スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
4月29日から、
コロナウイルスによって
試合がなくなり目標を失った
全てのアスリートに向けて書きます。
このブログの使い方
このブログは1日で
完結するものではありません。
日を重ねることで「変化と安心」を作っていくことを目的に綴っていきます。スポーツメンタルコーチ鈴木颯人が近くで語りかけるような内容にしていきたいと思っています。
この先、コロナウイルス によって
どんな落とし穴があるかは誰もが未知数です。
さらには、
この非常事態を乗り越えた人は誰1人いません。
だからこそ、
このブログを読んでくれている
皆さんと繋がりを感じたいと思います。
そして、この繋がりから皆さんの成長を加速させられるヒントをお伝え続けられたらと思います。
もし良かったら、
コメントお待ちしております。
この記事が良かったと思ったら
是非ともリツイートもよろしくお願いします。
スポーツメンタルコーチ
鈴木颯人
自粛中の本当の辛さは何か?
自粛生活が長引く事がほぼ決まりそうです。期間としては5月31日までを予定しているそうです。想像以上に大変な事になっているのは言うまでも無いと思います。
本当に選手の気持ちを想像すると、早く練習したいと思うし、はやく試合もやりたいと思います。しかし、こればかりは耐えるしか無いのが現実です。
先日も私がメンタルコーチングしている高校生の選手からこんな連絡がありました。その内容とは、この自粛生活で運動できない事以上にある事で精神的に大きな苦痛になっている話をしてくれました。
私はプロアスリートやオリンピック選手だけに限らず、高校生や大学生もサポートさせて頂いております。なかには東京にこれない子もいるのでそんな子にはいつもオンラインでコーチングしています。
そんな高校生や大学生のアスリートがこのコロナの自粛期間中に実家で過ごすことが増えているようです。すると自然と家族との時間も増えてきました。
最初は、親がいる有り難みや、帰る場所がある有り難みを感じて日々を過ごせたと話してくれました。しかし、家族との時間が増えたからこそ生まれた問題がそこにはあったとも話してくれました。
それは、親子関係です。家に過ごす中で、親からの言葉に心を痛めてしまう高校生や大学生の話を話を聞く機会が一気に増えていることに気付きました。
先日のブログでもいかにこのような小さなストレスが問題であるかはお伝えした通りです。(先日のブログはこちらから)
家での振舞いを指摘されるとどうしてもムカついてしまい喧嘩になってしまい困っている相談がとても増えています。
ましてやコロナの時期ということもあり、お互いにストレスが溜まっているのも1つの原因になっているのも事実だと思います。
このやり場のない気持ちが家族同士に向き合ってしまうのは何とも悲しい話です。
同じ屋根の下で、ずっと同じ人たちと時間をずっと過ごすことの難しさをこの時だからこそより強く感じるものです。
1人の時間を作る
ここでポイントになるのが自分の時間を作ることになります。その為に出来ることについて今日は綴っていきたいと思います。
個人的にオススメしたいのが起きる時間と寝る時間の調整です。親が目覚める時間をズラしたり、寝る時間をズラす事でストレスを回避します。これは意外と盲点かもしれませんが場所の制約があっても時間の制約は誰にも無いはずです。
つまり、生活スタイルを家族同士で合わせすぎない事で1人の時間を作り出す事ができます。
これは多くのは人がまだ寝てる時に起きて、そしてまだ皆んなが起きてる時間に早く寝てしまえばいいのです。ちょっとした事ですがこんな簡単な事で1人の時間を作り出せます。
(さらにはお昼寝も少し交えたら親との接触回数を減らせると思います…笑 忘れてはいけませんが、コロナ特有の自粛によって限定的に行なっている処置です。)
普段からこんな生活をする必要は無いですが、例えばどこかの合宿で常にチームのメンバーといると疲れてしまう経験ってありませんか?1人の時間を作りたいと思ったら是非とも今回の時間をズラす仕組みを利用して見てください。
勇気を持って気を遣わない
こういったストレスの多くは他人に気を遣いすぎてしまい自分の気持ちが爆発してしまっているだけだと私は思っています。
また、本来はとても優しい気持ちをお持ちの人であればあるほど気持ちの歪みが生まれているだけです。
言ってしまえば、コロナ期間限定の偽りの自分とすら思ってもらっても構わないと思います(^^)
だからこそ、このコロナ期間にメンタル的な成長を意識する事が出来たら如何でしょうか?
その1つに気を遣い過ぎないメンタルがあります。つまり、ワガママ…ではなく「主体性」です。
多くの人が主体性を手に入れたいと思う方が多いですし、周りの指導者や親から主体性を持てと声をかけられた経験があると思います。
しかし、主体的に取り組めば取り組むほど人によっては「ワガママ」と言われてしまい困惑した経験をお持ちの選手の話をよく聞きます。そんな経験ってありませんか?
しかし、私はワガママでもいいと思っています。他人に迷惑さえ掛けなければワガママで良いのです。その結論を言える理由が私にはあります。
それは、世界チャンピオンやプロアスリートは皆んな主体性(ワガママ)の塊みたいな人ばかりだからです。笑
決して侮辱してる訳ではなくそれが真実だからです。私はこの9年間でのスポーツメンタルコーチとしてのキャリアでこの「主体性の真実」について間近で体感してきた自負があります。
そしてこの経験から、私としてはそれくらいハッキリと自分の意見を伝える事が出来る選手は世界をもぎ取っている事に気付きました。(お願い上手な選手が多いと言ってもいいです)
だからこそ、契約選手に私が必ず伝えるあるフレーズがあります。それは「プロのスポーツメンタルコーチである鈴木颯人を利用して下さい」です。
というのも、どうしても選手によっては私と対等な関係であると思えない人がいます。先生と生徒みたいな関係になりがちなんですよね。
もちろん、それが悪い訳では無いのですがもっと成長して欲しいし、夢を叶えて欲しいからこそこのフレーズを伝えています。
私はどんな選手であっても、お互いを認め合うプロとしての自覚を求めます。それは例え中学生であってもです。
この感覚が無いと自分の人生が他人任せの人生になりかねないからです。この事を「他人軸」と言います。他人軸だからこそ気を遣い過ぎてしまうのです。
何度も言いますが人に迷惑を掛けなければワガママだっていいのです。その典型が寝る時間をズラしたり1人の時間を増やすことになります。
今回は家族関係の話を引き合いにしてお伝えしてますが団体競技でも同じ事が言えます。力を合わせる為にも自分のコンディションは大事です。
普段からメンタルを整える為にも、自分軸を手に入れる為にも自分の時間を大切にしてくださいね(^^)
それではまた明日。
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