キム・ジュンス ミュージカル”ドリアングレイ”OSTソロ曲音源公開
10月10日に「ドリアングレイ」のOSTが販売されました

これは録音風景?真剣な眼差しですね

こんなに可愛いのは反則 ビハインド ポスト密着取材
密着ビハインド
naverのイラストが可愛い

これは水蒸気のでる電子タバコ。小道具です。
タバコはこんな風に、真ん中は持たないよ(笑)
Crucial Star (Feat. XIA )
♪Ain’t Nobody Like You (또 있을까 싶어)

http://youtu.be/glcKOwO7f7k

ジュンスがフューチャリングに参加しました
ミュージカルの歌唱と違って程よく力の抜けた
心地よい歌声が素敵ですね
「ドリアングレイ」公演 10月1日 昼公演
この日は昼公演だから、ホテルから江南駅そばの
カカオショップに寄ってこちらをお買い上げ❗️
ジュンスが楽屋で履いてたスリッパです

カカオショップって韓国で大人気なんですね〜

店内は大混雑でレジまで長蛇の列でしたよ
その後は地下鉄で会場へ
江南駅から二梅駅までは新盆唐線で一本だからすごく便利

ニ梅駅から歩いて10分くらいで城南アートセンターが見えてきます。
城南アートセンターの大看板
晴れた空にぴったりののぼり
のぼりを4枚ともいれて写真を撮ってみました
10月1日 昼公演の席はB区15列
ど真ん中の席でジュンスが正面にくるから、集中できました。
最初のジュンスの登場の時に私の前に向かって来るような気がしたよ(笑)
前回1幕を書いたので、レポは2幕からです
その前に新プログラムの台本にキャラクター紹介されてます。
(翻訳機で不明な部分はブログMY ONLY XIA様から訳をお借りしました)
ドリアングレイ
美の象徴
18歳の美少年に理想的な外見と天地無垢な性格を維持したが、
ヘンリーに会って彼の影響で永遠の美しさと罪の意識がない快楽に対する
欲望を欲している
しかし、破滅に駆け上がりながら良心から自由のない自分に苦しむ。
ヘンリー・ウォットン
知性の象徴
26歳の卓越した知性とウイットに万人に愛されるッロンドン社交界の中心人物
断定的な言葉の新享楽主義者としてドリアン・グレイ誘惑し堕落の道に落下させた張本人で
世の中のすべての道徳観念をあざ笑うかのように、愚かなこの世の煩雑を冷笑的に見下ろしている学者。
ドリアンをつうじて善悪の破顔?を遂げようとしたが、失敗したことを認めている
バジル・ホールウォード
芸術の象徴。26歳。ロンドンの嘱望される画家で、自分が描いた肖像画のモデル、
ドリアンに特別の愛情があり、美は純粋で善良なことを信じてこれを崇拝する
芸術家であり理想主義者。
彼の天才性はドリアンの肖像画で頂点を究めたが、その肖像画がこれ以上この世の中のものでないと分かるようになる瞬間、彼によって殺される
シビル・ペイン16歳
シャーロット15歳
そして二幕は1904年 ロンドン
20年後だが、ドリアンの見かけは18歳のまま
ヘンリー、バジル46歳、シャーロット35歳
年齢とキャラクター設定はミュージカルを
理解するうえで重要な要素ですよね。
思ってた年齢より全然若かった
ジュンスの実年齢は30歳だから、18歳の役作りを頑張りましたね
二幕は、美しい容姿と純粋な魂の持ち主のドリアンが
どんどん悪に染まって破滅の道を歩んでいく。
だから一幕よりスピード感があり面白いです

肖像画がその度に顔がケロイド状のものに赤く蝕まれていく様子が
おもわず目を背ける程怖かった

2-1. お前は誰だ(넌 누구):ドリアン、肖像画
二幕の動画のダイジェスト
今見ると観劇を思い出してウルウルします

額縁を持った肖像画と戦うドリアン
額縁とぶつかるんじゃないかとハラハラします
醜くなった肖像画を屋根裏部屋に閉じ込める
2-2. 感覚の完成(감각의 완성):ヘンリー
ヘンリーを訪ねて、姉シビルの自殺の真相を知りたがるシャーロット
2-3. 何が待っているのか(무엇이 기다릴까):ドリアン、バジル
ドリアン:何が怖くて、その絵が見たいのですか?
私を愛していたあなたの心がバレるかと思って?
バジル:そうだ、私は君を愛したよ。
君は私にとって芸術そのものだったから。
ソファで何回も足を組み替える仕草をするからその度におみ足が見えちゃう

ドリアンが履いている編み上げ靴が可愛いです

醜く変わった絵を見せたくないドリアンが、バジルを誘惑するシーン

ガウンの前が思い切りはだけて、チラリズム

バジルでなくともドギマギしてしまう色っぽさです

チュッ

の音も大きくて
ハラリとガウンを垂らして見える背中が華奢で滑らかで、
男なのに綺麗過ぎる

全シアペンが双眼鏡でガン見のシーンです

2-4. 漂う悪臭(일렁이는 악취):ブランドン夫人、アレン他
2-5. あなたはどこに(넌 어디로):女性合唱
阿片窟で阿片に溺れるシーン
若い姿のまま望んだ欲望に忠実に生きることの苦痛から逃れたいようにも思えます。
雄牛の頭飾りを付けた男性ダンサーのセクシーな
ダンスが妙に気になってしまいました。
2-6. 夢を見ていた幼い少女(꿈을 꾸던 어린 소녀):シャーロット
シャーロットに付け狙われ殺されそうになるが、ドリアンが自分は若いままだから
人違いだと嘘をつく
2-7. もう一人の自分(또 다른 나):ドリアン
スクリーンに映像が写り、逃げ惑うドリアンと重なるのですが、
本人が全面に出て背景がスクリーンのほうが良いようにも思いました。
でも臨場感と迫力は満点でした
2-8. Life of Joy:ドリアン、ヘンリー、バジル
三人の力強い歌声を聞かせるシーン
2-9. 悪の華(악의 꽃):合唱
仮面をつけ、胸をはだけたヘンリー役のウンテさんが
大人のセクシーさで素敵でした

変装して舞踏会に紛れ込むシャーロット。
ドリアンに襲いかかりもみ合いになるが2階のテラスから
誤って落下して命を失う。
シャーロットとドリアンのシーンもスクリーンに映し出される映像と実際の演技が交差した、実験的なものでしたよ。

ヘンリーが純粋だったドリアンとの昔を回想するシーン
ウンテさんのおだやかな声が心地よい曲です。
2-10A. 君を見送る(リプライズ)(너를 보낸다 (Reprise))
ドリアンにフランスに行くことを告げるバジル
そして美しかった魂が変わってしまったことをなじられ、
逆上したドリアンにバジルが刺されてしまうシーン
2-11. 消え果てた美しさ(사라진 아름다움):ドリアン、ヘンリー
「君はもはや美しくない」と叫んで階段を上がり屋根裏部屋へ駆け込むヘンリー
ヘンリーの名を泣き叫ぶドリアン
2-12. ドリアン・グレイ(도리안 그레이):ドリアン
友情も魂もなにもかも失ったドリアン…
首にナイフをあて自害します
やっとすべての苦しみから解き放たれたドリアン
原作ではドリアンが醜くなった肖像画をナイフで切り裂くと
ドリアンは老いさらばえた老人になった死んでしまう。
でもミュージカルでは、醜くなった肖像画は前の美しい姿に変わり
ドリアンは綺麗な青年のまま死んでしまう。
カーテンコール レクイエム
10月5日 カーテンコール動画
自害したドリアンが生前死に追いやった友人やシビル
そしてバジル、ヘンリーから許されて良心の苦しみから解き放たれる
カーテンコールの演出で二幕の切ないまでのドリアンの苦しみが浄化されます。
最初は使う場所がなくてオクラ入りするかもしれなかった曲が、
ジュンスのアイディアで採用されたそうです。
公演を観るまでは、このカーテンコールの意味がよくわかりませんでしたが、
実際の流れの中でみると素晴らしいエンディング

毎回の公演で繰り返される三人の固く抱き合う様子は
一つの作品をお互い切磋琢磨しながら作り上げた安堵の表情でもあるのですね

ドリアングレイが18歳の絶世の美男子という設定で今のジュンスにしか出来ない役柄だったのかもしれません。
そして今後、ジュンス以外の俳優が引き受けるとどんな舞台になるのでしょう?
純粋で愛くるしい青年から、欲望のまま生きる顔や妖しく誘う顔などこんな表情も
するんだという驚きもありました

大人になったジュンス
そして、上半身をはだける露出の多いシーン

ドリアンがソファで屈んだときにお腹のたるみがまったくなくてビックリ

ふと思いましたが、ぜい肉ひとつないこの肉体が
ドリアンの永遠の若さを表現していたんですね。
創作ミュージカルは難しいけれどあえて挑戦したことに拍手を送りたいです

ブログを書きながら、台本を読んだり、動画を観たり音源を聞いたりするうちに、
どんどん深みにはまりこんで抜け出せなくなります。
「ドリアングレイ」はそんな深い探究心をそそる作品かな?
公演観覧後、感想をまとめることでより愛着が湧いてきて、
出来ればもう一度観に行きたい

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もう無理だなぁ
美しいって罪だニャー

ノエルは平凡な猫でいいニャン
