。
また、連結器はKATOカプラーに交換しています。
先頭車は、普通に取り付けれたものの
中間車については、窓の両端にあるツメが
車端部の座席と干渉して、このままでは
取り付けることが出来ませんでした。
そのため、一度窓を外して
干渉するツメを切り落としました。
サハについては、新シャーシ用の台車がないため
旧式のシャーシを使うことにしました。
動力は、ポポンデッタで安く手に入れた
KATOのKOKUDENの物を使うことにしました。
動力自体は、いつもの103系と同じですが
インテリアの色が、グレーになっています。
ただ、KOKUDENは3両編成で走らせる前提なのか
トラクションタイヤが付いていません。
3両なら問題ないだろうと思いますが
8両編成だと、前後の車両の重みで空転して
うまく走らないんじゃないかなと思いました。

そこで、トラクションタイヤ付きの車輪を購入し
一部の車輪を、これに交換することにしました。
このままでは、留め具がない状態なので
この先頭車から、留め具をいただくことにしました。
 
この先頭車は、もともと和田岬線の先頭車を
延命N40化する際の、シャーシ交換のために
買った物ですが、色々あってボツになり
ずっと置いていたものです。
ただ、床下機器の追設の位置決めは
これを参考にして行いました。
部品取り車からいただいた、留め具を付けた様子です。
シャーシを付けたら、車体にシールを貼り付けます。
まずは、前面の行き先表示や運用表示ですが
キット付属のシールは
右の車両の枠とのサイズが合っておらず
少し小さめに切らないといけません。
クハ103-836とモハ102-647は弱冷車ですが
前作のSA2編成と異なり、弱冷車のステッカーは
サボ受けがモールドされている所に貼られていたので
あえて、旧製品のシールを貼り付けました。
サハ103-402には
女性専用車両のシールを貼り付けました。
最後に、窓に優先座席のシールを貼ったり
ドアステッカーのインレタを貼り付けたりすると・・・
LA5編成の完成です!
こんな感じで、103系0番台クハの
ラストナンバーが組まれた
LA5編成が入線してまいりました。
動力付きの4両セットが、1万円ぐらいで売っていた時代を
知ってる者からすると、かなり値上げしたなと感じますが
バラ売り形態で販売することによって
特定の凸凹編成を無駄なく再現できたとともに
余剰サハの有効活用が
うまくできたかなという風に思います。
クハ103-1と並べてみました。
これにより、我が家の103系は
0番台クハのトップナンバーと
ラストナンバーの両方が、在籍するようになりました。
これにて、大阪環状線の103系は4本となり
播但線と同じ本数になりました。
0番台クハのラストナンバーが在籍するようになっても
103系の増備は、まだまだ続きます。