おんせん県大分の竹田市在住、竹田市会々(あいあい)の(株)竹田整備工場に勤めている上島です。
クルマ好きな人やいろいろと経験のある人には当たり前でも、知らなければ仕方ありませんよね。
とはいえ、トラブルが起きないように説明が必要とは思います。
ということで改めて・・・・軽トラックの燃料は軽油ではありません。

このクルマは、ダイハツの「ハイゼット トラック」です。
見ての通り軽トラックですね。

このクルマのエンジンはシート下に搭載されています。
エンジンから力を伝えるドライブシャフトが後ろに延びていて、後輪で駆動します。
(4輪駆動=4WDもあります)
ムーヴコンテのエンジンはこちら。
さて、最初の軽トラック(ハイゼット)とムーヴコンテのエンジン、見た目は全然違いますが、エンジンの型式は同じ「KF」です。
(その他のダイハツの軽自動車、ムーヴやタント、ミラなども同じです)
型式が同じということは、基本が同じエンジンということです。
同じエンジンだったら、ムーヴコンテにはガソリンを入れて、ハイゼットには軽油を入れるなんでことはありませんよね。
同じエンジンでも見た目は全然違うのは、そのクルマに合わせていろいろと変更しているからです。
軽自動車を生産しているどのメーカーも、エンジンはそんな何種類も持っていません。
主に一つのエンジンを、車種に合わせて変更して搭載できるように設計します。
軽自動車に軽油を使うディーゼルエンジンは無いのか?というと、今のところありません。
660ccという排気量の決まりがあるので、そのために専用のエンジンを設計して生産しても、割りに合わないからでしょうね。
ということで、軽トラックに軽油を入れない→軽自動車と軽トラックは基本的に同じエンジンですから、という話でした。