スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
4月29日から、
コロナウイルスによって
試合がなくなり目標を失った
全てのアスリートに向けて書きます。
このブログの使い方
このブログは1日で
完結するものではありません。
日を重ねることで「変化と安心」を作っていくことを目的に綴っていきます。スポーツメンタルコーチ鈴木颯人が近くで語りかけるような内容にしていきたいと思っています。
この先、コロナウイルス によって
どんな落とし穴があるかは誰もが未知数です。
さらには、
この非常事態を乗り越えた人は誰1人いません。
だからこそ、
このブログを読んでくれている
皆さんと繋がりを感じたいと思います。
そして、この繋がりから皆さんの成長を加速させられるヒントを伝え続けられたらと思います。
もし良かったら、
コメントお待ちしております。
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是非ともリツイートもよろしくお願いします。
スポーツメンタルコーチ
鈴木颯人
自分を見失ってしまう
このコロナの期間中に自分を見失ってしまう人が少なからずいます。その多くが、自分の未来であったり、競技の未来を考えても答えが出てこないからです。。。
考えたくなくても無意識に考えてしまう…何もコロナだからとは限らずネガティブな状態になれば自然な気持ちの現れだとも言えます、、、
しかし、この時期に未来について語るのはとても酷であるとともに、見たくない未来をシッカリと直視する勇気も求められます。
辛いけど、前を向きたい…そんな人を思って今日のブログを書いています。
自粛による家での生活。それによって仲間と話す時間が減ったり…指導者とのリアルな場でのコミュニケーションが減りました。
しかし、相対的にあるコミュニケーション手段だけは格段に増えました。それがネットです。LINE、インスタ、Twitterなど、リアルで繋がらなくてもオンラインで繋がれることを皆さんは既に知っていたと思います。
しかし、今回の騒動でそのsnsの強さをより理解したと思います。
それによって格段に人との繋がりを実感できだと思います。しかし、ここで私が伝えたいのはネットでのコミュニケーションは諸刃の刃であることです。
恐らく多くの人が気付いていると思いますが、ネットのコミュニケーションにはタイムラグ(時間差)が必ず生じます。
SNSでは１つの意見を伝えるのに(返信)、私たちはシッカリと考えてから伝えることが出来ます。だからこそ、誤った発言になりにくい側面がある一方で感情までは伝わりにくいのがネットでのコミュニケーションの特徴でもあります。
私はこのblogであっても凄く熱い気持ちで書いてると自負してますが100%この気持ちが全ての人に伝わらないもどかしさもあります。
だからこそ、ネットで介する言葉には感情が伝わりにくいです。そして、感情が伝わらない文字情報だからこそ自分の意見がストレートに相手に響かせることも出来ます。
しかし、ストレートに伝わるからこそある問題も生まれてしまいます。それこそが「相手の意見で自分を見失ってしまう」事です。
そして、気付いた時には「自分軸」を見失い「他人軸」で物事の価値観が決まってしまう人になってしまいます。
自分軸を持つには？
他人軸で生きるとどうなるか？事例を挙げるとわかりやすいかなと思います。私が1番驚いた話の中で「白いカラス」という話があります。ご存知でしょうか？
ある有名高校の指導者は全国にも名を馳せる指導者だったそうです。その強さの秘密は「軍隊」並の高い規律がありました。
この監督が選手に伝えていたのが「白いカラスはいる！」という話でした。皆さんは信じられますか？笑
監督の指示は絶対。未だにこんな世界があるのか？と驚くのですがそういう指導者は多いようです。この白いカラスがいるかどうか？ご存知の方はネットで調べたことがあると思います。
この時に監督さんは何を思って「白いカラスはいるんだ！」と言ったのか？その真意は未だに不明です。しかし、この白いカラスがあたかもいると選手たちに思い込ませる事に意味があったのではないかと思うのです。
つまり、監督の言ってることを信じる選手を起用して、信じない選手はバッサリ切っていく手法です。短期的な決戦においては監督が選手に信頼されてるのはとても大事だと思います。
しかし、信じてもらう為の手法がとても残念ですよね…笑
また、そういった場所で育った選手はある弊害が生まれます。それは、指導者の指示がないと動けなくなる事です。
なので、プロチームからは「〇〇高校出身の選手は創造性に欠ける」という烙印を押されているそうです。もちろん、選手の中にはプロを目指す子もいるので高校名だけで評価されるのは残念です。
自分で考えて行動出来なければプロアスリート以前に1人の人間として問題が起きかねないと私は危惧しています。
そうなら無い為にもシッカリとした自分の意見を持つこと、そして「自分軸」を築き上げる姿勢は未来を切り開く大きな武器になります。
そこで皆さんにお勧めしたいのがスマホの使い方になります。
通知をオフにする
有難い事に私はこの9年で沢山の選手と知り合うことが出来ました。その数は1万人を超えました。今では長期で契約している選手は25名に限定させて頂いております。
さらにはまた本を6月に出版する予定です。執筆活動も重ねながらも選手のサポートや講演会は本当に大変です。
しかし、うつ病で何もかも失った人間だった私にとって、こうして多くの人からご支持を頂き様々な場所に呼んで頂けることに感謝しかありません。
こういった活動の中でも多くの人からメールをいただきます。必ず目を通すようにしており、メールで返すのが大変なので今ではボイスメモで返信をしています。
しかし、その際にあるルールを自分に課しています。それは、メールのチェックは必ず1日に2回と決めていることです。それが朝と夜です。
契約選手については緊急性が高いのですぐに返信が出来るように私のLINEのアカウントを教えています。
そしてLINE以外のSNSの通知は全てオフにしています。そして、自分で決めたルールに沿ってメールやSNSをチェックする生活をしています。
稀に、私とのコーチングやセミナーで常にスマホが鳴り続けている人がいます。この状態って皆さんはどう思いますでしょうか？
さらにいえば、自分軸と他人軸という観点から見たらどう思いますか？
そうなんです。こういった日常の何気ない習慣から私たちは自分軸が保てない生活を送っているのです。
人間の大脳新皮質の大きさから予測される、安定して関係を保てる「友人」の数は、約150人ほどだと言われています。この上限のことを、「ダンバー数」と呼ぶそうです。
個人的にはもっと少ないと思っています。社会的にも便利な世の中になってきたのは事実です。その１つにSNSの発展は革命的な出来事だったと思います。
しかし同時に私たちはSNSの発展とともに人間が本来持つキャパシティー(容量)を超えたコミュニケーションをとっているのも事実です。
モノは使いようによっては自分自身を大きく苦しめてしまうものです。是非この機会に通知機能をオフにしてみては如何でしょうか？
きっと忘れかけていた心の静寂を取り戻せると確信しております。今日はここまでです。
それではまた明日お会いしましょう。
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