水五訓 その2
「水五訓」 その2
行ってみましょう。
「一つ、障害に遭いて
激しくその勢力を百倍するは水なり」
う~ん、カッコいい。 ヘ(゚∀゚*)ノ
商売やってると、いいことばかりじゃない。
当然のように悪いことも起こる。
でも、そういう悪いことが起きたときの
身の処し方で、社長の真価が問われますね。
何しろ、多くの人にとって「安全」とか「安心」って
物凄く大事なことでしょ。
できれば、問題にぶつかりたくない。
そうだからこそ、いざというときが社長の出番。
「平穏なときは俺の出る幕じゃない。
トラブルが起こったとき、イレギュラーな事態にこそ
俺は役に立つ」
そういう覇気みたいなものが無いと、
社長って務まらないと思います。
どんな困難も跳ね返す強さ、
困ったときほどパワーが出ちゃう強さ
そんな強さに、
人はついていきたくなるんですね。
水五訓 その1
黒田如水という戦国武将がいます。
豊臣秀吉の軍師をやってた人で、
その頃は黒田官兵衛と呼ばれていました。
この人、かなり立派な人で、
後世に「水五訓」という言葉を残しています。
彼自身も自ら「水の如し」と名乗っているように、
もともとは武士の心得だったものですが、
これが経営者への教えとしても大変良いので、
連載風にご紹介させていただきましょう。
まずは「水五訓」 その1
「一つ、自ら活動して
他を動かしむるは水なり」
う~ん、深い。 ( ̄▽+ ̄*)
小さい会社の社長って自分で何でもやっちゃうでしょ。
そりゃ、会社の中では、何をやらせても
社長が一番上手にできるでしょう。 最初は。
でも、自分ひとりでは色々と限界が訪れちゃいます。
「他を動かしむる」ということが
上手じゃないといけないなと思います。
会社が大きくなるってことは、
人間の数が増えていくってことでもあるから、
これができないと、
会社はいつまでも小さいままなんでしょうね。