【ネタバレ】GACKT LVL LAST MOON -最期ノ月- 中野サンプラザ② | 空白の瞬間
2016年05月26日(木) 14時23分00秒

【ネタバレ】GACKT LVL LAST MOON -最期ノ月- 中野サンプラザ②

テーマ:【GACKT】レポ
本筋に追記する形で書くので
未読の方は長野レポを併せてご参照ください。

0416長野①
http://ameblo.jp/xxxxasukaxxxx/entry-12151945167.html

0416長野②
http://ameblo.jp/xxxxasukaxxxx/entry-12153896362.html

0416長野③
http://ameblo.jp/xxxxasukaxxxx/entry-12155653066.html

0416長野④
http://ameblo.jp/xxxxasukaxxxx/entry-12160037984.html

0512中野(前半)
http://ameblo.jp/xxxxasukaxxxx/entry-12164062766.html

画像の下からは演出内容のネタバレ記事です。

今回のツアーグッズのポスターになっている闇の使途さん。
今回のツアーのMCで散々マリス時代の羽根の話をしてるのは
「あれ?似てない??」って気付いて欲しいんだろうなぁと思うんですよね。

きっとそれは同じ役柄であって、同じ物語を、あの頃の続きを描いているよという主張。
Bripperアプリで合成写真が作れたので
merveillesツアーのパンフレット(開くと立体ステージになる)に
闇の使途さん(ファンの間ではニコ生由来でマロー様と呼ばれてますね)を召還しましたよ。



もしこれが合成でなく現実となったなら、ここには月が浮かぶんですよね。
だからマロー様の背景には月があるんですよね。
そんな叶わぬ夢の妄想を描いた『暁月夜』の歌詞が大好きです。


■聖水タイム

グッズで売ってないニューパーカーを着て登場。
薄い黒ベロアのゴールド刺繍でこの日初披露だったのかな?
猫耳も特殊サイズでグッズのより少し大きめで片耳折れてます。

ストロー授与は噛んで離さない時があって
きっと歯型くっきり残ってるんだろうなーっていう。
お水はしぶきのような微々たる水量が私にもかかりました。
わ、わーい(訳:物足りない)。


■おかえり&ただいま

「待っとったか?」
とてもゆっくりな口調で穏やかに微笑みながら尋ねるGACKTさん。
繰り返し何度もゆっくり尋ねる。

「待ーちー焦ーがーれーてーいーたーのぉか?」
「焦げ焦げかぁ~?」
ふわふわにじゃれてくるのずるいなぁ。
甘えん坊さんって感じの口調可愛いじゃないか。

「アッチッチ、アッチッチかー?」
指先ヤケドのアチッ!みたいなジャスチャー付で
はにかんで楽しそうにおどける。

皆の声は元気いっぱい。
それを聴いてふにゃ~ってゆるい笑顔を見せてくれて
ああこの人ほんとにこれ嬉しいんだなぁって伝わってきて(*´艸`)
もー、可愛すぎる。

多分そこでお互いもう満たされてたけど
形式的なのいっときますか!な感じでいつものを。

(楽∀斗)もう声ガラガラなんだけど…おかーえりー!!
(会∀場)ただーいまー!!

確かに声苦しそうでした。
今回も2階はしっかりやって、1階が焦らされるパターンで
こんなとこでイクの!?っていう定番化してる流れ。
サッパリしたやつやった後に
「最高です」って心にない雑な感じで言いながら親指立ててグーのポーズ。

ハイハイやり直しますよって時に
「バチッと合わせてくれなかったらパンツ脱ぎますよ!」って言うから
当然キャッキャと喜ぶ会場(笑)。

ながーいのはヤケになって頑張りました(笑)。
ズルしないでちゃんと出来る限り一呼吸で続かせたんだけど
はふ…!酸欠でクラクラする(笑)!

(楽∀斗)神威楽斗、中野に初めて帰ってきました!
(会∀場)おかーえりー!

初めて帰ってくるって不思議な言い回しね(笑)。
ピースを口元にあてる決めポーズで「ただいまっ☆」を繰り返す。
「ウザい?ウザい?でもやるぅー(笑)」とでも言いたげな感じで
同じことを何度もやってはしゃぐGACKTさん(笑)。


■MC「中野ブロードウェイ」

(楽∀斗)東京って言っても地方から出てきた人ばっかなんでしょ?
(会∀場)www
(客∀席)東京出身ー!
(楽∀斗)地方から出て来たお前らとは違うぞと
(会∀場)www
(楽∀斗)周りを敵にまわしますね!僕も地方から出て来ましたしね!
(会∀場)www

(楽∀斗)中野でライブやるのは初めてなんですよね
(客∀席)待ってましたー!
(楽∀斗)中野に住んでるんですか!?違いますよね?
(会∀場)www
(楽∀斗)実は住んでたことがあるんですよ、僕は中野の人ですよ
(客∀席)どこー!?
(楽∀斗)いやいや言えないでしょ(笑)!
     今は全然違う人が住んでるのに写真撮りに行かれたら困るし

(客∀席)ブロードウェイ知ってるー?
(楽∀斗)えっ?なに?

皆が「ブロードウェイ!」を連呼するも
聞き取れなくて「あんだって?」(志村けん)になってるGACKTさん(笑)。

めっちゃこっち見ながら確認してくるので
ブロードのブ!を必死にアピールしてたらようやく伝わって
指で丸作って「あってるよ」のサインしたら
すぐに同じサイン作って「あってる(んだね)」って返してくれた(*´∀`*)

でも面白くなって「ぷひゃ(笑)!」って吹き出しちゃったGACKTさん。
「そんなに一生懸命ぶー!ぶー!言わないで下さい」
GACKTさんがこちらの「ぶー!」を真似てた姿は
タコ唇で前傾姿勢で必死過ぎて「それうちらかwww」って(ノ∀`)
すいませんwww恥ずかしいけど楽しいwwww

「ぶの次はなんですか?も?ご?ど?」
皆でまたも必死に「ろー!」を主張するも伝わらない。
違うよって手でアクションするとすぐ次いって
「母音はオであってますか?」うんうん
「じゃあ1つずつ言ってくんであってたらこうやって教えて下さい」
片腕を頭の周りで丸になるように(右手で左のこめかみ触る感じ)
大振りのOKサインを求めるGACKTさん。

このくだりなんだかずっとこっちを向いてらっしゃって殆ど視線が動かず
OKサインもこっち見て伝わったような。
友達はずっと「ガクさんこっち見過ぎ(笑)!」ってキャーキャー喜んでるし
人よりちょっと早い自覚のある自分が言ったタイミングと
GACKTさんのリアクションタイミングが一致したのもあって
本当にこのくだりはコミュニケーション取れてた気がする(((^-^)))

「ぶろー?」まで伝わるも次の一文字にまた苦戦し
「ぶろーど!!」って分かってスッキリー!!みたいなリアクション。
でもその先のウェイが伝わらなくて
ゲイだのレイだのまた暫くヤンヤヤンヤ(笑)。
客席から不意に投げられた質問拾ったせいでMCが長いことおかしな路線に(ノ∀`)

ブロードウェイ!ああ!!商店街ね!
えっ!ていうか1つ聞いていいですか?
皆さん中野の方ですか?

ブロードウェイは歩いたことないなぁー…
中野に住んでたけど中野を歩いたことがないんです
いつも車でドアトゥードアの移動ばっかで
しかも車も黒いスモークつけてるから外が見えないんですよね
車に乗ってる時って誘拐されてる気分です

ここは中野っていう情報だけは知ってるんですけど
だから僕未だに東京の地理全然分かってないんですよね
マンションの扉も自分で開けたことないです


■MC「下北沢での思い出」

(楽∀斗)中野の前は下北沢に住んでたんですけど
(会∀場)ええええ!!!?
(楽∀斗)なんでヒエー!なんですか!下北沢ダメですか?

私は単純によく行く場所だからビックリしましたよ(笑)。

下北沢に住んでた頃は外歩いたんですよ
確か下北沢って坂道になってますよね?
駅に向かって坂道をあがってくんですよね?

(楽∀斗)ですよね?
(会∀場)あってる!
(楽∀斗)駅の片方はあがってって、片方はさがってく感じですよね?
(会∀場)あってるー!
(楽∀斗)降りてったところに王将ありますよね?
(会∀場)あるー!
(楽∀斗)そこの王将に食べに行ったことあるんですよ
(会∀場)おおー!

ちなみにYOUと一緒に行ったんですよ
僕京都に住んでたんで東京に出てきてから王将見つけてすごい嬉しくて
「王将あったよ!!!」
どこにあったの?
「そっ、そこにあった(興奮)!」って

で、行ったんですよ、食べるじゃないですか
不味かったんですよね…
なんか肉がボロボロボロボロって落ちてくるというか
とにかく不味かったんですよ
やっぱりチェーン店でも京都とは違いましたね…

マズイと言われても後日わたくし行って参りましたけども(笑)。
普通に美味しかったですよ(アーティストの営業妨害をそっとフォロー)。



僕の活動時間帯は大体真夜中なんですけど
2人でぐるぐる夜中の下北沢を歩いて神社にも行ったんですよ

このあたりでちょうどJOBが登場したので
YOUくんに「行きましたよね?」と確認するGACKTさん。
しかしYOUくんは聞いてないというか話しかけられたことにも気付いてない(笑)。

大丈夫ですか!?
聞いてました!?この距離ですよね!?今仕事中ですよね!?
神社行きましたよね!?

「どうだったっけなぁ…」みたいな渋い顔して考え込むYOUくん。

あったじゃん!!行ったじゃん!!
あの人頭おかしいです、記憶ないんですね、アルツハイマーです
1つ聞いていいですか?僕のこと分かります?

「あぁー!」って思い出したようなジェスチャーをするYOUくん。

YOUの「あぁー!」は絶対嘘です
すみません、身内の恥を晒しました…

調べたら下北沢にあるお寺は森巖寺(しんがんじ)というとこ1つで
駅から王将を下った先にあるのでここで間違いないかなと。




■MC「追いだされた思い出」

下北沢にはソロ始動時のJOB(全員幼馴染)と
皆で一緒にひとつ屋根の下で住んでたそう。
でも近所トラブル起こして追い出されたという話。

曲作りながらもうちょっとこここうした方がいいかなーって聞き返してて
曲ガンガン流しながら気付いたら寝ちゃってて

明け方ダンダンダンダン!!ってドアを叩く音で目が覚めまして
ドア開けたら(←開けたことあるんじゃんw)
すごい人数の外国人が集まってて
そのあたりは外国人が結構住んでたんですよ

物凄い勢いで怒鳴られて、皆僕に怒りをぶつけてくるんですよ
僕は寝ぼけてたから最初なんで怒られてるか分からなくて
一通り皆の怒りを受けて、ああボリュームおっきかったんだって

ちなみにバスローブ着て出たんですけど
1人残った女性が最後に「それしまいなさい!!」って
(マグナムを)出してたみたいです

YOUくんのアレを「ミニマム」と言ってから
「僕は今もマグナムですよ」


■メンバー紹介

計画してた話は含まれていたんだろうか?という
流されるままの楽しい空気でMCが終わってしまってメンバー紹介へ。

今日無理矢理連れて来られた人もいると思います
「えー?GACKTぉ?曲とか知らないよー」
「あの普通芸能人のGACKTでしょー?」

そんな人たちにとってメンバーは誰だあいつ状態だと思います
「誰だよあのおばさーん!」(茶々さんを指す)

違う違う!俺には立派なマグナムついてるから!という
下半身ドーン!というジェスチャーをしてみせる茶々さん。
掌を揃えた両手を太ももにつけて等間隔のまま上げて前ならえ!みたいなポーズになる動き。

しかしGACKTさんは「違う」の部分だけを拾って
「おばさんじゃない?あ、失礼しましたお婆ちゃんです」
違う!違う!マグナム!ナグナムあるよ!!を繰り返す茶々さん(笑)。

応援してる風でいいんで、風で!お願いします

●茶々さん
ソロになって僕と17年の付き合いです
日本で3本の指に入るギタリストです
もう70超えて生理もあがってボケがきてるのにあんなに早く指が動く
ボケが始まると突然くるくる回り始めますからね
回ってるの見たら「ああ今ボケてるんだなぁ」って察して下さい
茶々と呼んでやってくれー!

茶々さんひたすらマグナムアピールwww
本人楽しくなっちゃってずっとそれやってたら
「そこだけ映像切り取ってアップしますよ、あなたただの変態ですよ」
やめてくれ!みたいに慌ててそこでやっとストップしました(笑)

●YOUくん
同い年なんですけど、26年の幼馴染で、親友で、家族で、メンバーで、下僕です
(1項目ずつ嬉しそうに頷いてたけど最後で待てー!ってなるYOUくん)
昔は皆メンバーが幼馴染だったんですよ
でも悲しいかな、皆逃げちゃいました
残ったのは彼だけだったんです
美談のように聞こえますけど、要は逃げ遅れただけです
YOUと呼んでやってくれー!
(YOUくんもマグナムアピールしてました)

︎●Satoくん
この中では若めですが、別に可愛くはないです
GACKTJOBのグレムリンと呼ばれています
歴代のメンバーで1番背が低く、1番心が黒く
彼の得意技は人を売ることです
Satoと呼んでやってくれー!

メンバー紹介終わろうとする中
ドラムセットから格好付けてキザなポージングして触れてくれるの待ってるばるくん(笑)。

(楽∀斗)気が済むまでどうぞ
(ば∀る)あ、じゃあもうちょっとだけ…

調子に乗って暫くポージングを続けた後
(イメージ的には花輪君が前髪をサラッと指でなぞる系のウザめなキラキラ感)
「あっ!もう大丈夫です!すいません!もう大丈夫です!!」で切り上げ(笑)。

(楽∀斗)えー、彼が、ドラムの、ばるです(以上)
(会∀場)ばるー!
(ば∀る)ちゃんと紹介して!もっと長く!いっぱい喋って!

尺伸ばして!のジャスチャーしながらマイクなしで叫ぶばるくん。
ピーチクパーチク喚いてたけど大半がよく分からなかった。
そう、本当の生声っていうのはこのくらいの声量の筈なのよ(笑)。
このコーナーでやる生声はイカサマしてるから響くけど
この時のばるくんの声、前方にいる私にすら聞き取りづらかったから
2階席の後ろとか何言ってるのか全く分からなかったのでは…。

(楽∀斗)自分から長く説明してって早々言いませんよ?
     分かりましたよ、長くですね?長く、はいはい
(ば∀る)うんうん!(希望の眼差し)

(楽∀斗)ばーーーる。

長くなったwwwwwwwwwwwww
違うそういうことじゃないwwwwwwwww

最終的にJOBドラマーのオーディションで勝ち残りましたってエピソードを添えるも
「ばーーーーる。です」と長めに紹介するGACKTさんwwwww
そして客席も皆で「ばーーる!」って長く呼ぶwww
可笑しすぎるwww

(楽∀斗)僕は歴代のGACKTJOBのドラマーで彼のこと1番好きなんです
(会∀場)フゥーーー!!

そんな風に言うのちょっとドキっとするじゃないですか!
って思ったら「生まれながらのハンディキャップに負けずに生きてる」と言って
スタイルが悪くて顔がデカいということをいじり倒す酷い流れでした(ノ∀`)
わざわざ前に連れてきて「膝から下隠すとちょうどいいんですよ」とか。
私そういう見た目いじりは好きじゃないー。


■生声

本日の生声はまたも茶々さん。
皆が「ちゃちゃー!」って呼ぶと

(楽∀斗)あんまりババア!ババア!って呼ぶの可哀想ですよ?
(会∀場)ちがうー(笑)!ちゃーちゃー!
(楽∀斗)ばーばー?

っていう、また「あんだって?」が始まりかけるやつ(笑)。
茶々さんはここでもずっとマグナムドーンしてたな…(笑)。

中野さーん!(切るとこおかしいw)
ぷーらーざー!
この会場はもうすぐー!
取り壊されることが決まっているー!
僕たちは今日初めてだけどー!
今日が最後になるかもしれないー!
だーかーら!
忘れられない夜に!
皆でしようじゃないかー!

(楽∀斗)良いこと言うじゃないですかー

生声の最中にコール&レスポンスが織り込まれ
茶々さんの指揮で「オーイェー!」の叫び合いがありました。

お前ら最高だー!
大好きやでー!!

(楽∀斗)すごい良いこと言っててちょっとグッときたんですけど
     横から見てたらストレスがたまってる大阪のオバちゃんに見えましたね

続いてGACKTさんの生声。

(楽∀斗)今日声出ないからどこまで出せるか分からないけど、精一杯気持ちを届けるから
     だから届いたら最後に「届いたよ」って聞かせて下さい

こないだもそんなこと言ってたけど
なるほどなー、GACKTさんが「だから」って言う後に望む対価って
そんな簡単なことでいいんですね。
でも全員から聞けるものでもないし、確かにそれが欲しくて叫んでるんですよね。
なんだかとてもしっくりきました。
受け止めて欲しいだけなんだ。

17年前ー!
まさか自分がこのステージに立つと思わなかったー!
名前だけは知ってたー!
でもー!
サンプラザ中野だと思ってたー!
なんかごめんなさーーい!
17年間ー!
僕についてきてくれた皆にー!
心から感謝してるー!
ありがとーーーー!!!

(楽∀斗)届いたか?
(会∀場)届いたー!!!
(楽∀斗)届いたかー!?
(会∀場)届いたー!!!!

こちらこそだよ。ありがとうだよ。


U+K

スクリーンには万華鏡のような映像。
その上に色褪せたひまわりみたいな花がいくつか乗ってたり。
高層ビルの立ち並ぶ景色の上にも色褪せたひまわりみたいなのが重なってたり。

「遠い記憶のままで願いを込めて」のとこは
手を伸ばしたくなって慌ててふがしを置いたけど
視線はステージから外したくないし曲中ってわたわたしますね…。

しかしそこのフレーズってどういう意味なんでしょうね。
「遠い記憶のままで…」の「…」に略されている言葉は何だろう。
当時の記憶そのままを保てますように?
記憶としてしか存在出来ないけどまた逢えますように?


舞哈BABY!!-WooHa-

客席はスクリーンに目が行きがちで
演者はスクリーンがないからフリを完全に覚えてなきゃいけない。
でも最初の数公演はGACKTさんこれ踊れなかったらしくて
わたわたしたり止まっちゃってたのが可愛かったんだよーなんて聞いてて。

折角表情が見える距離にいるから
ちょいちょいGACKTさんどんな顔してるかなーって見てたけど
楽しそうに笑ってましたね。
周りのダンサーと和気藹藹な空気だったり
夢中で踊る客席の様子を眺めて笑ってたり。

楽しかったなぁ(*´艸`)


恋のFRIDAY!!

続ふがし大活躍の曲♪
ふがし使わなかったら前奏はモンキーダンスな感じなのかな。
近くの人がふがしなくてこの2曲地蔵になってて不憫だった(((^-^)))

前回書かなかったとこのフリ解説と言えば
最初は腰に手を当てて左右に腰ふりふり。
ダンサーたちは途中でくるっと180度回転してお尻を向けるので
左右が逆になるのかと焦るけどダンサー側で合わせてくれてるっていう。
「振り回され」で折り畳み2回からの「中」でふがし上げ。

「可愛いコ風」ではスクリーンにハートが映って弾かれ
「ピン子風」では渡鬼姿の三角斤をつけたピン子さんのイラスト
「前方後円墳」はイラストというより図説の前方後円墳
「古風」は土偶でしたっけ。

固有名詞出されたピン子さんの立場www
もう、スクリーンに映し出されてるのがカオス過ぎて楽しいwww
今までのシリアスで重い雰囲気どこいったのwww
本当に同じ人のライヴなの?ってくらいのぶっ飛び方好き\(^o^)/

金テが飛んだところで「大好きだー!」と叫んだGACKTさん。
おや、愛してるじゃなくて大好き?
それはどっちがいいものなんだろう?

普通ならば愛の方がいいかもしれないけど
『P.S. I LOVE U』の自己犠牲的な愛が嫌だった私は
本音でぶつかってきてくれた気がして嬉しくなりました。
うんうん、それでいいんだよ。
きっとツアーを回ってて募ってきた本音なんだろうな。

最後はじゃーんじゃーんじゃーんじゃーん、ジャジャッ♪のとこで(伝わるか?)
左右をシュパッと指して、ジャジャでふがしクロスしてチョンチョン。


キミだけのボクでいるから

前回『au revoir』のPVに重なって見えた景色は
「ほらよく見たら全然違うじゃん」を実感した光景に変わりました。

最初はスクランブル交差点みたいな横断歩道をたくさんの人が歩いてる映像。
『Secret Garden』のMVでは
「たくさんの人がいるのに誰にも自分が見えていない孤独」として扱っていて
やっぱりこの曲の無償の愛の裏には寂しさが強くあるんだろうなと。

RR2の『Oblivious ~顔のない天使~』でも
同じように座って道行く人を眺めている演出でしたよね。
Obliviousは忘れてしまったとか、何かに没頭して気付かないという意味。
存在は確かにハッキリ覚えてるのに
どんな顔してたか思い出せない人っていたりするじゃないですか。
顔のない天使っていうのは
笑顔も泣き顔も見ることが出来なくなった大切な人の比喩なんだろうなぁと。

街中を歩く人は目的地に向かって足早に歩くことに没頭して
周りの景色にあまり気付かなかったりする。
あの曲は、視線を送ってるGACKTさんを意識することなく日常を送る
かつて側にいた人たちへの寂しさを歌ってるんだろうなぁと。
「僕の姿が見えますか?」って必死に届けようとしても
もうそれに耳を傾けることもなくなってしまった人たちを眺めてるんだろうなぁって。

そんな自分を見てもくれない「キミ」のために
GACKTさんは『キミだけのボクでいるから』って歌ってるのかなぁなんて。
「愛してもう一回」なんじゃないかなぁって。

曲の最後に可愛いフォントでタイトルが映し出され
紫に染まる照明。
それは無言でありながらとてつもなく重い叫びの色のようで。
「Kamiへの想いを届けるボクでいるから」って
「だから許して」って、私にはそんな風に届きました。
苦しくてポロポロと涙が零れ落ちる。


P.S. I LOVE U

闇の中に眩しい光、中央の光がライン状に横に広がる。
まるで天国へのお迎えのようだと思った。
光の先にあるのは死後の世界のイメージで正解かもしれないけど
お迎えじゃなくて亡き人からのメッセージって意味なのかな。

遺書の冒頭にある注意書きで、私はKoziさんの顔が浮かびました。
今を生きる楽しさを与えてくれる人の側にいるのに
私はまだ過去を引きずって泣いていて
幸せなのに嘆きの言葉も日々羅列してしまう。
その度にKoziさんはまた元気づけてくれて癒してくれて私は笑顔を取り戻せる。
勝手ながら、そういう罪悪感は確かにある。

DSだって本当は手放しに楽しんで感謝を述べたい。
私はKoziさんのこともMana様のことも大好きだもの。
彼等の単体の活動にも喜びを感じているのは確かなのに
それでもやっぱりGACKTさんを置いて幸せに浸れないよ。

「優しい嘘」を「優しいコトバ」と読ませる歌詞。
スクリーンに歌詞が出て目で追うから強く意識させられるその違い。
きっと、余命短い彼女が望む永遠を彼は約束してくれたんだと思う。
相手を喜ばせたいが為の過剰な愛情表現を嘘と言ってるんだろうなと。

頭では分かってることと、言葉や行動が一致しない。
ダメだって分かってるのに、嘘になるって分かってるのに
本音は歯止めがきかない。
感情をコントロールしようと思えば思うほど制御不可能になる。

綺麗事で塗り固められたこの曲の歌詞は
逆にそんななりふり構わない欲求を強く自覚させる気がします。


■映像

「オマエ達は何故…」の問いかけが続く映像。

映画『MOON CHILD』の終盤にある
ショウと孫の楽しい撃ち合いの後
ショウが撃たれて血塗れの手を伸ばすアップのシーン。

「何故…自らの悪を知りながら認めようとしないのか」

そう、間違ったことをしてるって分かっていた筈なんだ。
戦いたくない相手に銃を向けて、自身が哀しむと分かって命を奪うこのシーンは
涙を浮かべながら「やってくれ」と言った頼朝と同じ。
大切な人を殺すなんて間違ってるって分かってるのに認めなかった。

「他者を淘汰しようとするのか」「神になろうとするのか」

ムンチャでのマレッパの支配が浮かびました。
自分は自分のやり方でこの街を救うっていう孫の発言。
大切な人との共存よりも、理想社会を目指した孫の選択は
カーゴを飛び出した若=マリスを脱退したGacktさんに重なってくる。

DIABOLOSからの映像は変わったのか…私の記憶違いかも。
母子のシーンはなくて
負傷者たちの元へGACKTさんとJOBが応援に来たシーンでした。

からの『RETURNER』のMVの戦闘シーンと
義経秘伝登場人物の死ぬ姿が再び。
義経の胸ドシュも再び。

「罪深きその亡骸は私たちが引き取ろう」

使徒は魂を集めてるんじゃなくて
魂が抜けた殻である死体を引き取るの?
確かにエンドロールで義経を抱いて飛んでる姿があるんだけど
ここで亡骸って単語が使われてたことに違和感。
使途の世界の設定がもっと詳しく知りたいです。


■映像

月を見ながら仲間と酒を飲む(義経の夢の中の)シーン。

前回は「やれることはやった」というセリフにグサっときて
もう諦めちゃうんだ終わっちゃうんだうわああって軽くパニックだったけど
今回、これは弁慶のセリフだったと気付いて少し意味が変わるのではと。
義経は「そうだな」って相槌を打っただけで
「そんな悲しそうな顔するなよぉ」と仲間にドヤされる立場でした。

景時に急かされて「やってくれ」と言った頼朝のように
義経も弁慶の発言に対して仕方なく頷いただけだったりするのかな。
それがGACKTさんの自発的な諦めでないのなら
まだひっくり返せる可能性あるんじゃ?なんて思ったりして。

でも「安楽死」という言葉が頭の中をぐるぐるまわっていた。
苦しんでるのに延命させるのは酷である。
だけど死んで欲しくないと思うのはエゴなんだろうか。
苦しくてもGACKTさんは生きていたいだろうか。

「疲れたよ」という深いため息が重くのしかかる。

「同じ日に死ぬことを願う」を自分に向けて言われていると考えた時
生きている私も一緒に死んであげるべきなんだろうかという発想になった。

「痛ぇ…痛ぇ…」と胸をおさえて微笑む表情。
どうにかしてあげたい。
泣きながら笑ってる義経の姿をしたGACKTさんを助けてあげたいのに
私はただ泣きながらそのスクリーンを眺めることしか出来なかった。
このツアーの涙を拭くにはバスタオルが必要って話がパンフにあったけど
6億円タオルの湿度なかなかです。


雪月花

曲が始まると不思議と少し落ち着いてくる涙。
椅子に座っている矢の刺さった義経は、あと数分でガクってなることを知ってる。
もうそこに希望はなく、ただ死を待つだけの曲のようで。

目の前に広がる景色が動かないと悟ると
どうにか出来るんじゃないかって助けを求める気持ちがなくなって
感情も静かに凍りつくような、そんな静寂でした。
諦めるという決断は実は楽な道のように思えた。

会場によって雪や桜の花びらがどの程度客席に飛んでくるか違うみたいですが
この日は私のもとに花びらも舞ってきました。
吹雪のような雪を浴びながら花びらもひらひらと届いた。
冬と春が同時にやってくる不思議な空間。



植物が枯れて冬眠することを死と例えるなら
春の訪れは誕生にあたるんでしょうか。
鎮魂と再生、下弦と上弦、いつもそれは隣り合わせにあった。


■映像

義経の身体から魂が昇っていく。
仲間が集まって共に昇っていく。
1度見た展開は、ただ記憶の通りにその動きをなぞるだけだった。

幕が閉まると、手の届かない一線をピシャリと引かれた気になる。
いつかは本当に死んじゃうんだね。
さっきまで目の前にいたのに。
確かに私の視界にいたのに。
いたよ、絶対いたよ、GACKTさんここにいたよ。


■エンドロール

前回は感情が爆発しながら号泣しすぎてエンドロールの記憶があまりないんですが
今回は文字じゃなくその後ろの写真に注目しながら涙を拭った。

義経の亡骸を抱きよせて哀しむ頼朝の姿。
ああほら、やっぱ後悔したんじゃん。

義経の膝を借りて眠るノリと
そのノリの顎を掴んで変顔させて笑ってる義経。
幸せな記憶ですね。

義経の亡骸を抱き抱えて飛び立つ使途。
カラスマスクのようなものをつけて宙に浮いてる別の使途。
感情に関係なく無機質にただ運ばれる。

オープニング映像の中で「愚かな生き物」とされた人間の性質を
単純明快に描かれた写真のように思えました。
そこにあったのは幸せと後悔とタイムリミット。
悪だと分かっていながら後悔する展開に繋いでしまうのは
やはり愚かなのかもしれない。


■中野公演の感想

この1ヵ月、本当に終わりがありえるんだという実感が高まって
足がすくんで動けなくなっていたけど
やっぱり生は楽しかった。

負の感情を煽られてたくさん泣いたけど
その分たくさんはしゃいでたくさん笑った時間があって。
1人で部屋で泣いてるのとは全然違うなぁと
泣いている時間すら孤独よりも温もりがあったような気がしました。

初回より、ほんの少しだけ覚悟をし始めたのかもしれません。
怒りに似た悔しさはこの日は少し鎮まっていた。
私の気持ちは死を受け入れる方向に少し動き始めているのかな?
まだ物凄く迷っているけど。

「安楽死」
この発想がとにかく重くのしかかって
中盤のノリが死ぬシーンまでは強く念じていた「一緒に還ろう」を
本人に伝える意欲が終演後にはなくなっていました。

現実的な諦めに染まり始めると感情は凍り出す。
頭をゴーンと殴られたようにショックで放心していたような感じでした。
「いつかは誰もが塵となるなら」
いつまでも嫌だ嫌だと駄々をこねてもいられないのか。
終わりからは逃げられない。
絶望しながら死ぬのが最善じゃないと思うなら、別の想いを探すべきか。

安楽死…安楽死…

どんな色の哀しみを選ぶべきかという迷い。
頭で考える程実際の心は簡単にポジティブにはなれないし
理路整然と片付けることも出来ない。

ただ「ライヴは楽しい」というイメージが少し強くなったのが
この日の何よりの収穫でした。
中野ブロードウェイ!ぶ!ぶー(笑)!!
(*´艸`)ふふ