今日は朝からタイヤ交換タイヤ交換・・・おんせん県大分の竹田市在住、竹田市会々(あいあい)の(株)竹田整備工場に勤めている上島です。
春はスタッドレスタイヤから夏タイヤに戻す時期なので、当然の作業ですね。
さて、その中で点検作業が入りました。
リフトで持ち上げてみたら・・・

車体に大きなサビが出ています。
これは、もうそんなに長く乗れないかも・・・
こちらのお客さんは山間部にお住まいです。
冬は積雪、路面凍結がある地域なので、道路に凍結防止剤を巻きます。
凍結防止剤は、ほぼ「塩」です。
年数が経って走行距離も重ねているので、見えにくい場所がひどくサビていました。
さて、車体のサビは問題があるのかと言うと、とても問題があります。
今のクルマはほとんどが「モノコック式」という、外の板や骨組が溶接されて一体になって剛性(車体の強さ)を形づくっています。
それがサビてしまうと、車体はとても弱くなります。
表面のサビくらいなら大丈夫ですが、穴が開くようなサビだと問題です。
言ってみれば、虫歯でボロボロになった歯みたいなものです。
簡単にはサビないように作られていますが、年数が経つと表面からサビていきます。
防ぐためには、「時々下回りを洗浄する」、「車検のときに下回りの洗浄+下回りの塗装をする」のが効果的です。
冬場に凍結防止剤を巻いたような道を走ったら、ぜひ下回り洗浄をしてもらいたいし、車検時に一円でも安くではなく、合わせて下回りの塗装をして、サビが発生しないようにすると安心です。
ここで宣伝ですが、私の職場(株)竹田整備工場では、車検の時に下回り洗浄+下回り塗装をしています。
必要なの?と思う人もいるかもしれませんが、長い目で見てオススメしていますよ~