シンスプリントやオスグッドのご相談件数が増えています。
その理由についていくつか思い当たるところがあるのでご紹介します。
病院などで診断を受けた方はわかっていると思いますが、簡単に症状についてご説明します。
シンスプリント
脛の骨の疲労骨折(骨膜炎)で主に後脛骨筋やヒラメ筋の牽引力によって脛の骨(脛骨)に負担がかかって炎症や疲労骨折を起こす病気です。
筋肉の牽引だけでなく、脛が捻られる力の繰り返しによって起こることもあります。
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オスグッド
膝のお皿の下、脛の上の端あたりに起こる炎症で、こちらは太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の牽引力によって起こります。
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さて、上記の記事を読んでいただくと共通する原因が見えてくると思います。
それが「足部の過回内」つまり、土ふまづが潰れて扁平足のようになった足の形やそれに近い不良動作によってこれらのスポーツ障害は発生しやすくなると言えます。
↑踵が「八」のように傾いている足部
今、このような過回内によって起こるスポーツ障害のお問い合わせが増えている原因の一つとして
回内誘導の靴が多いことが挙げられます
例えば、バスケットのシューズは足の外側で地面を蹴りやすいように!とか、捻挫予防!と言った理由で外側が分厚くなっている靴が多く販売されています。
また、ランニングシューズなどでも体重を親指側に誘導して蹴れやすく!などの目的で重心が内側に乗りやすい構造の靴が増えています。
これらの構造の流行りから、もともと回内傾向が強い足の選手は「過回内」という不良な状態に誘導されてしまいやすいシューズ環境であり、シンスプリントやオスグッドが増えていると考えられます。
既往歴がある方は靴の機能とご自身の個性が適合するのかを考えて購入されることをお勧めします。
ジュエル整骨院では足の状態をチェックしてあなたの足と回内誘導の適合の可否などもお伝えしています
また、足に合わないことがわかっていても仕方なく回内誘導の靴を履かなければならない場合はインソールを使って調整しています。
シンスプリントやオスグッドの症状でお悩みでしたら一度ご相談ください。
施術中などは電話に出られないことがあります。
LINEの方が確実なのでご連絡にお勧めです。
また、新規枠は満員の場合があります。
既存のクライアント、ご紹介のある方を優先していますので、どなたかからのご紹介がある場合はお伝えください。