しばらくぶりの更新です。

実は今、妻の実家である蘆花島(ノファド)に来ています。

義母が本土の病院に検査へ行かなければならないというので、キョンアさんと付き添いで送り迎えをしてきて、そのまままだ島にいます。

 

考えてみると、こういう時間の使い方ができるのもフリーランサーのいいところですね。

会社勤めやお店の経営をしていては、なかなかこうは動けません。

翻訳の場合は、ネット環境さえあればどこでもできるので、場所にはとらわれずにすむ。

…ということを実感しつつ、蘆花島の図書館でこの文章を書いています。

 

↓蘆花島について

 

 

話がちょっと飛びましたが、4月から本格的にWebtoon翻訳の仕事を始めた、というところまで前回書きました。

 

当初の目標は「翻訳だけで生活費+若干の貯蓄ができるぐらいの月給を稼ぐ」というものでした。

で、結論から言うと、5月の給料(4月の仕事分)で達成できました。

具体的な金額はカドが立つのでアレですが…。

 

最初はやり方がよく分からない部分も多く、かなりテンパりながら毎日やり過ごしていましたが、

4月末頃からはだいぶ慣れてきて、西帰浦に引っ越してからは少し余裕も出てきました。

 

細かい仕事内容の話はまた今度するとして、この数か月で分かってきたことをザックリまとめると…

①Webtoon翻訳(韓国語→日本語)の仕事はかなり多い(人手不足というのは本当っぽい)

②ただ、新作が出る時期や翻訳者への割り当ての関係で、翻訳依頼が少なくなったり途切れることもある。

③仕事のやり方はエージェント会社によって微妙に違う

④翻訳料はエージェント会社によってけっこう違う

 

取りあえずこんなところでしょうか。

 

①に関しては、ほぼどの会社の担当者もすでに忙しそうな上、口をそろえて「これから仕事量が増えそうだ」と言っています。

ある会社からは「仕事が増えそうなので正社員になってくれ」というスカウト(?)のようなものもありました。

場所がソウルだったので、あっさり断りましたが。

Webtoon翻訳市場は今のところ順調に伸びていることが感じられます。

 

②もそれに関係がありますが、全体の翻訳量や契約している(または社内の)翻訳者の数はエージェント会社によってけっこう差があるのではないかと思います。

そのため1つの会社だけと契約していると、翻訳の分量が減ったり、Webtoonの連載が途切れて仕事自体がなくなることもけっこうあります。

なので当然、毎月の給料もけっこう不安定です。

複数のエージェント会社と契約していれば、ある程度この不安定さは吸収できるとは思いますが。

 

③は会社ごとのシステムの問題です。

エージェント会社はそれぞれ独自のプラットフォームを持っており、そこに僕たちは翻訳原稿を納品するという形が取られます。

直接翻訳を入力するプラットフォームのところもあれば、Excelファイルで納品するところ、フォトショップに翻訳を入力して納品するところなど、やり方はまちまちです。

最初はこれがこんがらがってけっこう大変でした。

 

④についは興味のある方も多いと思いますが、基本的にWebtoonの翻訳は1話ごとで報酬を計算します。

会社や作品によって報酬は変わるのですが、ざっくりでいちばん低いもので2万ウォン(約2200円)ぐらい、いちばん高いもので8万ウォン(約8800円)ぐらいと、かなりの幅があります。

僕が翻訳するスピードで、1話を翻訳するのに30分から1時間30分(これもけっこうまちまち)ぐらいかかっているので、それを目安に考えると時給どれぐらいの仕事か見えてくるのではないでしょうか。

人のよってはもっと速かったりもっと遅かったりするとは思いますが。

 

ということで、4月から今まで3か月ぐらいWebtoon翻訳の仕事をやってきましたが、今のところ収入はわりと安定しています。

やはり複数のエージェント会社と契約するというところがミソのようです。

 

次回は具体的な仕事内容について話してみようかと思います。

 

(つづく)

 

※次は月曜日に更新します

 

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