大分県大分市賀来北のヤマハオートバイ専門店YSP大分の営業うえしまです。
クルマとバイクを両方所有していると、かならず気がつくのが、「消耗品のコストの違い」
バイクの良いイメージで、「軽い」とか「燃費が良い」というものがあります。
大型のスポーツバイクは、高性能や高品質と引き換えに、重さや燃費でクルマにかなわない機種があります。
それでも通勤・通学で愛用されている250CC以下の小排気量車はイメージ通り、「低燃費」
「軽量」で扱い易さが際立ちます。
ところが、維持する上でバッテリーやタイヤはそれほど安くない・・・・・
本体価格や維持費を考えると、「結構掛かるなあ」と思います。
さて、その中で結構お金のかかるタイヤの話です。
クルマのタイヤ。
見た目が違いますよね・・・・・・この画像はわかりにくいかも。
クルマのタイヤは接地面(路面に接触するところ)が平たくて、バイクは丸いのです。
タイヤの大きさは様々ですが、クルマとバイクのタイヤで大きな違いは、
「バイクは車体をかたむけて曲がる」のにたいして、
「クルマはハンドルを切って車体をかたむけずに曲がる」
ここが大きな違いです。
基本的にかたむけずに曲がるクルマは、進行方向(回る方向)と、内側・外側の向きに気を使って設計されます。
バイクは、クルマと違って、かたむけながら曲がる、止まるをしなければいけません。
これが大変なんです~
町中ばかり走って、真ん中ばかり減る人と、ツーリングや長距離通勤でクネクネ道を走る人など、様々な条件を考えて設計、生産されています。
そのため、クルマ以上に製造に手間がかかっていたりします!
「それにしても、なんで、バイクのタイヤは値段が高いの?」というよくある質問ですが・・・・
一番の理由は上記に加えて、販売量です。
乗っている人が多くて、たくさん消費されれば、大量に生産して、大量に出荷されるので、価格競争が高まって安くなります。
オートバイについては、走っている台数そのものが少ないのが主な理由です。
バイクのタイヤは厳しい条件でがんばって、あなたの足元をささえています!
手入れをしてあげてくださいね!!
ではでは笑顔で楽しくいきましょう~!