【おのぼりさん観光記】三鷹の森 ジブリ美術館 | 絶賛成長中☆母娘のユルユル日記

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2012年1月生まれの長女(花ちゃん)と
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ユルユルな日々




9月23日(日)
発熱から、なんとか回復した花ちゃん。
弟一家と共に行った『ジブリ美術館』についてアップします。

【関連記事】
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 『悲劇の三連休一日目
 『一筋縄ではいかない三連休二日目。そして別れの三日目




『三鷹の森 ジブリ美術館』

 
…写真ゆがんでない…??
まぁ、撮ってくれた人の性格が歪んでるしね(笑)
(撮影:弟)


門をくぐってすぐに
『トトロのニセ受付』があります。
 
反射しちゃって見づらいですが…。
受付内にはトトロが。
下の小窓からはマックロクロスケがお出迎え。



ジブリ美術館は以前に行った
『藤子・F・不二雄ミュージアム』と同じく完全予約制。
事前に日時指定のチケットを購入する必要があります。
(『【おのぼりさん観光記】 藤子・F・不二雄ミュージアム 』参照)

私たちは、一番早い時間帯である
10:00~のチケットを購入していました。
入場時間は決められていますが、
入れ替え制ではなく退場時間は決められていないので、
遅い時間になれば、前のお客さんがまだいたりして
だんだんと混んでくるかな…と思い、朝一にしました。



10時少し前に行くと、
既に入場待ちの人が並んでいました!!
屋外で並ぶことになるのですが、
日よけテントが設置されているので
日射しにへこたれずに並ぶ事ができました。
(この日は暑かった…!)

並んでいる間、雰囲気のある建物を眺めて楽しんだり…。
 
カッコイイですよね!!

どこかにクヌギの木でもあるのか?
トトロの落し物かな?!
ところどころにドングリが落ちていて、
花ちゃんは、それを拾って楽しんでいました。

そして、それを大事に
自分のポシェットに入れていました。
お土産が出来て、良かったね。



10時になると入場が始まり、
スムーズに列が進んで中に入れました!!

入り口を入ってすぐに「フィルム付きっぷ」を渡されます。
ここで渡されるきっぷは本物の映画フィルムが使われています。
どんなシーンが当たるか?!という楽しみがあります。

ちなみに私の物は『ハウルの動く城』のワンシーンでした。


美術館館内はベビーカーを持ち込めません。
ベビーカー置き場に置いての見学となりますので、
まだ歩けない子どもを連れて行く場合は、
抱っこひもがあった方が賢明かな?!



残念ながら、館内は撮影禁止!!
なので、館内の写真はありません。

美術館は物語の入り口。
私たち(見学者)は物語の主人公。
なので、カメラを向けるより、自分の五感で感じよう!
思い出は心の中に…という理由だそうです。

なるほど!

でも!でも!!!!
思わず写真におさめたくなるような素敵な館内!!!


古い洋館のような…
でも、広い吹き抜け空間の中に螺旋階段があったり、
空中廊下があったり…と、不思議な造りです。
エレベーターも雰囲気のあるもので、
ジブリ映画に出て来そうな建物になっていました。


『藤子・F・不二雄ミュージアム』とは全く異なった雰囲気で、
前面にキャラクター等を押した感じではなく、
よく見るとキャラクターが潜んでいる…といった感じです。

「フレスコ画の中にキキがいる!」
「天井のガラスドームにポニョが泳いでる!」
「ステンドグラスにキャラクターが…!!」
など、発見の楽しさがあります。

あぁ~~~~!!!
写真撮りたい~~~~~~~!!!
絶対カッコイイ写真が撮れそう!!!

…と、コンセプトを無視した私のハートが
ウズウズ騒いでいました(苦笑)



入館し、その素敵な内装にあっけにとられた我々ですが、
館内見学は後に回し、カフェに向かうことにしました。


ジブリ美術館にあるカフェ『麦わらぼうし』は11時開店。
せっかくなので、ここでランチにしようと言っていたのです。

『藤子・F・不二雄ミュージアム』のカフェは整理券制でしたが、
こちらは純粋に列を作って並ぶ形式です。

カフェに到着したのは、10時20分くらい。
まだ一組しか並んでいませんでした。

並ぶかどうか悩んだけれど、
館内見学しても中途半端になりそうだし、
テント屋根の下に椅子が並べてあり、
座って待てるので、もうこのまま並ぶことにしました。


カフェは黄色(オレンジ?)の壁に
ポイントで赤が使われた建物で可愛い雰囲気です。

屋外についた水道もカワイイ!!
 
蛇口をひねるところがネコちゃんです。

花ちゃんとおぅちゃんはテラスを散歩。
 
『ジブリ』に来ているのに、
二人が『ディズニー』なポシェットを持っている事には
目をつぶっていてください(苦笑)

待ちスペースには絵本も置いてあって、
読みながら時間を潰すことも出来ます。


この日は、11時の10分前にオープン!
この時点では結構な人が並んでおり、
オープンと同時に入店出来ない人もいるくらいでした。


温かみのある、ほっこり可愛い店内。
  
 おぅちゃん一家。

 
反対側には花ちゃん一家。


お料理は「あたたかい家庭料理」がコンセプトのようで、
『藤子・F・不二雄ミュージアム』のカフェとは違い、
キャラクターの可愛さを出したものではありませんでした。

 

 

 
 
どれも美味しかった・・・!!!

でも、キャラが描かれていたり、
アニメに出てくる食べ物だったりした方が
写真の撮り甲斐はあるかも…(笑)

 
ちなみにストローは本物の『麦わら』。
…『麦わら』の本物のストローと言うべき…??

メニューは毎月(?)変更があるみたいです。
ちなみに、外ではテイクアウト商品も販売しています。



満腹になった我々は、再び館内へ…!!!

「迷子になろうよ、いっしょに。」

この美術館のテーマのようです。
この言葉のとおり、館内に順路はなく、
自由に好きなところから見て回ります。


様々な展示がされているのですが、
私の印象に残っているのは、
常設展示の「映画の生まれる場所(ところ)」。

部屋の中の壁一面にイラストやらメモやらスケッチが。
今まで描いている途中だったかのような状態の机。
映画制作の現場に迷い込んだかのような錯覚をします。

こうしてあの映画(アニメーション)は作られているのか…!
と、ついつい興奮して見て回りました。


館内には、なんと「ネコバス」がいます!!!
小学生以下の子どもは乗ったりして遊ぶことができます。
人数制限し、5分ごと(だったかな?)の入れ替え制。

花ちゃん&おぅちゃんも興味深そうに見ていたので、
あまり並んでいなかったので、遊ばせてみたのですが、
いざとなると二人とも拒否!!!
ネコバスがデカくて怖かったのか、
自分達だけで行くのが嫌だったのか…(汗)
(大人は外から見守る形です)

せっかくだったのに。
私だったら大興奮でネコバスに乗るのになぁ。
そそくさ退散しました。



館内を十分堪能した後は、屋外を散策。


パティオのような所があり、
そこには手漕ぎポンプ式の井戸があります。
 
ポンプを漕ぐと本当に水が汲めます。
本物の井戸水らしいですよ。
奥に写っている薪は、カフェで実際に使うそうです。


屋上庭園にはロボット兵が・・・!!!
 
デ・・・デカイ・・・・・・!!!!!

ロボット兵の横を通り抜け、
草木をかき分けて小道を奥に進めば、
ラピュタの中枢部の石(?)黒い石がありました!
 
ラピュタ語が刻まれています。



最後に館内に再び戻り、
ミニシアターでオリジナル短編アニメーションを見ました。
アニメーションも数種あるようで、
行く期間によって違う作品が上映されているようです。

私が見たのは『やどさがし』。
女の子が旅に出て、様々な不思議なものと出会い…という話。

このアニメは、効果音なんかも人の声で表現しているという
少し変わった作品です。
しかも、その声と音を担当しているのは二人だけ。
男性と女性の有名なお二人。
それは、なんと・・・!!
・・・・・・・
…知らずに見て、誰だか想像する方がいいかな??

この作品も変わっていて良かったけれど、
『めいとこねこバス』っていうやつ見たかったなぁ~!!
(ミーハーな私。)


そんなこんなで満喫しまくり、
さほど広い敷地ではなく、建物も大きくないハズなのに、
足が疲労困憊になった我々でした。



乳幼児連れにも優しく、
オムツ替え台も複数設置されています。
(ちなみに、大人トイレも可愛い!!)
授乳の際には「休憩室」を貸してもらえるようです。


でも、この美術館は、乳幼児が行っても
そこまで楽しむことは出来ないかなぁ~??
花ちゃんは、『珍しいモノがある!』という楽しみ方でした…。
花ちゃんには、ちょっと早すぎたか…。

ある程度大きくなってからの方が楽しいかも!
そして・・・一番楽しめるのは大人かも!!

ただただ単純にキャラやイラストが飾っているのではなく、
深みがある美術館だったように思います。



花ちゃんが、もう少し大きくなって、
一緒にジブリ作品を観まくってから、
もう一度訪れてみたいな・・・☆