お品書き
前々回は
① 2021年度の実績ボーダーと抽選確率まとめ
② 2018年から2021年の実績ボーダーの伸びと2022年実績予測
です。
前回は
③ 大幅に伸びた馬の分析
④ 私の結果
今回は
⑤ 結果予測と実際の結果のずれ
⑥ 最終結果との相関が高かった情報
です。
今回の内容は結果予測に関する内容なので、私の備忘録的な意味合いが強いです。
読んでもあまり役に立たないかもしれません。
続いて、予測と実際のズレの表
抽選確率を予測するのは票数の総数さえ読み間違えなければ比較的簡単です。
中間で総票数が少なければ少ないほど伸び率が高くなる傾向にあり、今年もそれは変わっていません。
総申込口数が最終中間発表で
1000超え 1.7倍
800超え 1.9倍
500超え 2倍
300超え 2.2倍
それ以下 2.4倍
800超え 1.9倍
500超え 2倍
300超え 2.2倍
それ以下 2.4倍
抽優口数が最終中間発表で
400超え 1.5倍
300超え 1.7倍
200超え 1.8倍
150超え 1.9倍
100超え 2倍
70超え 2.2倍
それ以下 2倍
300超え 1.7倍
200超え 1.8倍
150超え 1.9倍
100超え 2倍
70超え 2.2倍
それ以下 2倍
が目安になります。今回はまだ計算していませんが、おそらく同じような感じだと思います。
抽選確率予測は 85点ぐらいはあげれると思います。
実績値予測が難しい理由
実績を予測するのは、抽選確率よりもかなり難しいです。
当たり前ですが、中間発表では実績は発表されません。
そして、実績は、総申込口数とも、抽優申込口数とも必ずしも連動しないため、どの馬が実績値何位なのかというのを予測するのがまず難しく、さらに実績値の順位を予想できたとしても、どの順位がどれぐらいの実績になるのかという予測が必要なので、二重の予測が必要になってきます。
実績値予測の方法
実績値の順位は、過去の傾向を見るに総申込口数をベースに考えるべきですが、総申込口数だけでなく、一口当たりの価格に大きく左右されます。
例えば
ショウナンパンドラ(一口20万円)は、申込口数59位ですが、実績順位は30位です。
ツルマルワンピース(一口14万円)は、申込口数は14位ですが、実績順位は4位です。
メテオーリカ(一口4万円)は、申込口数は10位ですが、実績順位は35位です。
ユードントラヴミー(一口4万円)は、申込口数は15位ですが、実績順位は33位です。
そこで、今回開発した方法は、総申込口数に一口価格の四乗根を掛け合わせて順位を出すという方法です。
中間の総申込口数だけから実績予測順位を出すと、相関係数は0.903ですが、一口価格の四乗根を掛け合わせると相関係数は0.949にまで跳ね上がります。
ちなみに、今年は抽優の申込口数と実績値との相関係数が高く出ています(0.96)が、例年はもっと低い(0.85前後)ので、今年だけの現象の可能性が高いかなと思います。
次に予測実績値の出し方ですが、これは、過去の実績値のゾーンごとの伸び率を出して、昨年度の実績値のゾーンごとにその倍率をかけて出します。
しかし、今年は200から300万円のゾーンが、例年の倍率よりも伸びが激しかったため、そのゾーンの予測値がずれてしまったという感じですね。
実績値予測は50点ぐらいでしょうか。
来年は誤差30万円未満を5割越え目標ですね。
中間発表以外で参考になる情報
netkeiba、一口馬主DB、募集時動画、おうちツアー動画で相関係数を比較。抽選確率
①netkeiba 0.847
②一口馬主DB 0.800
③募集時動画 0.764
④おうちツアー 0.663
①②平均 0.918(2位)
①③平均 0.907(3位)
②③平均 0.830
①②③平均 0.923(1位)
実績
①netkeiba 0.716
②一口馬主DB 0.812
③募集時動画 0.795
④おうちツアー 0.667
①②平均 0.875(2位)
①③平均 0.859
②③平均 0.863(3位)
①②③平均 0.911(1位)
②一口馬主DB 0.812
③募集時動画 0.795
④おうちツアー 0.667
①②平均 0.875(2位)
①③平均 0.859
②③平均 0.863(3位)
①②③平均 0.911(1位)
動画は単独での相関は低いが、平均させると高くなるという謎。
まあ動画はペンディングで来年も①②の平均で出して、来年も募集時動画を平均させた方が相関が高くなるということであれば動画も加えますか。
さいごに
みなさん、シルクの募集馬検討おつかれさまでした。 こんなマニアックな記事のさいごまで読んでいただきありがとうございます笑
おかげさまで、シルクの募集期間中はたくさんのアクセス(最高一日6000!)やいいね、コメントをいただきまして、楽しく募集馬検討できました。
私は、自分の出資馬が出走するたびにこまめに更新できるようなまめなタイプではないので、シルク関連の更新は、明日から数日、出資馬について語って以降はしばらく途絶えると思いますが、また来年の夏、お越しいただければと思います。
キャロット会員、ノルマンディ会員の方は、まだまだキャロット、ノルマンディ関連の更新続きますので、引き続きご覧いただければと思います。
ではでは。