自戒も込めて シラ書19:4-19 | 星垂れて平野闊く 月湧いて大江流る

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すぐ人を信用する者は、心が軽々しく

罪を犯す者は

自分の魂に対して過ちを犯すことになる。

悪を楽しむ者は、非難を浴び

快楽に抵抗する人は、自分のいのちに冠を戴き

口を慎む人は、争いに無縁な生涯を送る。

お喋りが嫌いな人は、心が軽くなる。

人の言葉を決して受け売りするな。

そうすれば、おまえが損をすることはない。

友だちや敵のことを、あれこれ人に話すな。

自分の罪にならない限り、他人の秘密を明かすな。

さもないと、おまえの話を聞いた者は、警戒して

折があれば、憎しみを露にするようになる。

噂を聞いたら

それを死ぬまで胸にしまっておけ。

安心せよ。

それで、胸が張り裂けるものでもあるまい。

愚か者は、噂によって産みの苦しみを味わう。

あたかも子を産む女が陣痛に苦しむように。

太腿の肉に突き刺さった矢

それが愚か者の腹の中にある噂なのだ。

 

友に問い質せ。

彼は、何もしていないかも知れない。

何かしていたとしても、二度としなくなるだろう。

隣人に問い質せ。

彼は、何も言っていないかも知れない。

何か言っていたとしても

二度と繰り返さないだろう。

友に問い質せ。

しばしば中傷に過ぎないものだ。

噂は一切信じるな。

心ならずも口を滑らせてしまう者もいる。

自分の舌で罪を犯したことのない者が

いるだろうか。

隣人を脅す前に、問い質せ。

あとは、いと高き方の律法に任せよ。

主を畏れることは

受け入れられることの初めであり

知恵は、主の愛を得る。

主の戒めの知識は、いのちの教えであり

主に喜ばれることを行う人は

不死の木の実を味わう。