お通夜やお葬式の時
〈永眠〉とよく使われていましたが
永遠に眠ると書いて永眠
永眠だなんて言わないでぇー…泣
と思ったのをよく覚えています。
もっとひどいなと思ったのが
〈没〉
なに、没って。
骨壷の蓋の裏に
名前と年齢と命日、そして〈没〉の文字。
お葬儀の時に
葬儀会社さんの計らいで
息子に自由にメッセージを書いて
棺に入れたのですが
学校のお友達のメッセージ
本当に様々で
「お空から見守っててね」
「天国で待っててくれ」
「俺もそのうち行くからまた会おう」
なんて子もいれば
「〇〇くんは死んでないよ」
「これからもずっと一緒だよ」
「一緒に生きていこう」
「これからも給食一緒に食べようね」
なんて子もいて。
※↑給食は普通級でみんなと一緒に食べていたのですが、お空へ行ってから卒業するまでの4ヶ月、クラスのお友達の意思で、みんなの給食をほんの少しずつとって、息子の席にせっせと用意してくれていたそうです。
でも中には
「安らかに眠ってね」
「さようなら」
というメッセージもあって。
本当に様々でした。
たった11年や12年しか生きてない中で
こんなふうに亡くなった人への
解釈が違うのって何の違いなんでしょうね。
教育をされていない部分の解釈の違い…
もちろんどれだけ親しい仲だったかにもよりますが
育ってきた環境や元々の性格ってのもあるだろうし
でも当時の私も今の私も
変わらず言えることは
「安らかに眠ってください」
は寂しすぎるからできればやめてほしいなってこと。
当時そのメッセージカードを全て読ませてもらったのですが
「ゆっくり休んでね」はまだ大丈夫だったけど
「安らかに眠ってね」はその文を読んだだけで気を保てなくなりそうな程辛かったです。
完全に息子の人生が終わったと言われたようで
終わったんだけど、
そうなんだけど、、
魂には続きがあるじゃない
還るべきところへ還っただけなんだから
息子はいるの!
と思いました。
私はこの先、生きていく中で
誰かがお空へいったとき
「安らかに眠ってね」とは言いたくない
相手が若い方ならなおさら。
もしお年寄りだとしても「おつかれさま。ゆっくり休んでね」と伝えたい。