九州百名山の旅も、もう10日前のことになってしまいました。
今回の旅では色々初めてのことが多く、今後のためにも記録に残しておこうと思います。
九州旅行をされる気のある方の参考になればうれしいです。
さて、今回の旅行の日程はこの通りでした。
九州本土の百名山5つを5日間で制覇する考えですが、当初は熊本周辺の3つで考えてました。
阿蘇山、祖母山、九重山の最高峰のみに登頂するなら、それぞれ行程10Km以内、累積標高も1000m前後ですから、夏に磐梯山周辺を3つやった時の経験から大丈夫と思いました。
さらに日程を詰めていくと、あと2日日程を増やすことは可能ですし、開聞岳、霧島山も同程度になるので、連続5日は心配でしたが可能だろうと判断しました。
これが百名山でもこんなレベルだったら近く同士でも続けては無理だと思いますが・・・
今回の場合は、各日ともさほど疲労は残らなかったので、中日は観光したりとかもできました。
さて、次はかかった費用についてです。
まずは交通手段についてから
九州は遠距離ですので交通費が嵩みます。
そう何度も行けないので、一気にやってしまおうと思いました。
合計で8万円強かかっていますが、今回は大阪への法事のついでに行きましたから東京-大阪往復の3万円は必要経費なので、実質5万円程度で済んだと思っています。
まず新幹線ですが、行きの東京-大阪は普通にのぞみで行きました。
(ここを夜行バスという手もありましたが、金曜夜の東京ー大阪間はあまり安くなかったです)
熊本と鹿児島間を移動するのに、九州新幹線を使っています。
いつもの私なら、このくらいの距離で新幹線に乗ったりしませんが、
熊本-鹿児島間は各駅停車で行っても4,350円になります。
時間も新幹線で46分が、4時間以上かかるようです。
また、途中第3セクターしかないので、青春18キッパーの鬼門になっているようです。
という訳で、九州新幹線は偉大のようです。
まあ、シートもグリーン席みたいでよかったですけどね。
次に大阪-熊本間ですが、
こちらは一晩の直通夜行バスの限界くらいなんでしょうか。
大阪-鹿児島も、東京-鹿児島も基本的に乗り継ぎになります。
そうすると朝の時間に乗り継ぎをするので、目的地到着は結構遅い時間になります。
大阪-熊本間は3列シートタイプで10,700円と結構リーズナブルでした。
到着も8:30頃でレンタカー借りて、その日に阿蘇まで行って登れて、ちょうどよかったです。
そして現地の足となるレンタカーは、今回は会社の福利厚生プランで割引料金が使えました。
昔は半額位で借りられたようですが、今はそこまで安くはなかったです。
熊本の3日間は一番小さいKSSクラス、鹿児島の2日間はN-BOXのあるKSクラスでした。
熊本の方もKSにしたかったのですが、この日程ではKSSしか空いていませんでした。
ただ、そのため熊本の方はキャンプ泊にしたのですが、比較できてよかったです。
ともに軽自動車でしたが、一人で乗る分には問題なく、山道でも普通に進みました。
驚きだったのは、その燃費の良さで、熊本は400kmほど走って16L、燃費は23.8km/L!
ガソリン代は3,000円弱とか、自分の車ではあり得ないですね。
鹿児島の方も318Kmで16L強とよかったですが、N-BOXは若干燃費が落ちますね。
あと、軽自動車のくせに、オートアイドルストップとか車線はみだし警告とかもあります。
N-BOXに至っては、バックカメラ、シートヒーター、オートハイビーム切替まであります。
一番びっくりしたのは、車線変更アシストで、道がカーブに差し掛かるとハンドルを自動でその角度位に回してくれるものでした。
私の車ももう12年ですからね・・・最新の車の装備に驚きまくりました。
それと、一応私の車は外車なのでウインカーとワイパーが反対で、曲がるときに何度も間違えてワイパー作動させてました。
さて、鹿児島から東京へは飛行機を使います。
私は正直、飛行機ってあんまり好きではないのですが、この距離ですから仕方ないです。
飛行機の良いところは、新幹線と比べて割引が大きいことですね。
1か月以上前に予約したら、LCCだとJAⅬ/ANAの半額位で行けます。
正規料金は4万円以上するようですから、かなり安いですね。
逆に飛行機のいやな点ですが、
このボーディングパスが昔から何も変わってないですね。
やたらとサイズデカいし、QRのある切り取り線が落ちそうで、搭乗までストレスでした。
いい加減にチケットレスにしてほしい。
(もしかしたらJAL/ANAはチケットレスになってたりするかな?)
あと、不満な点として
・出発の30分-1時間前には来ておかないといけないこと
・大きな荷物は預けないといけないこと(手荷物受取も時間かかってイヤ)
・座席が狭くて窮屈。シートベルトして座ってないといけない。
・(追記)着陸の降下の時に耳が痛い。年中鼻詰まりの私にはこれが不快です。
と新幹線にくらべて不自由なことこの上ないですが、
今回はこれにやられました。
荷物預かりまで時間があって、モバイルバッテリーとかは機内持ち込みにしないといけないとかの注意は見たのですが、肝心のこれが(当たり前すぎるのか)注意ありませんでした。
キャンプ用品の入ったザックですから、ガスカートリッジ・ライターは当然あります。
荷物の透視検査で指摘されたのですが、一番下に入れていたので、パッキングが全部やり直しになりました。まあ、時間はたっぷりあったので、取り出してOKでしたが。
なお、ガスカートリッジは機内持ち込み不可なので没収されました。
あと、自転車輪行だったらCO2ボンベとかもアウトなんでしょうね。
今回の旅行で老後の移住先に九州っていいかな・・・と思いましたが、何かあった時に飛行機に乗らないといけないことを考えると、その考えは冷めてしまいました。
さて、次に宿泊費です。
これは普通の旅行に比べると、圧倒的に安いはず。
1.2泊目はキャンプ泊で1泊あたり1,800円、3泊目はネカフェで4,150円、4泊目が車中泊で1,800円。こうしてみるとネカフェがだいぶ高いな(笑)
車中泊は停まるだけならタダの道の駅とかも使えるので、非常にリーズナブルですね。
ただ、寝るだけの快適さでいうと、ネカフェが一番快適だったかな。
続いて食費です。
1日目夕食、2日目3食、3日目朝・昼食で、酒代(ビール2本・ワイン1本)込みで4,352円
地元のスーパーで買い物したのですが、物価が東京よりかなり安くないか?
3日目夜は鹿児島の街で黒豚とんかつと自家製さつま揚げ
4日目夜は車中泊の食堂で舟盛りアジフライ定食と、結構豪華にいただきました。
後は雑費として温泉代やお土産代とかもありますが、主要なものとしてこんな感じでした。
今回感じたポイントとしては
・宿代は高い。キャンプや車中泊は有効
・軽自動車の燃費は驚異的(早く車買い替えたほうがいいかな?)
・現地レンタカーは往復の移動が楽。(でもレンタカー代は高いな) というところでした。