映画「デイ・アフター・トゥモロー」を録画したのですよ。
「デイ・アフター・◯◯」みたいな、
いくつかのパロディＢ級Ｚ級映画を生み出した、
公開当時は大々的に宣伝された話題作だったこの作品。
パロディ作品は観たことがありましたが、
おおもとである「デイ・アフター・トゥモロー」は観たことがなかったなあ、
つまり、「ダブルヘッド・ジョーズ」や「フライング・ジョーズ」は観たけど、
「ジョーズ」は観たことがないというのと似たような状況ですね、
と、午後ローで「デイ・アフター・トゥモロー」が放送されると知って、
せっかくだからこの機会にと思って録画した訳です。
それで観始めたのですが、全然観進まない。
５分観ては再生止めて別のことをやり、
１０分観ては再生止めて別のことをやり、
夫と２人揃って観ようとするから、
別の用事の発生頻度が２倍になっているというのも、
理由の一つではありますが、
やはり観進まないのは、
映画そのものがあまり面白くないのが最大の要因でしょうね。
本筋が面白くないから、
ついつい細かい部分が気になって、
そのことについて話そうとしたりするから、
再生を止めることになってしまう。
やっと放送時間にして４分の１くらいまで観たのですが、
印象に残っているのが、
①字幕の誤変換
ある学者が、主人公である学者に向かって、
「地球温暖化についてのごせつを伺いたい」と言う中の「ごせつ」が、
正しくは「ご説」であるはずのところ、「ご節」になっていたため、
「“地球温暖化についてのご節”ってなんだよ！」
「“地球温暖化節（ぶし）”みたいな？」
「♪地球のよ～（あソレソレ）温暖化はよ～（チョイナチョイナ）って感じ？」
と２人で爆笑した。
②フランス王家を中心とするヨーロッパ各国王家の歴史
主人公の息子である高校生が、
アメリカ全国高校生クイズ大会に出場していて、
１問目は「インカ最後の皇帝の名前は？」で、
これは私が「アタワルパ」だと知っていたけど、
２問目が「ルイ１４世の即位は西暦何年か？」で、
２人とも分からなかったため、
正確な年数は分からなくてもいつごろかを類推しようと、
「サン・バルテルミの虐殺が１５００年代の半ばでー、
それから間もなくヴァロア朝が終わってー、
ブルボン朝フランス王家が始まってー、
ルイ１４世はその３代目だからー」
と考えているうちに、ヨーロッパ各国王家の歴史に興味が移って、
映画を観ていたことを忘れてしまった。
の２つだというのですから、
映画の内容がいかに興味を惹かないものだったか、
うかがえるというものです。
映画は放送時間にしてあと４分の３も残っているのですよね。
一体いつになったら観終わることやら。
観終わったとしても、ブログ記事にできるほどの感想は、
きっと残らないでしょうけど。