103系の体質改善車のキット組み立て品で、SA2編成を作る | Y14編成のブログ

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10月の末に、私はヤフオクで

大阪環状線などで活躍した、オレンジの103系の

キット組み立て品セットを買っていました。

103系のキットは、伊勢丹の紙袋で届きました

買ったのは10月末ですが

届いたのは11月の初めでした。

ケースはマイクロエースのもので、前オーナーによって

内容が書かれたシールが貼られています。

中身はこんな感じで

体質改善40Nで統一されています。

前オーナーが、LA1編成の車番を付けていましたが

一部の車両は、片側にしか付けていませんでした。

LA1編成としているので、お顔は高運転台タイプです。

クハ103-834のダミーカプラーが

銅色に塗られていました。

横顔を見てみると、乗務員扉の下に

手すりが取り付けられています。

屋根は、前オーナーによって

パンタグラフに色さしがされており

クーラーは、半分がKATOの

銀色のやつに交換されていました。

 

このうち2つは、こないだ作った

奈良線のNS417編成に提供しました。

動力は、旧形の2モーター式になっており

トレーラー車のシャーシは、前オーナーが

クリーム色に塗装していました。

また、先頭車も集電板がつけられておらず

ライトユニットはつけられていませんでした。

この模型はジャンク品で、モハ103-767の

片側の台車を止めるネジ穴がダメになっていて

台車を固定することが出来なくなっており

動力車のモハ103-768は

片側の台車の首振りが悪い状態でした。

妻面は、先頭車1両と中間車3両の片側の連結器が

TNカプラーに交換されています。

この模型は、11000円ちょっとで落札しましたが

8両でかつ、TNカプラーが少し付いて

この値段だったので、安いほうです。

このセットだけ、LA1編成として

十分楽しむことが出来ますが、この編成は

サハが体質改善40Nの試作車となっており

我が家のマイクロエースのやつと被ってしまいます。

 

そこで、モハユニットを買い足して

別の編成にすることにしました。

その編成が、SA2編成です。

SA編成は、LA1編成と同様に

体質改善40Nで統一されていますが

中間車のすべてがモハとなっている高出力編成で

2本在籍していました。

後日、日本橋のホビーランドぽちで

未開封の新ロットのキットが安く売られていたので

それを1つ購入したのですが、ヤフオクで買った

旧ロットと比べると、色が少し濃くなっていました。

 

これと組み合わせて作るのもいいんですが

せっかく、外観が統一された編成を作るのであれば

色味も統一させた方がいいかなという風に思い

あえて、中古の旧ロットの

モハユニットが出るのを待つことにしました。

12月に入り、前ロットで新シャーシ仕様の

モハユニットをゲットしました。

これを使って、SA2編成を作っていきましょう。

まずは、車体を全部バラしてから

前オーナーが車体に貼ったインレタをすべて剥がし

妻面の貫通扉をクリーム色に塗装しました。

 

左の車両のように、サーフェイサーを吹き付けてから

クリーム色(GM5番)を塗るという形にしましたが

数が多いので、マスキング作業が地味に大変でした。

ついでに、屋根と一体成型になっている

列車無線アンテナの部品を明るいグレーに塗装し

避雷器やクーラーなどの、グレー成形色のパーツも

グレーに塗装しました。

塗装を済ました後は、インレタの貼り付けです。

貼り付けた車番は、右のようになります。

晩年の姿とするため、所属表記は『近モリ』とした他

先頭車の乗務員扉の下に、取っ手を付けました。

 

インレタを貼った後は、お顔のライト周りの塗装を

修正してから、クリアコートで保護しました。

次に、窓枠の断面をガンダムマーカーで

銀色に塗りました。

塗装を終えたら、車体のシールの貼り付けです。

前面の運番は、『15M』となっていましたが

体質改善40Nの試作車とかぶるので

違う運番にして、行き先表示も変えました。

側面は、クハ103-840と
モハ102-2039は弱冷車を

モハ102-2038は女性専用車両の

ステッカーを貼り付けました。

シールを貼り終えたら、窓ガラスと屋根を取り付け

先頭車はライトユニットも取り付けました。

クーラーは、クハ103-833とモハ103-781は

銀色のやつを取り付け、他はキット付属の

グレーのやつを取り付けました。

先頭車にライトユニットを組んでも

シャーシに集電板がついていないので

和田岬線のKATOシャーシ化で

捻出されたものを取り付けました。

一部の車両に付いていたTNカプラーは

連結間隔が短すぎて、カーブの走行に支障が出るので

アーノルドカプラーが付いた

台車に交換することにしました。

動力は、TOMIXのやつを使うことにしました。

TOMIXの103系の動力は
グリーンマックスやKATOと異なり

モハ102となります。

バランスの関係から、女性専用車両となる

モハ102-2038を動力車にしました。

最後に、窓にシールやインレタを貼り付けると・・・

SA2編成の完成です!

グリーンマックスのキットで

SA2編成を作るという計画は

実車が現役だったころから立てていました。

そのため、実車の引退から7年ぐらい経って

ようやく、その計画を達成することが出来ました。

SA2編成の製作によって、余剰になったサハ2両は

解体処分せず、新しいロットのキットと組み合わせて

体質改善30Nが混じった編成を作る予定です。