★女子大学生の恋愛日記★ -2ページ目

予備校時代の恋vol.12

私は結局志望の大学には落ち、1時年予備校で勉強することが決まった。


予備校への手続きをした後、私は春休みにバイトをしてお金を稼ぐことにしていたで、バイトの面接に行った。
予備校にも近いカラオケ屋のバイトだった。
時給はまぁまぁだったが、短期を急募していたので、春休みだけ働きたい私にはちょうどよかった。

面接はあっさりOKで、さっそく明日から働いてほしいとのことだった。
私は明日から出勤することを伝えて店を出た。


店を出た瞬間、金髪の男の子にぶつかった。
睨まれたきがしたので、腹がたったが別にとやかく言う力もなく、「すみません」と一言言って店を離れていった。






次の日、私は朝から予備校で勉強して夕方からバイトに向かった。
5時からの夕勤だった私は初出勤だったので早めに店に向かった。


「お疲れ様です。」
と言ってドアを開けると、カウンターに立っていたのは昨日の金髪の男の子だった。

予備校時代の恋vol.11

私は先生のことを何時間も何時間も考えた。

考えても考えても先生をスキなことはかわらなかったし、あきらめようという気持ちにならなかった。



先生がいつ死ぬかなんてわかんないけど、もし先生が許してくれるなら、私は先生のそばにいたい…

先生が許してくれるなら…

私はその気持ちを伝えようと思った。



今、深夜の12時を過ぎたころだっ。

『明日、病院いってもいい?』
と私は先生にメールを送った。
返事が返ってくるのは明日かな、と思っていたら、ケータイの着メロがなった。先生からだった。

『どーした?』
と一言だけ書いてあった。
『どうしても話したいことがあるの。』
と私はメールを打った。


そのメールに対してすぐに返信は来なかった。

しばらくしてメールのかわりにきたのは電話だった。
着メロがなって電話をとった。


「もしもし。」

「俺だけど。話したいことって何?ゴメンけど、今体調よくなくて誰とも会いたくないんだ。」
と先生は低く小さな声で話した。

「こんな夜中に電話して大丈夫なの?」
と私がいうと、

「大丈夫。個室だから。」と先生が言った。

「私ね。手術の前にも言ったけど、先生のことがスキなの。先生のそばにいたいの。」
と私が言うと、先生はしばらく黙って答えた。

「お前は俺が長く生きられないって分かって言ってるのか?俺はお前のそばにはいてあげられないんだ。」

「先生の病気が悪性だってことも、長く生きられないかもしれないことも分かってる。でも、今私がそばにいたいの。先生と生きたいの。」


本当はもっと伝えたいことや考えたことはたくさんあった。でもバカな私はうまく言葉が出てこない。
伝えたいことの半分も言葉にできない自分が嫌になる。



「お前の気持ちはほんとにうれしいよ。でも、前の俺と今の俺はちがうんだ。どうしていいか正直わからない。

ちょっと考えさせてほしい。」
と言った。
私は、「分かった」と言って電話を切った。

予備校時代の恋vol.10

私は家に帰るなり、家庭の医学書やインターネットで先生の病気について調べた。


悪性…

どの資料にも私が望んだことは書いていない。
どの資料にも書いてあることは悪いことばかり。

同じ病気でも、良性と悪性では全然ちがう。

先生の言ってたことが本当なら。本当に悪性なら、先生は長く生きることはできない。


もう長くない…

自分で思わず声に出してしまったことで、そのことがあまりに真実味を帯びたように感じられた。


私はなんでこんなに悲しいのだろう?

先生がスキだから?

先生が死んじゃうから?


自分の気持ちがもーぐちゃぐちゃだった。