9/4 日曜美術館で皆川明さんの100年つづく人生のためにが再放送された。
初回放送は2020年。ちょうど東京都現代美術館で「つづく」展が行われていた。
当時この展示を見に行って、古さを感じないテキスタイルと、流行にとらわれないファッションが素敵。と思ったけど
骨格診断がもてはやされ始めた頃。
私の骨格を生かす洋服ではないなとテキスタイルの美しさ以上に興味を持つことはなかった。
2年経って再びこの放送を見て、改めて皆川明さんが目指すところがビシビシと心に響いた。
一緒に見ていた夫も、ミナペルホネンの服に興味が湧いた。買いに行こう!とご近所にあるのが幸いとお散歩がてら。
代官山T-SITEの隣、ヒルテラに入っている。
大切に丁寧にラッピングしていただいた。
シルクとリネンを縦横に走らせた光沢のある素材。
ミナにしてはフィットするシルエットでお食事やフォーマルな場でも使えそう。大事に着よう。
シルク100%のブラウス。
Sometimes luckyと名前がついている。
前も後ろも刺繍で、四葉のクローバーが隠されているのが遊び心。
ミナペルホネンの洋服に流行はないので、少し前のコレクションだけどセールにはならない。
このシルクは手洗いできるので風合いが変わる様子も楽しんでと言われた。
ファストファッションや安い服を買うのはずいぶん前にやめて、お気に入りの良いものだけでクローゼットを作ろうと2年前から改革している。
年齢を重ねたこともあるけど、想いをこめて作られたものを大事に使う方が好きと思い始めたことが大きく、皆川さんの想いに通じるものがある。
経年変化も楽しみながら着ていけたら楽しい。