神は愛です。愛の内に留まる人は、神の内に留まり、神もその人の内に留まって下さいます。このように、愛が私たちの内に全うされているので、裁きの日に私たちは確信を持つことができます。イエスが天でそうであるように、この世で私たちも、愛の内にあるのです。愛には恐れがありません。完全な愛は、恐れを締め出します。恐れには懲らしめが伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。私たちが愛するのは、神がまず私たちを愛して下さったからです。「神を愛している」と言いながら、自分の兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える自分の兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができないからです。神を愛する者は、自分の兄弟も愛すべきです。これが、私たちが神から受けた戒めです。
(新約聖書「ヨハネの手紙Ⅰ」4:16-21)