内向的な性格の人ほど、「聴き上手」で「気が利く人」になれる理由とは? | ゆるっとマインドで過ごす方法~婚活と結婚、時々マインドフルネス~

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明るくて会話上手な人がうらやましい。

 

内向的な性格を直さないと、婚活も仕事もうまくいかないのかな……。

 

 

そんなことはありません!

 

内向的な性格の人には、こんな強みがあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

内向的な人の強みとは?

 

 

 

アメリカの大学で行われたこんな実験があります。

 

学生のコミュニケーションレベルを調査し、「会話が苦手だ」と答えた86人を対象に実験を行いました。



実験協力者に24枚の人の顔の写真を見せて、写真の人物の感情を当ててもらうというものです。

 

 

この実験を行う前に、2パターンの説明を行いました。

 

 

A.これは社交スキルを測るテストです

 

B.これは一般常識のテストです

 

 

 

また、社交的な性格の人にも同じテストを行いました。

 

 

Aの説明の後では、社交的な人の平均よりも内向的な人のほうがスコアが低くなりました。

 

一方、Bの説明の後では、社交的な人の平均よりもスコアが高くなりました。

 

 

 

 

表情をよく見ているとどうなる?

 

 

 

Aの説明の後に成績が悪かったのは、「自分は社交的ではない」という意識が働き、実力が発揮できなかったせいです。

 

それに対して、Bの場合は実力を発揮できたのだと考えられます。

 

 

この結果から、社交的な人よりも内向的な人のほうが、人の表情から感情を読み取るのが得意だといえます。

 

 

喜怒哀楽の感情がわくのも、その感情が表情に出るのも生理的な現象で、とっさに嘘をつけません。

 

それを見逃さずに読み取れれば、相手の心を理解することができます。

 

 

うれしそう、楽しそう、退屈そう、ムッとしている、イライラしている、帰りたそう、寒そう/暑そう、悲しそう、寂しそう、気まずそう、緊張している、リラックスしているなど……

 

相手の感情に気づいたら、あなたはどのような態度や行動をとりますか?

 

感情を読み取り、相手が求めているものを先回りして提供できれば、「気が利く人」や「分かってくれる人」という印象を与えることができます。

 

 

 

 

無理に沈黙を埋めようとしない

 

 

 

ところが、うまく話そうとすると相手の表情よりも話す内容に意識が向いてしまい、空回りしがちです。

 

お見合いで、このような男性に出会った経験がある人は多いのではないでしょうか?

 

 

 

男性は場を盛り上げようと努力しているのですが……

 

女性は「この人は自分の話ばかりで、全然わたしの話を聴いてくれない」

 

と感じてしまいます。

 

 

その頑張りがかわいいと思える場合はいいのですが、男性が話せば話すほど、女性の気持ちが離れていく……なんてことも。

 

 

 

お見合いの相手に興味がなくて自分の話をしているのではなく、

 

・興味があるからこそ

・場を盛り上げたいからこそ

・話すのが得意じゃないからこそ

 

頑張っているのかもしれません。

 

リラックスすれば女性の感情を読める「気の利く男性」になる可能性もあります。

 

 

 

 

聴き上手で気が利く女性になる

 

 

……とはいうものの、わたし自身、お見合いや婚活パーティーで、自分のことばかり話す男性に辟易した経験があります。

 

一度や二度ではありません。

 

話もおもしろくない、「その話題、やめてほしいなー」と思っていることにも気づいてくれない。

 

別の話題を振っても、いつの間にか仕事の話に戻っている、とか。

 

 

その人を好きになれなかったときは、ご縁がなかったと思って気持ちを切り替えましょう。

 

 

その男性が好きだったら仕事の話も、グチも聴きたいと思うし、

 

気持ちを汲み取ろうとするはずです。

 

いい関係を築いていきたいから、相手の話を聴くだけでなく、自分の話もしようとします。

 

 

 

好きじゃない人だから、「あー、おもしろくないなー」って感じるし、受け身になってしまうのです。

 

 

 

それが婚活疲れにもつながります。

 

婚活疲れで常にイライラ、心理カウンセラーなのにメンタル不安定になったわたしだから言えます。

 

好きになれない人に期待してもムダです。

 

好きになれないのには、なれないだけの理由があります。

 

 

たとえその人が急に気が利く人になったとしても、好きにならないんじゃないかと思うし、

 

どんなに好意を持ってくれても応えられないんじゃないでしょうか?

 

恋愛って、そういうものだと思います。

 

 

 

相手の表情を読んで気が利く人になり、聴き上手のスキルを身に着ければ、たとえコミュ力が高くなくても自信がつきます。

 

相手に聴き上手で気が利くことを求めるのではなく、自分のスキルを上げるということ。

 

そうすれば、好きじゃない人にこだわらず、気持ちを切り替えて次の人を探す勇気が持てるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マインドフルネスでストレスを軽くする方法を発信する公認心理師(心理カウンセラー)です。

 

婚活10年の経験から婚活カウンセラー、マインドフルネスインストラクターとして活動しています。

 

趣味は読書で、「婚活カウンセラーが選ぶ、結婚がわかる100冊」をテーマに本の紹介もしています。

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