フランス(フランク)王が気になったそのいち | 元鉢巻きのサバティエンヌが今後もしかしたら本格的にボディビルダーを目指すかも知れないブログ

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電動髭剃り機にフランス王に因んだ名前などを付けたので、
ちょっとフランス王のことが気になって、
あれこれ調べてみました。

まず気になったのは、
アンシャンレジームの時代まで、
フランスの王位は女性・女系相続を認めず、
直系男系男子のみが継いでいたというようなことを、
(今の日本の皇位継承に近いですね)
昔、読むか聞くかしたような覚えがあったことで、
(アレクサンドル・デュマの『王妃マルゴ』など読んだ時代もあったのです)
改めて、どの王まで直系男系のみで遡れるか調べてみました。
主に使った資料はWikipedia、
日本語版だと、
フランス王はブルボン朝やヴァロア朝くらいまでしか詳しくないので、
フランス語版を見ました。
(Wikipediaを完全に信用している訳ではありませんが、
 素人に調べられる範囲内ということでご海容ください)
結論を申しますと、
直系男系のみで遡れた最も古い王はロベール1世でした。
誰?という方の方が多いですよね、日本人では。
シャルルマーニュを擁するカロリング朝フランス(フランク)王家、
そのカロリング朝を完全に終わらせて、
カペー朝フランス(フランク)王家を創始したユーグ・カペー、
の祖父がロベール1世です。
私も、少なくともシャルルマーニュまでは遡れるかと思っていたので、
なかなか意外でした。
調べたフランス(フランク)王の男系の系譜をまとめてみました。
20170331フランス(フランク)王男系系譜01
範囲は、小・中・高の教科書に載っている程度を考えて、
一番古い人物をシャルル・マルテル(カール・マルテル)、
一番新しい人物を王制が初めて終わりを迎えるルイ16世としました。
□で囲われている人物が「王」になったことのある人です。
王位の継承を赤の矢印で表しましたが、
単純な父から子(男子)への継承が続いている場合は、
何代かをまとめて1本の矢印で表しました。
初期、2人で共同継承している例が2回あります。
名前については、
シャルル・マルテル(カール・マルテル)、ペパン(ピピン)など、
日本で知られている名とは異なる表記がありますが、
フランスについて調べている以上、
フランス語を尊重すべきと思いましたので、
アルファベット表記を私に可能な限りでフランス語読みしました。
ざっと調べただけですので、あと、フランス語も堪能ではないので、
誤りがありましたらコメントにてご指摘ください。

さて、さらにフランス(フランク)王に、
いや、このあと調べたのはより古い時代なので、
もう「フランク王」しかいませんね、
フランク王について調べたのですけど、
長くなりすぎるので、別記事にしましょう。