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solve the secret

まぶたの裏 へばりついた 宇宙を旅してんだ


50/50 フィフティーフィフティー

$solve the secret-50/50

監督/ジョナサン・レヴィン
脚本/ウィル・レイサー
キャスト/ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、ほか。


とても面白かった。
カメラがとても好みだったし
出しゃばらない感じがよかった。
若い監督なんだろうな、とは思ったが
35歳って…!若すぎ…

ジョセフ・ゴードン=レヴィットのかっこよさと
アナ・ケンドリックの可愛さは言うまでもないとしてね。

演出も技術も役者も出しゃばらない感じ。
そこにすっと入ってくる音楽がまたいいんだこれが。

後半、あるシーンから、今まで見えて来なかった感情が一気に現れてくる。
と、観客の中に今まで溜まっていた感情も一緒に現れてくる。
涙もそりゃあ流れてきます
この「あるシーン」は見た人にしか分らないけど。
いやいやいい映画だったなぁ。納得。

下ネタがんがん飛ばしてくるけど
嫌な気はしないので、ぜひ

前評判通りシリアスな題材をコミカルに描く、ということに、成功している映画でした。




『のんちゃんのり弁』

$solve the secret-のんちゃんのり弁
(2009年・日本)

監督/緒方明
脚本/緒方明、鈴木卓爾
録音/横溝正俊
キャスト/小西真奈美、佐々木りお、岡田義徳ほか


出戻りの小巻は、職歴なし、資格なし。でもかかさず毎日娘のお弁当は作っていた。そんなある日小巻は運命を帰る“サバの味噌煮”と出会う。コメディタッチで描く三十路女の物語。

コミカルで、ハッピーなのに
人物の感情が細密に描かれていて
見終わった後に、映画見たな~なんて
ぽっと暖かくなってる映画だった。

キャストが全員ぴったりしていて
この人たちじゃなきゃダメなんだ!と思わせる。
のんちゃんの可愛さにはただただきゅん。

ありきたりな感想だけど
お弁当がとにかく美味しそう!

一番好きなシーンはのんちゃんの卒園式と
最後ののりを千切りながら泣くところ。

録音は横溝正俊さん。
ご本人にもお会いしたことがあるんだけど、凄くまっすぐな方で
論理的に何事も冷静に考えられる方だなあとでした。
手がけた作品は、東京タワー、僕は妹に恋をする、いつか読書する日、てぃだかんかん、ボックス!など。
『天国からのエール』

$solve the secret-天国からのエール

多数のアーティストを排出する、あじさい音楽村の創設者中曽根陽さんの実話。中曽根さん(劇中では大城)と高校生の心のふれあいを描く感動作。
(2011年・アスミックエース)

監督/熊沢誓人
脚本/尾崎雅也、うえのきみこ
録音/矢野正人
キャスト/阿部寛、ミムラ、桜庭ななみ、ほか


監督が学校に講師できてくださってるのです。
演出論の授業でフィルムで鑑賞。
監督は本当に魅力的な人で、
優しくて、真剣で、(関係ないけど)イケメンです。
そんな人がどんな映画を撮るんだろう、と
凄く楽しみにして見た。

ら、やっぱり熊沢監督じゃないと撮れない映画だと思った。
人の凄く繊細な心の動きや、映画としての流れがとてもよかった。

途中から黒澤明監督の『生きる』を思い出していて
自分の体の限界を分りながらも、心で最後まで仕事(自分のやりたいこと)をする
という主人公に何か教えられるものがあった。

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監督が意図したのかは知らないし、多分してないと思うんだけど(笑)
生きるのブランコのシーンと、スタジオに一人でいるシーンはとてもよく似ていて
あそこがすごく良かった。

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後半はミムラが画面に出たら、条件反射みたいに泣いてた。
鍵を渡す、渡さない、というシーン…
演技も、鍵の音も最高だった。

スローモーションと音楽という演出が結構あったのと
ライブシーンのプレイバックが上手くいっていて、いいなあ、と思った。
画も音も光も、すごく透明感があった。
すぐになくなってしまいそうな、空気を捉えていたと思う。


録音技師の矢野正人さんは今第一線で活躍している技師さんで
LoveLetter、タッチ、腑抜けども、女の子ものがたり、告白、デンデラ
と話題作を立て続けにやっている方。
携わった作品を見ていて
やっぱり“透明感“というキーワードが出てきた。
台詞が綺麗な印象の映画が多い。
録音って、作品のイメージも関わるんだな…当たり前なんだけど。
黒澤明監督、市川崑監督、今村昌平監督の作品にも助手として参加していたんだそう!凄いな。
最後のライブシーンの音は、とっても身にしみて、よかった。
阿部寛さんはたちつてとが気になるけど
それもめちゃくちゃかっこいいんだけど
その魅力を消さずにどう整音したのかが気になるところ。


まだ劇場でやってるところあるかなぁ?
機会があったらぜひ見てほしい映画。
邦画の力を感じさせられた。