本筋に追記する形で書くので
未読の方は長野レポを併せてご参照ください。
① ② ③ ④画像の下からは演出内容のネタバレ記事です。個人的初日の4/16長野公演から約1ヵ月あいたこの日。
たっぷり時間をけて、LVLに込められた想いを噛み砕いて呑み込もうとしていました。
でも噛めば噛む程それは苦みを増して私は暗闇で迷子に。
感情移入して思い詰めるあまり心身壊れ気味で
自分の精神力の弱さに更に自己嫌悪になりつつ。
GACKTさんに触れて楽しいと感じることだって勿論あるし
ダメージ要因は他にもあったけどとにかくズドーンときてしまって。
離れ離れになってしまった両者の間に存在して
「優しく笑って見守ってあげる」という決意に二言はないけど
一方が片思いである限り、見守るのも楽じゃない。
この日はミゼラーではないソロ途中からのLOVERSさんとお隣で見ることになっていて
こんなモチベーションじゃ純粋に楽しんでる人たちに申し訳ないと思っていたら
「飛鳥さんの想いを受けとめることは出来ないけど隣で支えます」
と言ってくれて、あったかいなぁと感じました。
RR2ツアーの時も偶然お隣になった方に話しかけられて
ミゼラーであることと、出戻りであることを打ち明けたら
「よく還って来れましたね。おかえりなさい」
そう言って微笑んでくれたソロからのファンに出逢ったことを思い出しました。
過去に囚われる者、過去へ一線を引く者、過去にも手を伸ばす者
GACKTさんのもとには色んな人の色んな想いが集まっているんだろうな。
改めてそんなことを思いながら迎えた公演です。

ツアー24公演目にして初の都内公演だったので
既に他の地方へ遠征済みの人が多かったり
平日とあって仕事後駆けつける人が多かったようで
物販列は全然混雑せずでした。
新しい猫耳と義経Ver.のチョコレート購入。
このチョコ普通に超美味しい(*´~`*)
■オープニング映像着席から開演までお喋りしてたので
さすがに今回は紅い月を見ただけではスイッチオンせず。
つぼみが花開いていく映像を見て
懐かしさというより振り出しに戻ったような感覚でした。
やり直して受け止め直す機会というか。
今回席が随分と前の方だったので
スクリーンを見上げる形で首が疲れるという贅沢な悩み。
最前センターはスクリーンはほぼ見えないらしいですね。
空から撮影した薄闇の山の映像からの戦場の描写。
雨の中、合戦が始まる直前の兵の旗が一列に揃った光景
頭にかぶった兵の傘と、構えた鉄砲の先から雨の雫がぽたっと落ちる。
画面に斜めに映る剣のアップが少し遠目になると人に刺さっていました。
手前には切断された腕のようなものがゴロリ。
ふらふらしている痛そうな義経の姿に
「なんで立つの?」という素朴な疑問が生まれる。
私だったら傷口開かないように座り込むのに、なんで立ち上がるの?
「美しく散れ」という回答が分かっていながらも
それは尋常じゃない勇気が要される行動だと噛み締める。
頼朝は唇を噛み締めて震え、義経は微笑んでいた。
「もういいよ兄者」
義経の微笑みと頷きに応えるように
目にたくさんの涙を浮かべながら微笑んで頷く頼朝。
なんで?なんでここで微笑むの?
なんで微笑みながら「やってくれ」って言うの?
おかしいでしょ。
泣くほど辛いことなら笑わないし
泣く程嫌なことならGOサインを出すべきじゃない。
どうして心と違うことをするの?
殺せだなんてもう取り返しがつかない指示なのに。
納得出来ずに「待って!待って!」と心の中でストップをかけるも虚しく
景時が「かかれー!」と言って頼朝軍の馬が動き出す。
流れを知ってる客席が早々と立ち上がったけど
実はたくさんの矢が降り注ぐまではもう少しあるので皆ちょっと立つの早かった模様。
色んな意味でちょっと待ってくれ。
『
ARROW』
わーGACKTさん近い!人間サイズだ(笑)!
近距離に歓喜するような興奮はあまりなくて申し訳ないのだけど
細部が色々見えるのは嬉しい。
とにかく爪萌える…!
人間じゃない感じの入り込みたまらない!
やっぱりこういうのが好き!
でも衣装の裾は乾燥ワカメみたいだな(笑)。
そうだ、背景のスクリーンにも赤背景で骨が映ってましたね。
今回はふがしを使わず手を伸ばしてみた。
めぐりあーいーたいー!のとこで真上に手をあげてみたり。
そうそう、こういうノリ方がしたかったの!
セリフの時の開眼素敵(*´艸`)
「美しく散れ」が声かすれちゃって喉の不調を実感しました。
むしろこの曲ではそこ以外感じさせなかったんだから
ラジオお休みしてまで喉守った甲斐あったねと思ったけど。
『
花も散ゆ』
周りがゆるふわふがし系女子ばかりの中、恐る恐る折り畳み。
自分のノリ方に意識向いちゃうの勿体ない気もしつつ
ひーとーつーで指差しチョンチョンしたり
ふーかーくとか君を恋い慕うとか気持ち込めて手を伸ばせて満足。
それにしてもGACKTさんの開眼の表情萌える(*´Д`*)
目を見開いて首をカクカクさせながら周囲をギロリと見渡す感じ。
「近くで見ると義経モードなのか百鬼モードなのか表情で分かる」
という話を聞いてたけど
理性を失って支配されているかのように喘ぐ姿めちゃくちゃ格好良いですね…!
ああ照明が紫。
紫…紫…だ。紫の存在感すごい。
「物狂おしく想う」
「喜ぶキミにただ逢いたくて」の「キミ」を
私はGACKTさんに変換しているので
GACKTさんはどうしたら喜んでくれるだろうと思いながら
紫色の空間に想いを馳せた。
『
RETURNER~闇の終焉~』
「暗闇で叫び続ける貴方が見える」のフレーズに
それは架空の物語でもなければ、過去でもないことを再確認した。
私は昨夜だって感情が湧きあがったら動悸が止まらなくなって
SOSを求めて想いを文章にしながら真っ暗な部屋の中で大泣きしてた。
客観視したら「いつまでやってんの?」「そんなことで?」と思われるかもしれないけど
何かが解決したのかって言ったら、ただ時間が過ぎていくだけ。
不幸自慢をしたいわけじゃないけど
私はこういう心境でこの日の曲を受け取ったよっていう記録です。
ゆっくり歌ってくれるから歌詞を噛み砕きながら聴いた。
「もう一度逢える」にまた逢おうねの約束を思い浮かべ
メルヴェツアーもホールでやってるんだから
こんな距離であの光景を観れた人がいるのよね、なんて。
私は横アリと武道館のミックス映像しか知らないし
憧れが強過ぎて現実にあった景色だって実感がなかなか沸かないけど
「皆いなくなっちゃってすーごい寂しい」を思い出す。
あの『au revoir』を届けた人たちの殆どはきっともうここにいない。
「貴方が見えない」と歌うGACKTさんに一生懸命手を伸ばした。
ほんの数メートル先、こんなに近くにいるよ。
どうか見つけて下さい。
まだ生きている私と、私の中にいるKamiくんを。
『
RIDE OR DIE』
左右に腰を揺らして踊りまくり♪
この曲踊るの楽しくてほんと好き!猫耳邪魔!
「DIVE INTO THE SKY」では空を舞っているように
片方ずつ手をふわっと広げて上に掲げるGACKTさん。
あああ。その仕草たまらなく好きです。好きですうううう!!
だっだっだだー!のところとか
きっとここKoziさんならだー!のとこでふわって手を挙げるんだろうななんて
側にいて欲しい人の馴染みのある光景を勝手にドッキング。
「恐怖に怯えてる」って感覚がとてもリアル。
ああいう感覚をGACKTさんはきっともっと頻繁に感じてるんだろうな。
それを思うと余計に胸が痛む。
最後のふーうーううーのとこは歌ってないのに声が聞こえてました。
公演数時間前に喉絶不調だとブログ書いてたから勿論心配もしてたけど
「ヴェルみたい(笑)」って思ってちょっと微笑んじゃう末期のミゼラー脳。
レスパスの『ヴェル・エール』最後のファルセットのとこが
胸元に手を置いて上向いてるGacktさんの口と声が一致してないのよね(笑)。
『
暁月夜-DAY BREAKERS-』
照明が落ちて雨の音の中でアカペラってことは覚えてたけど
ワンフレーズかと思ったら1番全部歌うんでしたっけ。
喉痛いの分かってるだけに、張り上げる声に集中して聴くのはもどかしい。
も、もうその辺でいいよ?ってストップかけたくなりながら
終わらない歌に耳を澄ます。
痛みに耐えて立ち上がる義経と重なるGACKTさんの歌声。
喉痛いのになんでそんなに頑張って歌うの?
消せぬ想い、届けたい想いがあるからだと察する回答。
この雨でもその手の血は洗い流せないの?
声を張り上げてもそれにひるむことのない雨音。
望まない雨が容赦なくザーザー騒ぐ。
スクリーンに義経たちが戦う姿が映し出される。
弁慶や佐藤兄弟などの仲間たちが倒れるシーン
義経が回し蹴りして舞い上がるもののふならではの迫力のある戦い方のシーン。
DIABOLOSでもJOBたちが殺されて血を吹くシーンあったなぁと思い出しながら
きっと同じことを意味するシーンなのだろうと思ったりした。
戦友が次々倒れて孤独を感じる環境は、昨日今日始まったことじゃない筈だから。
「眩い夜明けに目を背けたくなるほど寂しい」とか「夜明けに怯えてる」が
今朝の自分そのもの過ぎて
寝起きから枕を濡らして怯えてたことを回想していた。
大切なものが望む形で側にない、ただそれだけのことが
どれだけ深い闇なのか、実際に落ちてみないと理解出来ない恐怖かもしれない。
勘違いされたくないのは
2期マリスに戻りたいと思って泣くわけじゃないんですよ。
勿論過去が恋しくてそれを引きずっているんだけど
目指しているのは4期マリスで
そこに還れないままLVLとしてGACKTさんが死を表現することが物凄く悲しい。
そういう意味では私の涙の理由は昔と少し変わってるんだと思います。
「溜息の雨」
後悔ばかりってどれだけ苦しいだろう。
「後悔は少ない方がいいよ」ってKamiくんお墓参りのニコ生で
涙を流してたGACKTさんが浮かぶ。
「傷だらけの手を伸ばして」でまっすぐ手を伸ばしてみた。
Koziさんのソロ曲『Honey Vanity』にも
「君は血染めの手を翳し」って歌詞があるけど
私たちはいつも血に染まった手を繋いでるんだなぁ。
伸ばした私の指には蝶リング。
「交わした約束叶うその日まで」
そんな日くるんだろうか。希望が見えない。
でも来て欲しいよ。
離れないように強く抱き締めるから。
そんなことを思って泣きながら聴いていました。
■映像幕が閉まって映像タイム。
義経と頼朝との出会いのシーン。
スクリーンには「九年前」って書いてあって
たった9年で命を奪う関係になってしまうのかと。
そんなこと言ったらGacktさんがマリスに在籍した期間なんてもっと短いんだけど。
それを私がリアルタイムで夢中で追いかけたのは半年くらいなんだけど。
こんなに長いこと戦ってるのに、幸せな時間って短かったなぁ。
頼朝の陣営を守ってる人たちが
「何者だ!ここは通さんぞ!」みたいな感じで入口を塞いで
義経の位が高いことに気付いて「はっ!ご無礼!!」って平伏したところからの
景時が慌てて通りかかる感じなのね。
義経が袖を広げるバッ!が後ろ姿なので露出狂に見えてしまった(ノ∀`)
景時を見下ろしてふっと微笑むのも「俺様のマグナムどうよ」とか
景時を見下してるかのようなやらしい顔に見えて
アフレコ遊びが楽しくなってしまった(笑)。
つーか笛うるさい!私この笛嫌い!
レポしたセリフ大体合ってたなーという答え合わせ感覚で見ながら
訂正するとすれば「弟」「兄者」が多かったですね。
血の繋がった兄弟であるという
生まれながらにして結ばれている絆の2人なのだと実感するやりとり。
だけどたった9年で、ね。
長いかもしれないけど、大人になってからの9年てあっという間よね。
「国の為、兄者の為にこの命捧げまする」
義経の命は果たしてそれに使われただろうか。
ズイっと義経に迫った質問文は
「して、後ろにおるのはお前の従者か?」でした。
「この者たちは従者ではございませぬ、家族にございます」
『
泡沫の夢』
スモーク焚かれたほわほわの床から手だけ伸びる魔物感。
ひょーかっけえ!!
でも「家族を紹介しますねー」ってこれ出てきたらビビるわ(笑)。
ばるくんは元から袖とめてたんですね。
そしてばるくんだけ弾いてないところが結構あって
多分ハンデを設けて楽な楽譜にしてあるんだろうなと思った。
弦楽器隊3人はGACKTさんと同じだった筈。
最後のじゃ、じゃ、じゃん!は
肘を張った腕を胸元に置いて手を組んで首をかしげるダンサー。
可愛い!可愛い!この魔物っぽいやつ超好き!
『
斬~ZAN~』
GACKTさんは手に刀を持っていて
持ち手には赤い紐がついてシャラシャラなびいてました。
大きな炎の玉がボッ!ボッ!と繰り返し出て迫力あって格好良い!
前回より少し派手目にヘドバンしてみた。
回数重ねるごとに遠慮なくなっていきそうだわ(笑)。
ステージ見てても頭動かしてると視界がブレる!
ライヴハウスの距離感ではこれを感じたことなかったんだけども。
折り畳みの合間に手を頭上にあげるGACKTさんたち。
『White eyes』と同じね。
ていうかGACKTさんのノリ方おかしくないですか(笑)?
長縄跳びに入れない人でしかなかった( ´,_ゝ`)プッ
途中で挙手して「GACKTいきます!」ってやっても入れず
その腕をなかったことにすべくぐるんと回転させて
また横向いて前後に小刻みに重心を移す動き(笑)。
茶々さんが歌うパートでは茶々さんに手を伸ばしてみた。
この曲は静と動のメリハリ格好いいなぁ(*´艸`)
『
傀儡が如く』
楽しい!楽しい!
沈むようにリズムとるの好き!!
こーろーせーー!で両手伸ばしたり
『GHOST』の「げっろーー!」と同じ感覚よね。
ダンサーたちも近いから迫力あって素敵!
細かいリズムが楽しくてばるくんもちょいちょい見たり。
ここまで全くふがしのスイッチすら入れてないんだけど完全にいらなかったな。
GACKTさんは声出ない分をカバーするように
ダンスが気合い入ってるように感じました。
「今も脳裏に響く声に」の前のところでは
1テンポずつ上体を倒すパフォーマンスがあって
見てると簡単そうだけど、あれきっと物凄い大変なんだろうなぁ。
曲終わりに暗くなって「うっうっうっ」て義経の泣き声の音声のみ。
「何やってんだよぉー…!」ってのは
義経の中の鬼が初めて目覚めて義仲を殺しちゃった時のシーンですね。
ということはやっぱり表の意味としては
鬼に操られる=傀儡で、鬼が鎮まる=揺籃歌だろうな。
『
揺籃歌 -LULLING-』
歌詞に集中力を注ぎながら情景想像しながら聴きました。
「血だらけの僕の頬」
『Ash』だ!ってひらめいた快感。
「涙の跡をナイフで何度もなぞった」からだ!っていう。
映像化されてないけど脳内に映像が浮かんで面白くてテンション上がった!
絵的にはホラーだし、感情としては痛ましいんだけど。
「夢の中の僕はただ君を見つめてた」
夢の中で出会えたけれど会話はなくて、ただ見つめあってるもどかしさ。
欲しい言葉や伝えたいことはたくさんある筈なのに
何も言えず何も聞けず
ただ相手の存在を強く認識するだけ。
きっと話せるようになった時にまた後悔が増えるよね。
せめて夢の中だけでも分かり合えたなら少しは救われるかもしれないのに。
あれこれ推測して空回りしてるかもしれないと不安に思いながら
相手の視線だけ感じながら1人で動き回って叫ぶもどかしさは私にも分かる。
私と一緒にするのは違うかもしれないけど
近くに感じるのに通じ合ってる実感がなく
欲しい言葉が聞けないもどかしさに共感したり。
曲の終わりは眠りにつくように床にゆっくり倒れ込んでいくダンサーたち。
DIABOLOSの『Future』に重なりますね。
『泡沫の夢』で出てきて『揺籃歌』で消える大切な人。
義経秘伝の中では者の不のことだとして
これは側にいた人がいなくなることを表現してるのかな。
夢が覚めたことを意味してるんだろうか。
ぼんやりと『絵夢』の歌詞を思い浮かべていました。
「どれだけの思い出も夢のような幻で」
「手を伸ばせば届いてた微笑みは儚くて」
「目を閉じれば腕の中で消えていく君」
記憶の回想=蘇った気がしても消えてしまう幻、みたいな。
■映像鬼同士の戦いの後、正気を取り戻した教経と義経の別れのシーン。
初回はノリ=消えていくミゼラー、義経=GACKTさん
(離れていくファンを悲しい目で見つめるGACKTさん)
の言葉として捉えていたんですが
今回はノリ=LVLをやるGACKTさん、義経=もっと見たいファン
(引退してしまいそうなGACKTさんを食い止めたいLOVERS)
という変換をかけて見ました。
今の私は消えたミゼラーも、諦めてしまうGACKTさんも呼び戻したい。
でも私はかつては消える側で呼び戻された経緯があるし
多分この配役はぐるぐると入れ替わり続けるんだろうなぁ。
GACKTさんと対面する機会があったら
「一緒に還ろう」って言いたい。
「必死にもがけよ!」なんてこれ以上鞭を振るのは心苦しいけど
「一緒に還ろう」って伝えたい。
一緒に還ろう…一緒に還ろう…
やっぱり私GACKTさんを置き去りにしたマリスじゃ完全に満たされないよ。
一緒がいいよ。
2年前のDeep SanctuaryⅣで
KoziさんとMana様とYu~kiちゃんが1つのステージに立って
「MALICE MIZERです」って言った時
物凄く嬉しくて感激したけど、喜びだけじゃなかったもの。
だからなかなかレポが書けなくて、物凄く苦しかったんだもの。
「お前はほんとに優しいね、僕がもう還れないって分かってるのに」
手を繋いでるのに引き戻されるCGに
自分の感情が物凄くシンクロしました。
■神威楽園最初のCG解説とネスレコールのコーヒーのくだりは同じで
義経秘伝のおさらいの中身が長野とは違うものでした。
一対一の戦いが格好良いということで振り返る。
義経と義仲のタイマン
義経と教経のタイマン
タイマンて言い方に笑いつつも
「不利な状況でも諦めずに戦う」という言葉があって
GACKTさんを表現するのになんて的確!とすごいしっくりきました。
ボクシング部、レスリング部、SM部、オカマ部から4名の女子部員がゲスト。
オカマにすりすりされるも「悪い気はしないね」と
私の知らない先輩(御無礼)がヘラヘラしていらした。
女子へのハンデで手を使っちゃいけないルールで土俵外は白い粉。
レスリング部の女子とタイマンで相撲が決まった何とか先輩(御無礼)。
キース!キース!のコールに応えて
ほんとにちゅってして女の子うぎゃーみたいな反応。
間はカットされてて流れが不自然だし
ルールが謎で3名の男子で土俵にあがったり、ややポカーン。
やっと会長がやる流れになり
対戦相手のくじびきしたら居るはずのない相撲部。
安田大サーカスのヒロ先輩だそう。
いよいよってところで「続きはたまアリで!」ってえええ!
これ引っぱる程ですか!?
ここで映像切り替わって楽屋のGACKTさんのスタンバイに。
そうそう、ふんどしには「第三部開幕」の文字が書いてありましたね。
JOBを迎えながら、私のふがしもここからスイッチオン。
『
ONE MORE KISS』
山とつららの間に粒子があって
ゴミが飛んでくるような、隕石みたいな、飛んでる時の障害みたいな。
「ふーりーつづーくーあめのなかでー」で折りたたみしながら
『Dears』の歌詞にそんなのあったね?って思い浮かべ
「降り止まぬ雨に凭れ」を聴いてああ間違いないと確信。
あの頃はそのうちやむと思ってたんだよ、雨。
『Mizerable』の「甘い時の悪戯」と思ってたのと同じで
時間が経ったらどうにかなるんじゃないかって思ってたのに
こんなに年月が過ぎても「悔しいけど変わらぬことばかりさ」なんだ。
あああ…。
『暁月夜』の雨の音が今になって余計に悲しさを増してくる。
間奏でGACKTさんが目の前に煽りにいらっしゃった。
なんだか私のふがしの先を見て動きが止まった気がしたけど
私はそんな深く考えずに笑顔できゃっきゃそれを振っていて。
曲終わったら隣の友達から
「ガクさんさっき飛鳥さんのちょうちょじっと見てましたよね?」って
記憶照合するような一言。
あ、やっぱりそう感じた?
長野から帰ってすぐに蝶の立体シールを貼ったのです。
少し前にミゼラー友達からプレゼントで貰ったもので使い道に悩んでたんだけど
この機会を待ってたかのようなピッタリなアイテムだなぁと思ってぺたりと。

こっち見てるとか目が合ったとか
この大人数の中でそんなこと言っても勘違いじゃない?ってなりがちだけど
確かに肉眼確認余裕な近距離だったし
通路席ではみ出たとこにいたから目につきやすかったのもあるだろうし
確信はないけど、もしかするのかもしれないなぁとは。
私の顔を見てたってより私のちょうちょ見てた感じでした。
しかも数秒固まってた。
「どうか見つけて下さい。まだ生きている私と、私の中にいるKamiくんを」
そんな屍の吐息が届いたでのしょうか。
『
Mirror』
「東京に帰ってきたぞー!暴れるかー!!」でスタート。
ここがホームみたいな言い方ちょっと嬉しい(*´艸`)
手を挙げるタイミング覚えた!
こ「のー!」おおぞらー「のー!」下でだきあってー「の!」のとこだけでした。
以前は「君に飽き飽きしてる」で指差されるの物凄い不愉快でキイイってなってたけど
このツアーはその指差しをしない代わりに「ギャーオ!」を入れてるんですね。
口癖は「ギャーオ!」君に嘆く資格はない~♪っていう。
やっぱりスクリーンに歌詞が出ても周り皆間違って歌ってましたね(笑)。
あの表示タイミングあんまり役に立たないわ(笑)。
拗ねるくだり。
久しぶりに東京に帰ってきたのになぁー(壁に手ついて足首くねくね)
もっと気合いの入った声が聴けると思ってたのになぁー
い゛ーーや゛!!!(笑いが起こる)
君たちの気合いはこんなもんじゃない筈です!
ここ(胸)の奥があつーーくなるような…
心のキャッチボールしませんか東京ォオウ!!
からの、訛りながら男女わけ煽り。
「魂の交流しようぜおい!」
そもそも魂の交流とは、器に捉われず、現世に捉われず
ガッツリと繋がり合おうというところから
一時期は「セックスしようぜー!」なんて言い方をしてたんですよね。
今更改めて魂と魂で通じ合うという深さが気になり
エンディングの光の遊泳を思い浮かべたりしました。
やー!!気が狂ったようにコールアンドレスポンスってしてる時も照明が紫。
こんなところまで紫なんだね。
紫の存在感すごいなぁ。紫だよ紫。
ずっと紫なんだよ本当に。
一通りやいやいコールアンドレスポンスし終わると
「待っとったのはこれです…」
そう言いながらぜはーぜはーぜはーーと呼吸を乱すGACKTさん。
歌に戻り、よたよたしてて危なっかしいなと思ったら
手に力が入らなくて手首から先がぶらんぶらんしてる感じ。
膝ついちゃって動かないまま歌ってるけどもう演奏は出来てない。
あれ?いつも膝つくっけ?なんて呑気に見てて
私はそれが異常事態であることに気付くの少し遅かったけど
疲れてるというのを通り越してこれは倒れるぞって分かる感じでした。
全力で叫んで「もういつ倒れてもおかしくない状態なのになんで立とうとするの?」
って義経に感じた疑問がここでぶり返す。
そんなよろよろの身体で、なんでそんな力いっぱい叫ぶの?
ひねくれてる私はこういう物語と現実のリンクを見せる為に
これも表現して見せてるものなんじゃないかと思ってしまうところもあるんだけど。
後ろの方で膝をついてぜはーぜはーしてるGACKTさんをフォローするように
JOBがステージ前に煽りに来てたんですが
あまりGACKTさんのことはじっと見ないようにしていて。
でも心配そうに苦笑いして皆顔が引きつっていました。
大声を出すと酸欠になるからだという身体の感覚も分かるし
私は精神的にしんどくなって気絶したことが何度かあるので
GACKTさんは両方が同時にきてるのかもしれないなーとも思ったり。
「大きく息を吸って下さい」はやはり1度ハーって吐いてやり直し
最後に全力で「いやああああああああ!!!!!!!」
って絶叫した後にパタリ。
うん、これは倒れるだろう…っていう納得の「全力振り絞り」を感じました。
ステージに近い席で見たせいか、この日の迫力のせいか
なんだかそのエネルギーの消耗がとても生々しく思えた『Mirror』でした。
■ショートコント「旅行の条件」東京のLOVERSの皆さんこんばんは!
君沢…ユウキです(紳士のようにお辞儀)
まばらな声援ありがとうございます
すいません兄さんじゃなくて(振り向いて睨む)
皆さんの心の声が聞こえて来ます(微笑)
「お前じゃねーよ」
えっ?その笑い声は図星なんですか?
分かります分かります!我慢はよくないです
会場でひとつになりましょう
僕がせーのって言ったら皆さんご一緒に「お前じゃねーよ」でお願いします
せーの!
お前じゃねーよ\(^o^)/
「本日はありがとうございました!!」
走ってハケようとして派手にこけて戻ってくる(笑)。
ちなみに今日は京都から両親が見に来てます…
小さな嘘です
そう言えば兄さん先日
「イケメンだけど付き合いたくない芸能人」の1位になったのご存知ですか?
兄さんはあんなに素敵な人なのに
本当にお付き合いしてる女性はいないんですよ
(´-`).。oO(束縛のない肉体関係がお好きみたいですもんね)
じゃあ兄さんと付き合うにはどんな条件を満たせばいいのか
好みを聞いてきました!
最新の兄さん情報です
僕良い仕事したでしょう?
この会場の中にもしかしたら候補者がいるかもしれないんですよ!
はい!!(男の声)
場内爆笑。
「お前は黙れ!」ってユウキさんにも邪険にされてました(笑)。
条件を書いたメモの紙をポケットから取り出そうとするも
ポケットがキツキツでなかなか手が入らず床に落とし
そっちじゃなかったってもう1枚出して床にメモ散乱したまま進行。
いつの間にか「付き合いたい女性」ではなく
「一緒に旅行したい女性」というテーマになってました。
●その1 6ヶ国語喋れる人
はーい!はーい!と悪ノリする会場。
そんなに喋れるようになる必要がないでしょ!
そもそもこれ彼女じゃなくてただの通訳ですよ!
フランス、イタリア、スペイン、韓国…あたりで6つ埋まり
「日本語ないんかい!」とセルフツッコミ。
全体的にこの日結構滑ってましたね(笑)。
●その2 マリンスポーツを一緒に楽しめる
いいじゃないですかー!
これなら会場の皆さんの中にも結構いらっしゃるんじゃないですか?
あっ、注意書きがありました
「※ただし裸で」
すぐ捕まりますよ!
とにかく明るい安村みたいですけど「安心してください履いてませんよ」
なんでやねーん!
兄さんのバナナボートに捕まるといいと思います
●その3 守ってあげたくなるか弱い女性
こういうことですよー!
皆兄さんに守って貰いたいですよね!
「※ただし、いざという時にライフルとナイフを使えること」
バイオハザードのミラジョボビッチくらいしかいませんよ!
これミラジョボビッチじゃないとダメじゃないですか!
えーと全部まとめると…
6ヶ国語話せて、裸でマリンスポーツする、ミラジョボビッチ…?
いるわけないでしょ!
■コント訳今回は長野の「ショートコント、愛してる」程はピンと来なかったものの
「付き合いたい」が「旅行」にすり替えられたのがちょっとひっかかりまして。
パパラパの「旅の途中」ってのにかかってるかなーなんて。
GACKTさんが語学堪能になったのは
その国の人との意思の疎通がしたかったからって理由でしたよね。
六ヶ国語=コミュニケーションに意欲的
裸を見せる=本音でぶつかって来て欲しい
か弱いけど武器を持てる=守ってあげたい+共に戦ってくれる
って感じの隠語でしょうか。
話し手はユウキさんでも、GACKTさんが絡んでるから
意図的にこういうことを聞かせたいっていう要素があると思うんですよね。
バラエティ番組のトークテーマもGACKTさんの提案なんだろうなと思って見てますが
GACKTさんが不思議ちゃんキャラを発揮する時は
何かしらの裏の意味があるような気がしています。
GACKTさんの書く詞の「君」は
基本的に暗闇で泣きながら夢を追いかけてる構図なので
じっくり分析すれば当てはまるのかもしれないなーとか。
■フリ講座ルミトン出して下さいの男性への下ネタのくだりで
「1本でいいですよ」に
「2本ある!」って叫んでたメンズの身体の神秘…†
今回は新バージョンのふがしが発売になってボタンを押す回数が異なるので
両方の説明をしてました。
「あげます、おろします、まわします、嘘でーす!」
そうそう「まわします」ですり鉢でゴマを擦るような動きあったあった(笑)。
「僭越ながら歌わせていただきます。んっ…(喘ぎ声のような咳払い)」
「僭越ながら」も
生け花の番組に出た時にGACKTさんが批評前に必ず言ってた枕詞ね(笑)。
ノリノリで歌って「カモーン!」までやりきった後
「すいません取り乱しました」
ぱいぱいぱーいの説明で胸にふがしを装着すると
恍惚の表情を浮かべてほうっ…と溜息を漏らすユウキさん(笑)。
でも足を開いて腰を落とすという構えが勇し過ぎる(笑)。
「ぱいぱいぱーーーい!!!」
クレームは受け付けません
ちなみにこの曲は、次の、次の、次の曲でやりますので
皆さんそれまで覚えていて下さいねっていう
ゆっくり言う「次の」でふがしでなぞって一緒に数える皆の「分かってる感」(笑)。
②へ続く。