第507話  背脂中華そば くろ澤 武里【閉店】 | ささべぇのつけ麺&ラーメン物語

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つけ麺好きの40代のラーメンブログです。
最近、緑内障の疑いがあり検査しましたが、結果は白でした

新規開店の情報がはいったので本日は東武伊勢崎線の武里駅て途中下車
駅からは歩いて25分ぐらいかな?

本日のお目当ては背脂中華そば くろ澤さんです。

開店して間もなく情報も少なかったのですが、どうやら背油豚骨をベースとした煮干しを使用したスープがウリのようです
場所がら駐車場も多めにあり、出入りも楽なので、運転が苦手な方にもいいかもしれません。

さて、お店に入るとカウンター席6席の他に6人掛けのテーブル席が4つあり、家族層向けの店内のようです。

券売機で食券を買うのですが、最近の券売機はタブレットタイプが増えてきました。

まぁこちらの券売機のタブレットは一回り大きく、デジタルサイネージとしては小さめの中途半端なサイズに釣銭機がついていました。
見た感じグローリー社製品のような感じがします。(最近仕事で釣銭機関係を扱ってたのでなんとなくそんな気がしました)

本日は背油煮干し(800円)+大盛(150円)を購入
最近ラーメン一杯の価格が1000円の壁を簡単に超えているような気がします……

店員さんに席を案内されると1人で6人掛けのテーブルを案内されましたが、1人なのでカウンター待ちますよと言ったのですが
どうぞと案内され、気持ち申し訳ない感じになりつつ着席

食券を渡し、調味料を撮影

シンプルに餃子セット(醤油・ラー油・酢(粒コショウのようなものが沈んでました)他には胡椒だけと超シンプル
そして気になったのは、テーブル席には追加注文が出来るようなメニューが何もありません。
商売っ気が低いのか、それとも意識高い系のお店にしたいのか?コンセプトは不明ですが
着丼までの暇つぶしは一つも無く、なんとなく時間を持て余し10分弱で背油煮干しの到着です。

具は低温チャーシュー・エシャロットの刻み・岩海苔・カイワレ大根が少々
と普通のラーメン店に比べると、少し変化球な具材が乗っています。
スープの湯気から岩海苔の香りがして凄く食欲をそそられます。

まずは、麺をリフトアップして撮影麺は中太の麺で普通な感じです。

スープを飲むと豚骨風味の中に微かな煮干しの香りがして、あっこれ好きかもと言うのが最初のイメージです。

麺を啜ると、少々ダマになってましたが、開店直後なので、オペレーションにも慣れていないのかな?まぁご愛敬レベル

具の岩海苔を麺に絡めて食べると、これは中々うまい、麺に海苔の香りがしっかりとまとわりつき、香りが楽しめます。
そう、日本蕎麦に例えると花巻蕎麦を彷彿していまいます。

具の低温チャーシューは部位が悪かったのか途中で嚙み切れず、一枚まるまま口にほおりこみました
もう少し時間をかけた方が個人的には満足度が高かった

途中でスープを飲み続けて気が付いたのですが、最初の感動から薄れていくのが以上に早いんです。
豚骨背油は東京ではメジャーなスープ、煮干しスープは最近流行っていて、濃厚な煮干しのスープをウリにしているお店が多い中
二つを一つにしたらそれは両方ともインパクトのあるスープなのですが、半分半分にしてしまえば、どうしても双方弱くなってしまうんだと
自分の中で結論つけました。

しかし、反面この2つのスープを程よくまとまられたスープであり、企業努力見える一杯と言えるラーメンでした。



背脂中華そば くろ澤
住所:埼玉県越谷市平方1627-2
営業時間:11:00~22:00
定休日:日曜日