新しい元号が発表されました。「平成」の時代について思うこと。 | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

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竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

おんせん県大分の竹田市在住、上島です。

昨日は新しい元号が発表されて、いろいろな場面で話題になっていましたね。
仕事でも、書類関係が作り替えられたり修正が必要になったりするはずです。

また、呼び方に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
でも、現在の「平成」が決まった時も「そうなんだ」と思いましたが、いつの間にか違和感は無くなっていたような気がします。


昨日の黒板にも書きましたが、エイプリルフールのことが忘れられるくらいでしたね。

さて、ここからは「平成」の時代について、個人的に思っていることを書きます。
考えが合わない人や、つまらないと感じたら無理して読まなくても結構ですからね~
 
まず、私は皇室に大して敬意を持っています。
知識が不足しているので以下の内容は適切に表現できませんが、そもそもの考えが違う人もいるでしょう。
その場合は無視されて結構です。

今回、元号が新しくなるのは、今上陛下が退位されるから、ということはご存知の方も多いでしょう。

江戸時代までは、元号は何かしらの事情があると変わっていました。
「言霊」の考え方で、良い元号に変えることで不安や困難を落ち着かせる考えからですね。

明治時代になって、一人の天皇の治世には一元号ということになり、時代をそのまま記憶することにもなりました。
歴史がお好きな方はご存知ですよね。

今上陛下が退位されることになって、「平成」について「戦争の無い時代であった」とのお言葉がありました。

「明治」時代は日本国内最後の内戦「戊辰戦争」と「西南戦争」、そして「日清戦争」「日露戦争」が。
「大正」時代は「第一次世界対戦」。
「昭和」時代は、「支那事変」から続く「大東亜(太平洋)戦争」、そして日本が直接交戦していないものの、「朝鮮戦争」と「ベトナム戦争」には大きく関わりました。

キリスト教暦(西暦)で1900年代を「戦争の世紀」と呼ぶこともありますが、そこにどっぷり浸かっていたわけです。

そして平成。
改元されてほどなく「湾岸戦争」がありましたが、直接かかわることなく30年が過ぎました。

天皇陛下は「国民の統合の象徴」です。
近代国家では「立憲君主」の立場で、明治以来は政府の、そして議会の承認することにより行動されてきました。

もともと天皇陛下の立場は「祭祀王」なので、国家と国民の安寧を祈られています。
そこで今上陛下は、昭和までの戦争の時代で多くの国民が苦労したことから「戦争の無い時代」を願われて、とうとう平成の終わりに至るまで、日本では戦争が起こることなく済みそうなことに安堵されているそうです。

バブル崩壊と冷戦崩壊の時代が重なるところから始まった平成の御代は、もう少しで終わります。
自然災害で多くの人達が苦しむことはありました。
しかし戦争によって国家が消滅するほどの危険を感じることなく、時代が変わろうとしているんです。

ちょうど中学生の時期に平成の時代を迎えた私は、自分なりに希望の時代でした。
「令和」の時代が、希望のある時代になりますように私も祈るばかりです。