佐渡島まとめ ロングライド編③
今回で最後になりました佐渡島まとめシリーズ。
さてロングライド中、最後の観光に向かったのは佐渡奉行所。
奉行所といってもいわゆる勘定奉行の性質でして、金山から採掘された鉱石を仕分ける役割があったそうです。
ここ奉行所は小学校を取り壊したときに遺跡跡が出てきてそこから再現された建物です。
立派な門が出迎えます。
きれいに整備されています。
ゆったりとした敷地に凛とした構えの奉行所。
観光名所によくある、説明書きの立て札や人形で当時の様子を再現したりといった小細工は一切使われていません。
これは、公開する側の陳腐にしたくないという意思で、このような展示方法になっているそうです。
こだわりが感じられますね。
悪い事をした人はここで判決が下されます。
奉行所の隣には資料館として、金の精錬課程で使われた道具が展示されています。
この滑り台のようなものは、水と一緒に砂上になった金を流して掬い取る器具の「猫流し」。
ここにでは若い女性が作業をしており、お婆さんが監督をしていたそう。厳しいチェックが行われていたそうです。
道で拾った財布を「ネコババ」してはいけませんよ。のネコババはこれが由来だそうです。キリッ
そして当時の巻物には、この精錬所の風景画描かれています。
この絵は、鉱山夫はここをまたいでいかないと帰れない仕組みになっていて、股の間に金を隠し持っていけないような仕組みになっているとの事。
一度来た道を20km戻ります。
そしてゴール!
一人一人ゴールした人の名前がアナウンサーに呼ばれます。
今回走ったDコースですが、40kmと距離は少なめでした。
しかしながら、佐渡島の観光がセットになっていたことで、初めて佐渡島に来たワタクシにとっては非常に良い体験ができました。
来年は是非長距離に挑戦しようかと思います。今回得た佐渡島の知識をかみ締めてのロングライドはさらに楽しくなることでしょうね。
来年が楽しみですっっ!!