「J」をupする日なんですが、ちょっとこっち側に事情が生じまして(近日中に発表できると思います)、休載させて頂きます。ごめんなさい。
代わりと言っちゃ何ですが、あさってくらいからまた、別の小説をupしていこうと思いますんで、よかったらおつきあい下さい。
「鬼哭の夜 『カキタレ』」は何人かの漫画雑誌編集者に見てもらったんですが、それは枝葉末節というか、的外れだ、そりゃあんたに読解力がないだけだ、と思う批判が殆どだった中で(ひどい人だと、本文どころか作品概要すら一行も読まずにこき下ろしたりとか。ちなみにS学館のクソ親父です)、割と当を得た、鋭い意見だと思ったのが、「真亜夜が馬鹿すぎて共感できない」というものでした。
名前出しても問題ないかな?講談社ヤングマガジンの若い編集者さんでした。
名倉「そうかも知れません。でも、その辺りは男性と女性でもちょっと捉え方の差があるかも知れませんね」
編集者「うん、それはね、大事な所なんですよ。うちの主な読者層は男性ですからね」
正に作品のテーマの本質を衝く一撃と言える( ̄^ ̄;)
あたしがこの作品に込めた思いなんて語り出すときりがありませんし、前に言いました通り、特に必要がない限り、そういうことをするのは好きじゃないんです(昔は、「これでもかーーーーっっっっ!!!!」てくらい語ってましたが)。
真亜夜は確かに、一途というより馬鹿かも知れないし、依存しすぎ、執着しすぎかも知れません。もうホンマにどっかの誰かみたいです。「女性だけど全然共感できない」って人もいっぱいいると思います。
でも、だからって殺されてもいいか、殺されないといけないか、或いは彼女の死は自業自得かっていえば、決してそんなことはないと思うんです。