「10歳の壁」
私も、大学時代の友達から、初めてこの言葉教えてもらったんだよなー・・・
あの頃はまだ、息子は幼稚園で、友達は私より4年ばかり早く子供産んでいたから、
ちょうど、10歳くらいだったのだろう。
何となく憶えているのは、
10歳の壁と言われていて、ここで急に学力の差がでてくる。
算数なども難しくなるから、それを乗り越えられるか、はたまた置いてきぼりになるか・・・
確かに、その辺りから学習面で急に難しくなるのは事実らしいのだけど・・・
そもそも、この「10歳の壁」(「9歳の壁」)というのは、障害児教育、とくに聴覚障害の教育で使われていた言葉なんだって。
例えば、今まで具体的なものの考え方(リンゴが5つあって、2つ食べた。残りは?)だったのが、その先、抽象的なことやイメージ的な思考をしなければならなくなるのに、そこの壁を乗り越えるのが難しいと。
そうだよね。確かに、どうやって教えるんだろうって思っちゃう。
で、今では、それは聴覚障害児に限ったことではなく、学習面のつまずきなど、この年頃に多いことから、やたら、言われるようになった。
やたら、煽られるようになった。
確かに、マスメディアの過剰な煽りには腹が立ったりもするのだけど、
やはり、我が子のこととなれば心配で、煽られてると、分かってはいても、「10歳までにこれだけは!」みたいな見出しがあれば、ついつい気にはなってしまう。
でも、壁という、ちょっとマイナスなイメージではなく、10歳辺りって、本当はすごく成長する時期で面白いんだよ!ってことを本書では言っている。発達心理の面からこういう風に成長していくんだ〜って言うのが分かって面白い。
これを読むと、息子の???????????な言動も、
あー・・・・成長のための、助走?
なんて思えるから、ちょっと楽になるかもしれない。
わかっていたことだけど、子供の頃の自由時間って本当に大事なんだよね。。。
うちは、十分とれたのかなぁ?
