おんせん県大分の竹田市在住、竹田市会々(あいあい)の(株)竹田整備工場に勤めている上島です。
私の地元では、クルマは一家に一台どころか一人に一台、というくらいクルマが必要な環境です。
都会に比べて公共交通機関などが不便なためです。
そんな誰でもクルマは身近な環境ですが、誰もがクルマについて詳しいわけではありません。
最近のクルマはとにかくよくできていて、基本整備をしていればなかなか壊れませんからね。
しかし、そのためか「あっ知らないんだ!」と驚くことがあります。
それは、クルマの燃料の「レギュラーガソリン」「ハイオクガソリン」「軽油」についてです。
別にそれぞれの性能について知らなくても構いませんが、若い人との会話の中で「軽トラックには軽油を入れるんでしょ?」という話になりまして・・・
その人は軽自動車(乗用)に乗っています。
でも軽トラックを運転する機会がなくて知らなかったんですね。
とりあえず知ってもらいたいのは、
「ガソリンエンジン車にはガソリンを入れる」
「ディーゼルエンジン車には軽油を入れる」
「ガソリンエンジン車のハイオク指定車にはハイオク(プレミアム)ガソリンを入れる」
ことです。
自分のクルマなら間違えなくても、たまたま用あってクルマを借りるかもしれませんからね。
ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れても、ほとんどのクルマは問題ないよう設計されていますが、オートバイや一部の高性能エンジン車は必ず指定を守って下さい。
レギュラーガソリン車にハイオクを入れても問題ない(マイナスも無いけどプラスも無い)場合が多いですが、ほとんどはお金がもったいないのでレギュラーガソリンで構いません。
また、トラックは多くがディーゼルエンジンを搭載していて軽油を入れますが、ディーゼルだと思い込んでいたらガソリンエンジンの場合があります。
ガソリンエンジンに軽油、ディーゼルエンジンにガソリンを入れるとエンジンを壊します。
理屈はともかく、指定の燃料を間違えないで下さいね!