バイクの後ろに「リフレクター(反射板)」の取り付けを忘れないで下さいね! | 竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市在住クルマ屋うえしま(りゅうちゃん)の記録 

竹田市会々の(株)竹田整備工場に勤めています。
大分市のヤマハ専門オートバイ販売店YSP大分に勤めていました(R元年7月退職)
125cc大好きで複数所有。
4輪も大好きです。

長文で難しいことを時々書くかもしれないのでご注意ください。

クルマやオートバイには、「保安部品」というものがあります。


灯火類(ライト)や、ブレーキなどの、安全に関わる部品のことです。


車検があるクルマやバイクは、保安部品に不具合があると整備不良で車検は不合格になります。


車検の無い250cc以下のバイクでも、整備不良で検挙されることがありますよ。


ちょっと固い話で始めてしまいましたが、お話するのは、おんせん県大分の大分市賀来北にある、ヤマハオートバイ専門店YSP大分に勤めている上島です。 


さて、保安部品の中でも、「リフレクター」の話です。


リフレクターとは「反射板」のことで、指定された場所に装備して、周囲のクルマやバイクへ、自分の存在をアピールする部品です。


上の写真で指差しているのが、ナンバープレート周辺に取り付けるリフレクターです。


細かくは法律がありますが、大きさ、取りつけ位置、色などの基準を満たしている必要があります。


他のバイクを見ても、赤いリフレクターがありますね。


あ、何のために必要なの?というと、反射して存在を知らせるためなのですが、夜間に尾灯(テールランプ)が切れていても、このリフレクターがあれば反射して、後ろのクルマ存在をアピールできるんです。


尾灯が切れていて、リフレクターも無かったら・・・


ドカンと追突されるかもしれません!!


さて、このリフレクターを、後で取り付ける事があります。


フェンダーレスと言って、後ろタイヤの泥よけ(フェンダー)を、短くするカスタムの方法があります。


その時に、元からあるリフレクターを外したら、必ず取り付ける必要が出てきます。


でも、ついていれば良いわけではありません。


車検のあるバイクだと、規格に合っているかを確められる事があります。


とっても見えにくいのですが、左上に、丸の中に「E」があるのがわかりますか?


車検の時にこのマークが無くて不合格だったら、また取りつけ直して持ち込む必要が出てきます。


二千円程度の部品なので、規格に合ったものの取り付けがオススメですね!


参考に、フェンダーレスにして、リフレクターを取り付けした時の写真もご覧下さい。


これは、ヤマハの「WR250R」です。


純正フェンダーが、泥よけの効果を発揮するために、結構長いんですよね。


こちらは、兄妹車の「WR250X」をフェンダーレス化して、ナンバープレートの下にリフレクターを取り付けしています。


最初の方に書きましたが、車検の無いバイクでも、無ければはっきり判断できるので、走行しいて白バイに摘発されたお客さんも結構います。


必ず取りつけして下さいね~


ではでは、今日もここまでお読み頂きまして、ありがとうございました!