運動神経は学べる時代!体と動きを鍛えて整えるジュエル整骨院

運動神経は学べる時代!体と動きを鍛えて整えるジュエル整骨院

スポーツはもちろん、怪我や病気で人生の楽しみを諦める人を少なくしたい!
身体と思考・センスを鍛えるトレーナーSHO

シンスプリントやオスグッドのご相談件数が増えています。

その理由についていくつか思い当たるところがあるのでご紹介します。

 

病院などで診断を受けた方はわかっていると思いますが、簡単に症状についてご説明します。

シンスプリント

脛の骨の疲労骨折(骨膜炎)で主に後脛骨筋やヒラメ筋の牽引力によって脛の骨(脛骨)に負担がかかって炎症や疲労骨折を起こす病気です。

筋肉の牽引だけでなく、脛が捻られる力の繰り返しによって起こることもあります。

詳しくはこちら

 

 

オスグッド

膝のお皿の下、脛の上の端あたりに起こる炎症で、こちらは太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の牽引力によって起こります。

詳しくはこちら

 

 

さて、上記の記事を読んでいただくと共通する原因が見えてくると思います。

それが「足部の過回内」つまり、土ふまづが潰れて扁平足のようになった足の形やそれに近い不良動作によってこれらのスポーツ障害は発生しやすくなると言えます。

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↑踵が「八」のように傾いている足部

 

 

今、このような過回内によって起こるスポーツ障害のお問い合わせが増えている原因の一つとして

回内誘導の靴が多いことが挙げられます

例えば、バスケットのシューズは足の外側で地面を蹴りやすいように!とか、捻挫予防!と言った理由で外側が分厚くなっている靴が多く販売されています。

また、ランニングシューズなどでも体重を親指側に誘導して蹴れやすく!などの目的で重心が内側に乗りやすい構造の靴が増えています。

 

これらの構造の流行りから、もともと回内傾向が強い足の選手は「過回内」という不良な状態に誘導されてしまいやすいシューズ環境であり、シンスプリントやオスグッドが増えていると考えられます。

 

既往歴がある方は靴の機能とご自身の個性が適合するのかを考えて購入されることをお勧めします。

ジュエル整骨院では足の状態をチェックしてあなたの足と回内誘導の適合の可否などもお伝えしています

また、足に合わないことがわかっていても仕方なく回内誘導の靴を履かなければならない場合はインソールを使って調整しています。

 

シンスプリントやオスグッドの症状でお悩みでしたら一度ご相談ください。

 

施術中などは電話に出られないことがあります。

LINEの方が確実なのでご連絡にお勧めです。

また、新規枠は満員の場合があります。

既存のクライアント、ご紹介のある方を優先していますので、どなたかからのご紹介がある場合はお伝えください。

こんにちは!

怪我の予防からパフォーマンスアップまで、あらゆる情報をお届けするドSトレーナーのSHOです。

 

今回はトレーニングで意識してほしいゴールデンエイジについてお伝えします。

耳にしたことぐらいはありますよね?

要するに、特定の能力が人生の中で著しく発達しやすい年代のこと。

 

発育段階のお子さんは年代によって「①頑張っても伸びにくい能力」と「②頑張れば頑張っただけ伸びやすい能力」があります。

これがわかっているとしたら、どちらを積極的に鍛えたいと思いますか?

 

ほとんどの方が②と答えると思います。

ところが、同年代であれば②は未熟ながらもみんな伸びてくるので①の差が目立ってしまいます。

そうなると①を鍛えることに多くの時間を使ってしまい、②は後回しになっているのが現実です。

 

さて、①って何?②って何?

その疑問をここから解説するために、まずゴールデンエイジについてお話しします。

 

3つのステージに分けらるゴールデンエイジとは?

 

プレゴールデンエイジ(4〜8歳)

神経系の発達が著しい時期です。

3歳ぐらいまではものを落としてしまったり、上手く掴めないことがあります。

これは神経の発達が未熟であることが理由にあげられます。

そのため、思ったところに手をあげたり、足を動かすことが難しい。(原始反射による影響が残っているお子さんもおられます)

4歳を過ぎると神経が急速に発達し始め12歳ごろには成人と同程度まで成熟します。

この間に体のさまざまな動かし方を経験する事で神経の発達とともにできる動作は爆発的に増えます。

スポーツの世界ではこの発達が著しい期間をゴールデンエイジと呼び、神経系の発達を促すトレーニングを積極的に行うことが推奨されています。

 

ゴールテンエイジ(9〜12歳)

神経系の発達が完成に向かう時期で一般的に反射神経と呼ばれる「認知」「判断」「動作」のスピードが発達しやすいと言われています。

認知には視覚、聴覚、嗅覚、触覚などがあり、これらの情報をもとに判断して体を適正に動かす一連の反応が早い人のことを「反射神経が良い」と言ったりしますよね。

また、5歳ごろから論理的思考が発達し始めることから9歳の頃には様々な理解力が高くなります。そのため動作や技術の習得も早く反復することで「体で覚える」という状態を得やすくなります。

 

ポストゴールデンエイジ(13〜15歳)

この時期は骨格や筋力が発達しやすい時期です。トレーニングをすれば筋肉がつき、体が大きくなっていきます。

4〜12歳までに得た運動能力に筋力が付加されることでそれぞれの能力が上がっていきます。

一方で、神経の発達は完成に近づき、新しい技術の習得は難しくなっていきます。

 

ここまで読んでいただくと①と②の正体がわかってきたのではないでしょうか。

①フィジカル

②運動神経(*一般的に言われる運動神経がいい子の意)

 

同世代で比べれば決して運動神経は悪くないのにフィジカルで試合に負けてしまうと、体幹などの筋力トレーニングばかりに目が向いてしまう。その結果、爆発的に伸びるタイミングでの成長を取りこぼしているかもしれません。

 

中には運動神経が悪いのを筋トレでどうにかしようとしている様子も見受けられます。

これはトレーニングの専門家から見れば塩で甘い料理を作ろうとしているようなもので、思うようにならなくて当然なのです。

 

それぞれの時期におすすめのトレーニング

プレゴールデンエイジ

専門競技を固定せず、様々な動きに触れさせることが大切です。特に5歳までのお子さんは直感的思考でいろんなことに興味を持ち「やってみたい」がたくさんあります。また、柔軟性が高く、体も筋力も弱いおかげで大きな怪我に至りにくく直ぐに治る怪我をします。好奇心が旺盛なため、少々の怪我にはへこたれず出来ない前提で挑戦を続けられるのもこの年代の大きな強みです。

大人が思う一生懸命を押し付けず、遊びの中で体の使い方を学ぶことをお勧めします。

 

ゴールデンエイジ

専門競技を決めつつも様々なスポーツに触れ、それぞれの特性を身につけることが大切です。

論理的思考の発達に合わせて技術の細部まで理解を深めながらトレーニングする習慣をつけておくと次の年代で戦術などを理解する思考の準備となります。

また、反射神経は特にこの年代で発達します。瞬間的な認知、判断、動作を要するトレーニングをお勧めします。

 

 

 

ポストゴールデンエイジ

骨格が発達しやすい時期です。これまでに磨いてきた技術に筋力が付加されることで更に飛躍させるため、質の高いトレーニングを行いましょう。

ただし、この時期のうちにゴールデンエイジにやり残した身のこなしを早めに習得することをお勧めします。

身のこなしが整わないままに筋力がつき、戦術が複雑になるとイメージと実際の動きに大きなズレが生じます。

その結果、弱い力なら壊れなかった体に故障が起こり始めます。

骨格の成長と並行して、習得が不十分な能力を身につけましょう。

 

 

注意喚起

専門競技を決定し、その競技しかやらなくなる年齢がどんどん若齢化し、偏った動きにおいてはとても優秀でテクニカルにも関わらず動きのバリエーションが少ないお子さんが増えています。骨格の発達とともに起こる成長痛や、中学〜高校の思春期に起こる膝の靭帯損傷、腰椎分離症など選手として致命的な怪我につながっていると言えます。

将来、本気でプロとして活躍を目指すのであれば目先に振り回されず、今何が必要かを考えてみてください。

 

トレーニングに通われるのであれば手法に囚われず、個人に合わせてプログラムしてくれるトレーナーに関わることをお勧めします。

多くの方法論で成功者の過去をトレースして後追いするだけになっていることがあります。

一人一人と徹底的に向き合ってくれるトレーナーを探してみてください。

こんにちは!


年末年始のタイミングで石井久継選手が帰省し、トレーニングに来てくれました。

気がつけば11年半のお付き合い。


メッシやチーターの動画を見ながらトレーニングしていた小学生の頃が懐かしい…

大人になったな〜。


さて、当院で行なっているトレーニングのテーマは「全身を使いこなす」「脱力」

これにより、パフォーマンスアップと怪我の予防を行います。




背骨は上から頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個が連なっており、その一つ一つの間に動きがあります。


ですから、理論上の究極は4番目と5番目の関節を中心に動く時と5番目と6番目の関節を中心に動くのでは重心位置が4センチ程低くなるので…みないな話になっていきます😅





とは言え、ここまでマニアックな話に興味を持って取り組めるようになるには前段階として身体を使う事が「面白い」と思えるようにトレーニングを愉しむ事が大切だと思います。


そんなわけで、当院で行うアニマルムーブは一見して競技と関係なさそうに思われるかも知れませんが身体を使いこなす準備としてとても重要です。



情報の海で溺れていませんか?

情報が増えすぎてしまって、ほとんどの人が決定的なキーポイントしか学ぼうとしません。(攻略法的な…)

どうゆう事かというと、例えばカレーの作り方なら「⚪︎⚪︎社の☆☆☆☆というルーを使えば美味しいカレーを作れます!」ここだけ知りたい人が増えている😅同じルーを使えば「誰でも簡単に似たような美味しいカレーを作る事ができますよ〜!」が魅力的なんでしょうね。


一方で、同じルーを使ってもタマネギは少し焦げがつくぐらい炒めたり、肉の下処理を丁寧に行うなどの基本を丁寧に行うなど、更に美味しくなるポイントはいくらでもあります。

この丁寧な作業や知識の深みの差がついてくる。


スポーツも同じです。


ネットで誰でも簡単に手に入る小手先の情報ばかりの寄せ集めが通用するのはどの段階まででしょうか?


情報過多だからこそ基本が大事

目先の結果に捉われず「全身を使いこなす」という基本を丁寧に11年半もやってきた久継はこの春から正式にプロとしてJリーグのフィールドに立ちます。


近年、やっと「脱力」という言葉が流行りを迎えようとしています。

遺伝子学的にもトレーニング方法は一定ではなく個人に合わせる事で良い結果を得られることが分かり初めました。

筋トレをすればパフォーマンスが上がるという考え方は世の中的にももうすぐ終わると思います。


「どんなパフォーマンスを手に入れるために、どんなトレーニングを行いますか?」


この因果が結びつけながら競技のためのトレーニングを続ける事が大切です。


そんなトレーニングを続けてきた久継が、あの日の興奮をこれから何度も魅せてくれる事を愉しみにしています!


⬆︎地元岡山でのプロ初ゴールシーン。